生石ヶ峰
松愛会かたの山歩会
生石ヶ峰 標高870m
小川宮〜<直登コース>〜生石ヶ峰〜生石神社〜<桜の小路コース>〜小川宮
 
 11月11日、松愛会かたの山歩会に参加した。交野を6時50分貸切バスで出発。第二京阪ができて非常に早くなった。紀の川SAで休憩して、海南東ICで降り、紀美野町へ。右手に生石ヶ峰が見えてきたところで、橋を渡り山に向かって南進。小川宮でバスを降り、ここから歩き始める。標高は120mで、山頂まで標高差750mのコースだ。

 登りのコースは直登コースで、20分ほど車道を歩くと、橋の袂から尾根への取り付きがあり登りの始まりになる。道は木々でうす暗く、少し急登だ。しかもコンクリートで舗装されているので疲れが直接伝わってくる感じだ。歩き始めて約40分で大観寺の到着。

 大観寺は、高野長峯霊場第四番札所で、十一面観音菩薩が御本尊だ。生石ヶ峰に登るハイカーの休憩の場になっているという。

 大観寺を出るとすぐ、弘法大師の押し上げ岩がある。弘法大師が若い修行僧時代に、生石山に登ったとき、通行の障害になったこの岩を、押し上げたという。窪みはそのときの手形だという。

 広い車道から広い林道に入り、しばらく林道を登って行くと、大きなシラカシの木がある。樹齢350年とか記してあった。

小川宮登山口

橋を渡り登山道に入る

舗装された登山道を登る

車道に出ると大観寺に到着 

大観寺

大観寺の大イチョウ

弘法大師の押し上げ岩(へこみが手の跡)

林道を登る くくりわなに注意

シラカシ 樹齢350年

シラカシから左の山道に入る
 シラカシの木から左折して山道へと入っていく。今までコンクリートの爪先上がりの疲れる道だったが、ここからは地道になる。小さな岩や石ころ道を登り、標高を上げていく。顎が出てきてバテ気味の人も出てきた。極めつけは最後の階段道だ。喘ぎながら最後の力を振り絞って全員頑張った。

 登りきると、山の家おいしで、一面ススキの高原になる。生石高原だ。山の家の上に笠石があり、広々と前が広がっている。ススキと遠くの山を眺めながら昼食にした。

 昼食後、ススキの高原を楽しみながら歩いて、山頂の生石ヶ峰へと登った。生石ヶ峰は、標高870mで、一等三角点になっていて、360度の大パノラマが楽しめる。大峰の山々など連山を楽しむことができる。

石ころの多い道を登る

最後の階段道は厳しい

山の家おいしに到着

ススキ

笠石

生石ヶ峰

生石高原 笠石(左)生石ヶ峰(右)

生石高原 笠石(中央)生石ヶ峰(右)

大峯の山々を展望

生石ヶ峰

ススキ

生石ヶ峰をバックに

リンドウ

ノギク

生石ヶ峰 山頂にて

生石ヶ峰 山頂にて

生石ヶ峰 一等三角点(標高870.1m)
 生石ヶ峰を後に、生石神社へと下った。呼称が異なるので少し気になった。山は、「おいしがみね」で、神社は「しょうせきじんじゃ」と呼ぶそうだ。

 生石神社の御神体は大岩のようで、西暦989年この地に一夜にして、高さ十六丈(約48m)の立岩が出現、「生石大明神」と崇敬され、社殿が造営されたという。

 桜の小路コースを下り、登山口の小川宮へと下った。下山途中紀美野町毛原中の棚田を遠望して楽しんだ。

 小川宮に無事下山、バスで黒潮温泉へと向かった。黒潮温泉は、和歌の浦を眺めながら入浴できる。なんでも、地下1500m、1億年前(白亜紀)の地層から湧き出す天然温泉だそうだ。大変気持ちの良い音さんだった。温泉の後は黒潮市場で買物をして、和歌の浦の夕日を見ながらビールで乾杯した。ご案内いただいたリーダーさんはじめ御世話を頂いた方々に感謝申し上げます。素晴らしい旅をありがとう。

生石ヶ峰を下山

生石神社上の紅葉

生石(せいせき)神社

生石神社 御神体(高さ48m)

紀美野町毛原中の棚田

生石ヶ峰

渦潮市場で夕日を見ながら一杯

夕日
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コース
 交野(6:50)=[貸切バス]=海南東IC=紀美野町=小川宮・登山口(9:05/9:10)
〜<直登コース>〜大観寺(9:52/9:58)〜山の家おいし(11:08/11:14)〜
笠石(11:15/昼食/11:40)〜生石ヶ峰(11:57/12:13)〜生石神社(12:25)
〜<桜の小路コース>〜小川宮(14:03)=[貸切バス]=
黒潮温泉・黒潮市場(14:46/入浴/16:30)=交野(18:00)

天 候  晴れ 
参加者 16名 
実施日 2010.11.11