ガスにおおわれた焼岳 大正池にて
MRC スノーシュー例会 
上 高 地
 
 3月6日、7日スノーシュートレックに参加した。3月5日大阪枚方を貸切バスで出発。途中高山で昼食、フリータイム。恵比寿本店で老舗のそばの昼食、高山の古い町並みを散策した。その後、今夜の宿、沢渡のペンション「しるふれい」に向かった。

3月6日、夜半から雨風で朝になっても雨は止まず。小雨降る中、ペンションの送迎バスで釜トンネル前に着いた。釜トンネル入口で、地元ガイドの「くらっぽ探検隊」の松場さんに案内されて、トンネルに入る。釜トンネルは、2005年に完成した。トンネルは2車線で、全長1310m、勾配も10.9%と素晴らしい。ヘッドランプを点灯してトンネルを歩く、勾配が緩やかになったとは言えなかなか手強い。トンネルを歩きながら大正末期から建設が始まり昭和8年に完成、その後改良されたトンネル談義で楽しんだ。私が始めて上高地に入ったのは1966年で細く、岩むきだしの曲がりくねったトンネルをボンネットバスが時々壁にぶつかりながら、エンジン全開で喘ぎながら通った記憶を思いおこした。約25分で上高地側に抜ける。川端康成のトンネルを抜けるとそこは雪国だったなどと話しながら抜け出したが、期待は全く違っていた。

 静寂な雪景色を期待していたが、車道は工事車両通行のため除雪され、全く雪がなかった。まわりも雪が解けて白銀の世界にはほど遠い感じだ。おりしも小雨の中で、ガスに覆われて景色も全く見えない。焼岳も山頂までは見ることはできない。上高地の代表的な景色の大正池から穂高吊尾根の景色は見ることはできなかった。

 大正池ホテル辺りでスノーシューを装着して、梓川沿いにトレックを始めた。近くの景色を楽しみながら少し辛いトレッキングだった。田代池では少し幻想的な神秘な景観を楽しんだ。田代橋から川沿いにバスターミナルへと歩いた。残念ながら穂高の雄姿や、六百山辺りの岩景色や大正池に映る焼岳は遠のいてしまった。バスターミナルで昼食にした。

 午後は河童橋まで行く予定だったが中止して、下ることになった。下りは道路から少しはなれて、道路沿いの林の中を歩いた。この時期しかはいれそうもない林のは古木や、変形した木など目を楽しませてくれた。大正池ホテルから往路を引き返し、釜トンネルを抜けて、ペンションの出迎えバスでペンションに戻り、温泉で疲れを癒やし夜の部を楽しんだ。明日の天候を願いながら就寝した。

釜トンネル入口でスノーシューの説明

釜トンネルを抜ける

焼岳

大正池の風船式堰堤(空気の量で堰堤高さを調節)

大正池ホテル前でスノーシューを装着

上高地のビューポイントだが!

スノーシュートレッキング

焼岳をバックに

スノーシュートレッキング

スノーシュートレッキング

田代池

田代橋

スノーシュートレッキング

六百山

ハイポーズ!

ガスの岳沢(時々吊尾根が見えた)

ガスの岳沢(時々吊尾根が見えた)

バスターミナルで昼食

一面雪のバスターミナルを横断

スノーシューハイキングで古木を見るのも楽しみだた

大正池にて

無事釜トンネル入口に戻る
乗鞍高原スノーシューへ
  
 

コース
3月5日
  枚方(8:00)=[貸切バス]=高山(12:10/昼食・観光/14:00)=沢渡(15:00)
  ペンション「しるふれい」(泊)
3月6日
  しるふれい(8:30)=[送迎バス]=釜トンネル(8:50/9:12)〜トンネル出口(9:38)〜
  大正池(10:08)〜大正池ホテル(10:30/10:40)〜田代池(11:20)〜田代橋(11:53)〜
  バスターミナル(12:25/昼食/13:05)〜帝国ホテル(13:31)〜〜大正池ホテル(14:18)〜
  釜トンネル(15:20)=[送迎バス]=しるふれい(15:40)(泊)
3月7日
  しるふれい(8:30)=[送迎バス]=休暇村乗鞍高原(9:08/9:23)〜原生林の森〜
  牛留池(10:00)〜善五郎の滝(10:57)〜観光センター〜アルム(12:08/昼食/12:45)
  =[貸切バス]=しるふれい(13:10/入浴/14:00)=枚方(20:00)

天 候  3/6小雨 3/7小雪 
参加者 14名 
実施日 2010.03.05〜03.07