剣山山頂 一等三角点(標高1954.7m)
 かたの山歩会 
剣  山 標高1955m
見ノ越・剱神社〜西島〜大剱神社〜剱山本宮・頂上ヒュッテ
〜剣山〜二度見展望所〜西島〜見ノ越
 
 6月16日、かたの山歩会で四国は剣山へ行った。交野を6時15分に出発、かなり早い出発だ。高速に乗り明石海峡大橋から鳴門大橋そして四国路を走り美馬ICから剣山へと入った。天候が危ぶまれたが予想通りバスが走り始めたころから雨が降ってきた。雨はきつくなったり小康状態になったりの繰返しだ。

 見ノ越に11時前に到着、登山準備をして雨の中出発。始めって来た時は見ノ越からリフトで西島まで上がってしまったが今日は、登山口からの登りだ。

 剣山登山口から剣神社参道の石段を登り、剣神社にお参りして出発。登山は神社の右側から登りはじめる。リフトの下をくぐり標高差約300m小雨の降る若葉の道を登る。大きな岩を巻いて登るとミヤマクマササの原に出る。標高1700mの標識を過ぎるとすぐ西島に到着。

剣山登山口剣神社参道を出発

剣神社右から登山道へ

西島へ

西島まで400m

大きな岩を巻いて登る

西島
 西島はリフトで上がってきた上の駅だ。遊歩道はたくさんあるが鳥居のある大剱神社への道をとった。この道は尾根や谷筋の道ではなく巻き道で緩やかな登りだ。標高1800m標識を過ぎると程なく大きな岩が見えてきて大剱神社に到着し、参拝。この辺りの岩がビューポイントだがガスで全くだめだ。

大剱神社へ
大剱神社へ

大剱神社へ

大剱神社へ

大剱神社の大岩

大剱神社
 大剱神社から20分ほどクマザサの道を登ると鳥居がありその上に剣山本宮がある。お参りして昼食にしようと思ったが依然雨は止むどころかさらに強くなってきたようだ。山頂ヒュッテにお願いして中で昼食をとらせていただいた。この雨で誰も来ないだろうと親父さんらは下山したようで息子さんらしい方が一人残っておられた。元気なお父さんにお目にかかりたかったが残念だった。

 昼食後、雨風が強くなる中出発、階段を登り上に出ると、なんと暴風だ。たたきつける雨と飛ばされそうな風、木道をなんとか進んで山頂に到着。山頂での滞在もままならぬので早々に下山開始。当初は次郎笈まで行って剣山を眺め下山する予定だったが残念だった。

大剱神社の大岩と奇岩

剣山本宮へ

剣山本宮の鳥居をくぐる

剣山本宮に到着

剣山本宮

剣山本宮と頂上ヒュッテ
雨風で寒い 気温は9℃だ
剣山山頂へ木道を横殴りの雨に耐えて進む

剣山 山頂

剣山 一等三角点(標高1954.7m)
 南東の突風が吹き荒れているので、急遽尾根の西側の斜面の道を下った。次郎笈へ行った場合戻ってくる道に出るのだ。二度見展望所へ下りここからアップダウンがあまりない巻き道を西島まで歩いた。西島から往路を引き返し見ノ越へと下山した。雨は残念ながら降り続けゆったりした山登りは出来なかったが、霧の中に浮かぶ新緑の木々など神秘的でまた霧が晴れた瞬間の木々は、汚れのない清々とした美しさを感じ取れた。

早々に風下に下山開始

西島へ

西島まで下山

見ノ越へ往路を戻る

剱山大権現鳥居前で記念写真

見ノ越に戻る
 全員無事下山し、バスで帰途についた。途中阿波PAに立ち寄り、阿波の土柱を鑑賞した。この土柱は世界三大土柱だそうで、チィロル(イタリヤ)、ロッキー(アメリカ)と土佐だ。阿波の土柱は吉野川の砂礫層が浸食されて出来たもので、約130万年前にこの地が川底だったときに出来たらしい。

 ここの土佐ランド新温泉で温泉につかり食事をしてしばらくくつろぎ帰阪した。交野には21時10分ほぼ予定通り戻った。緻密な計画とリーダーさんの案内に感謝申し上げます。また参加者の皆さんありがとうございました。

土柱高越県立自然公園 土柱

阿波の土柱

阿波の土柱 波濤嶽
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コース
 大阪交野(6:15)=[バス]=明石海峡大橋=鳴門大橋=美馬IC=
剣山・見ノ越(10:55/11:18)〜西島(12:04/12:10)〜大剣神社(12:29/12:33)〜
剣山本宮(12:51)〜頂上ヒュッテ(12:52/昼食/13:21)〜剣山(13:27)〜
二度見展望台(13:45)〜西島(14:07/14:13)〜見ノ越(14:45/14:57)
=[バス]=美馬IC=
阿波PA・土佐ランド新温泉(16:53/土柱見学・入浴・食事/18:25)=交野(21:10)

天 候  雨 
参加者 22名 
実施日 2011.06.16