大菩薩嶺 大菩薩峠にて
日本百名山
富士山展望の山
大菩薩嶺
 
標高2057m

Vol.1
上日川峠〜唐松尾根分岐〜大菩薩嶺〜大菩薩峠〜唐松尾根分岐〜上日川峠
 
 11月6日、7日と一泊二日で大菩薩嶺に行った。大阪梅田を8時にバスで出発。名神中央道をうんだりするほど長時間乗った。恵那SAで昼食、勝沼ICで高速を降りて一般道を走り、上日川峠に到着。朝8時に出てもう4時前、およそ8時間もかかった。

 上日川峠に着くと、福ちゃん荘の主人が軽トラックで荷物を取りに来た。峠から空荷で夕日の射すカラ松やブナの林を約30分緩やかな登りを歩いた。夕暮れの景色を楽しんでいると福ちゃん荘に到着した。今日はここで宿泊だ。山小屋の上の尾根に明日登る大菩薩峠辺りが見えていた。

 山小屋には、皇太子殿下、雅子様が御休憩になられたとかで、写真が沢山飾っていった。夕食後達磨ストーブに手をかざして団欒の一時を過ごした。夜は満天の星空で明日は良い天気になりそうだ。就寝。

登山の説明 上日川峠にて

上日川峠を出発

福ちゃん荘まで空荷で登る

夕日に染まるカラマツ

福ちゃん荘(標高1720m)

大菩薩峠(右上) 福ちゃん荘より

唐松尾根分岐(右唐松尾根 左大菩薩峠)

達磨ストーブを囲んで
 11月7日、朝6時20分過ぎ唐松尾根分岐にある福ちゃん荘、標高1720mを出発。大菩薩嶺へは、右回りで大菩薩峠から登る少し緩やかな道と、左回りの唐松尾根を登る少し急登のコースがある。我々は唐松尾根から登った。

 出発して10分ほどは緩やかな登りだったが、それ以降は急登になってくる。20分ほど登ると、後ろの木々の間から富士山が見え始めた。6時44分右手林の奥から太陽が昇ってきた。みんなわくわくしながら期待を込めて登る。1時間ほど登り、標高1920m辺りに来ると富士山が美しく見えてくる。

 富士山から南アルプスの連山が大パノラマになって大変素晴らしい。欲を言えば太陽が射して青空になってくれればもっと嬉しいのだが、中くらいが良いのだろうか。振りかえり振りかえり富士山を眺めながら登攀、約1時間30分で雷岩に到着。ここからの展望は素晴らしいが、一先ず山頂へと向かった。10分ほどで山頂に到着した。

 大菩薩嶺は、標高2056.9mで三等三角点になっている。山頂は雑木が茂っていて展望は望めない。大菩薩嶺は、深田久弥は大菩薩岳とよんでいるそうだが、源義光が後三年合戦際、戦の神に「八幡大菩薩」と唱えたことが由来とか。しばらく山頂に居て、雷岩へ戻った。

大菩薩連嶺案内図 分岐にて

唐松尾根から大菩薩嶺へ登山開始

木々の間から富士山が顔を出す

カラマツ林に朝日が昇る

富士山が見えるぞ早く登ろう

富士山の眺望が良くなってくる

富士山と南アルプスの大パノラマ

富士山

富士山

富士山

富士山

富士山と南アルプスの大パノラマ

富士山

雷岩

大菩薩嶺 山頂に到着

大菩薩嶺 山頂にて

大菩薩嶺 山頂

大菩薩嶺 三等三角点(標高2056.9m)
 雷岩でしばらく景色を楽しんで、大菩薩峠への尾根道を下った。左側にいつも富士山を見ながらの約30分の楽しい尾根歩きだ。富士山の時間とともに変わる様子を見ながら歩く。南アルプスの連山の眺めもなかなか良い。右端に八ヶ岳そして遠くに雪を頂いた乗鞍岳が印象的だった。

 大菩薩嶺の山容はなかなか見えにくいが、賽の河原辺りから親不知の頭辺りから見ることができる。大菩薩峠からの見れるが、いずれも山頂部は奥になり見えない。

富士山と南アルプスの大パノラマ

富士山

富士山をバックに 雷岩近くにて

聖岳 赤石岳 悪沢岳    塩見岳 濃鳥岳 間ノ岳 北岳     甲斐駒ヶ岳
南アルプスの大パノラマ

        聖岳 赤石岳 悪沢岳                  塩見岳 濃鳥岳 間ノ岳 北岳 
南アルプスの大パノラマ

富士山

富士山

雪の乗鞍岳と八ヶ岳遠望

賽の河原

親不知の頭
 

富士山

大菩薩嶺 親不知の頭より

大菩薩峠へ

富士山

大菩薩峠への下り

大菩薩峠にて

大菩薩峠
 大菩薩峠に8時35分到着、ガイド本によく出てくる標識が目についた。大菩薩峠は、山梨県塩山市(現、甲州市)と北都留郡小菅村の鞍部と峠で標高は、1897mだ。小説、大菩薩峠で知られた峠だ。大菩薩峠は、中里介山作の長編時代劇小説。幕末、剣士机竜之介が主人公で大菩薩峠に始まる生き様を描いている。毎日新聞などの掲載された。

 峠の介山荘で、何人かは暖かいものでくつろいでいた。ゆっくり休憩した後、下山した。この下り道は比較的緩やかな道だ。途中2軒ほどの山小屋があったが、どうも営業していないようだ。富士見山荘と思われる壊れかけた展望台辺りから、最後の富士山鑑賞ができた。

 福ちゃん荘に戻り、ゆっくり休憩してから上日川峠に下山した。きたときはここまでバスが来たのだが帰りは、列石登山口まで歩くことになった。

大菩薩峠を下山

富士山 富士見山荘近く

福ちゃん荘に下山

マユミ

福ちゃん荘の看板 皇太子殿下・雅子様御休憩所

大菩薩 安全祈願

福ちゃん荘からの下り

上日川峠に下山
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コース
11/6
 大阪梅田(8:00)=[バス]=<名神・中央道>=恵那峡SA(11:40/昼食/12:20)=
勝沼IC(14:48)=上日川峠(15:48/15:55)〜
唐松尾根分岐 福ちゃん荘(16:22) (泊)
11/7
 福ちゃん荘(6:22)〜<唐松尾根>〜雷岩(7:26)〜大菩薩嶺(7:34/7:46)〜
雷岩(7:53)〜標高2000m地点(8:08)〜賽の河原(8:22)〜親不知の頭(8:25)〜
大菩薩峠(8:35/8:49)〜福ちゃん荘(9:22/9:39)〜上日川峠(10:03/10:08)〜
千石茶屋(11:15)〜裂石登山口駐車場(11:31)=[バス]=
甲州市交流保養センター(11:40/入浴・昼食/12:57)=<中央・名神>=
梅田(18:05)

天 候  11/6 晴れ 11/7 晴れ 
参加者 13名 
実施日 2010.11.06-11.07  
ツアー  毎日新聞旅行