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三角点探訪 | ||
高 千 穂 峰 標高1574m | ||
4月10日、高千穂峰に登った。4月9日、19時大阪南港鴎埠頭をを出航、10日朝8時30分に宮崎港に着いた。 宮崎港から韓国岳登山グループと、高千穂登山グループが同じバスで出発した。最初えびの高原で韓国登山グループを降ろし、我々は高千穂河原登山口へと向かった。えびの高原では、まだ登頂していない韓国岳を眺めて登りたくなった。 |
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韓国岳 えびの高原より |
韓国岳 えびの高原より |
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韓国岳 えびの高原より |
韓国岳 えびの高原より |
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高千穂河原登山口に到着。高千穂河原ビジターセンター、土産店などがあり、中央には大きな鳥居がある。ここが登山口で、霧島古宮跡へ広い道が続いている。霧島神宮はその昔、高千穂の峰と御鉢の間の脊門ノ丘にあったが噴火で炎上し、高千穂河原に移ったが、その後の大噴火などに襲われ、現在の場所に再興されたという。その故宮跡は現在も天孫降臨神籬斎場として祭祀が継続されているという。 | ||
高千穂河原 大鳥居 |
高千穂河原 登山口 |
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霧島古宮址 |
霧島古宮址 神事の様子 |
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故宮跡の右手側から廻って、いよいよ高千穂の峰へと出発した。道は途中の急登になる手前まで石畳の道が続いている。その昔は、御鉢の向うまで石畳が続いていたのだろうか。思いをはせるとなんだか興味が湧いてくる。 標高1150m辺りまで来ると石畳もなくなり、火山岩の急登になる。特に赤茶色の軽石のような火山岩のガレ場で非常に歩きにくい。できるだけ黒い岩の上を歩いて登る。登るにつれて周りの景色も見えてくる。振り返ると左、南西方向には遠くに桜島が見える。西側には霧島市街地が、右北西方向には韓国岳か新燃岳が見えると思ったがあいにくの曇りで、中岳がなんとか見える程度だ。 小一時間で御鉢の肩に到着した。ここで御鉢を眺めながら昼食にした。 |
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霧島古宮址を出発 |
高千穂峰へ石段と石畳を登る |
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石畳から火山岩の急登が始まる |
振り返ると桜島が見える |
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急登が続く |
中岳、新燃岳が・・・韓国岳はガスで見えない |
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下界を振り返ると素晴らしい展望だ |
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急登が続く |
急登が続く |
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急登が続く |
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中岳、新燃岳がガスに包まれてきた |
北側の火口壁が見えてきた |
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御鉢はほぼ円錐形ですり鉢をのような形状をしている。中央は白く花の中央の様なイメージだ。数箇所から水蒸気が吹き上げていて、巨大な生き物のようだ。火口壁も火山爆発の脅威を残しているような感じがする。 昼食を火口縁の馬ノ背を歩き、御鉢と本峰の間の背門ノ丘に着いた。ここには前述した霧島神宮のあった場所だ。ここから山頂まで直登で標高差約150mを一気に登る。約30分で山頂に着いた。 高千穂峰山頂中央には、天ノ逆鉾が突き刺さっている。この周りに方位盤や三角点、山頂山小屋などがある。高千穂峰は標高1574mで、一等三角点になっている。高千穂峰には、1866年坂本竜馬がおりょうさんと新婚旅行で登ったとされ、しかも二人で天ノ逆鉾を引き抜いたとか。 下山は往路を戻った。赤茶の火山岩のザレ場の下りは、滑りそうで気をつけながらの下山になった。馬ノ背辺りまで下って、ふり返ると本峰の左下がものすごいアンダーカットになっていて驚いた。またそこには、ガスが吹き上がってきて自然の大きさと脅威を感じた。また登りには感じなかった火口壁の赤茶色の生きているような状況には、またまた自然の猛威を感じた。 |
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御鉢 |
南西側の火口壁 |
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御鉢 所々より水蒸気が出ているり |
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御鉢の馬ノ背 |
御鉢の馬ノ背 |
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背門ノ丘(御鉢と高千穂峰の鞍部) |
背門ノ丘から高千穂峰へ |
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信者の参拝の列が見える |
高千穂峰山頂に到着 |
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高千穂峰山頂にて |
高千穂峰山頂の天の逆鉾 |
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高千穂峰山頂の方位盤と三角点 |
高千穂峰 二等三角点 |
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高千穂峰 御鉢より(北側の崖が脅威) |
高千穂峰 御鉢より |
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御鉢 南西側 |
御鉢 北東側 |
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御鉢の馬ノ背 |
御鉢 |
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御鉢 |
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御鉢を戻る |
火山岩の滑りやすい下り |
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古宮址と御鉢の外輪山 |
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故宮跡に下山すると、鳥居の上に御鉢が見えていた。ビジターセンター前の駐車場には、一足早く韓国岳からのグループが待っていた。バスに乗って移動し霧島神宮にお参りした。朱色の美しい神宮だった。境内の展望台から開聞岳と噴煙の桜島を遠望することができた。 途中スーパーに立ち寄り、宮崎港から、カーフェリーで大阪へ。太平洋は往路も同じだったがやはり揺れがきつくて大変だった。4月11日無事大阪南港かもめ埠頭に着いた。 楽しい山旅を案内いただいたリーダーさんに感謝します。ありがとうございました。 |
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霧島神宮 |
開聞岳と噴煙出す桜島 霧島神宮より |
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コース |