串柿の玉暖簾
 かたの山歩会
三国山 標高886m  串柿の里
槙尾山公園口〜五ツ辻〜十五丁石地蔵〜千本杉峠〜
三国山〜七越峠〜串柿の里〜平
 
 11月17日、かたの山歩会で三国山に登rり、串柿の里へ下った。交野を7時貸切バスで出発。高速を走り、国道におりて和泉市道の駅いずみ山愛の里で小休止。槙尾川にそって槙尾寺へと走る。槙尾寺公園口でバスを降り準備体操をして登山開始。

 2010年槙尾山登山の折の下山口だった所が今回の登山口だ。公園の駐車場から登りはじめると杉林になり鬱蒼としていて薄暗い。30分ほど登ると五ツ辻に到着、ここで小休止。しばらく急登を登りがけを巻いて登ると展望台に着く。ここから和泉や富田林方向が開けて見える。

槙尾山公園口を出発

杉林を登る

五ツ辻に到着

五ツ辻を出発

急登を行く

がけを巻く

展望台

展望台から市街地を眺める
 急登をしばらく行くとやがて尾根道の出る。尾根道をアップダウンを繰り返しながら登って行く。少し登りが急になり我慢して登り切ると十五丁石地蔵に着く。小休止の後しばらく登ると緩やかな道になるが、登山道にそって木材が伐採されていて通れなく、上を巻いて登る。二十丁のお地蔵さんも巻き道に移動されていた。

 しばらく巻き道を行くと元の道に合流し、道路の拡幅工事が行われていた。広くなった林道をどんどん進んだ。途中分岐があったが綺麗な道をそのまま進んだ。しかし方向が違っているようだ。分岐まで戻って先に進む。広い林道ができ登山コースが分かりにくくなった為だ。

五ツ辻に到着

五ツ辻に到着

十五丁石地蔵に到着

十五丁石地蔵

伐採された木材で巻き道を行く

拡幅された道を行く

拡幅された道を行き過ぎてコースへ戻る

尾根道を快適に歩く
 千本杉峠を過ぎると三国山への登り道になる。しばらく登ると舗装道路の爪先上がりになりかなり厳しい。登り切る直前から杉林に入って行く。ここを登れば山頂だ。鉄塔を木々の間に垣間見て登り切ると三国山山頂に着く。

 三国山は、標高886mで三等三角点になっている。山頂は広いが杉林の中で足元には雑木がいっぱいだ。昼食場所にはあまり適しないので下山した。七越峠手前に少し広い場所があったので日当りのいいところでお弁当を広げた。

三国山が近づき林道の急登になる

三国山へ最後の登り

三国山に到着

三国山山頂にて 写真:山歩会Dさん

三国山 山頂

三国山 三等三角点(標高885.7m)

林道を下る

途中の広場でお弁当

七越峠 七越峠茶屋跡碑

七越峠付近より見る岩湧山

堂山分岐 串柿の里へ

串柿の里へ
 昼食後は、今日の楽しみである串柿の里を訪ねる。林道を七越峠へ、さらに30分ほど下ると串柿の里の高台に到着した。さっそく、串柿を作っている農家を訪ねた。柿の皮むきに興味があったが、見ているうちにみるみるむかれている。その脇では皮をむいた柿を串に刺しておられた。いずれも家族総増員の作業が短期間にしなければならないので大変なようだ。

 串に刺された柿は農家の軒下や干し場に一斉に吊るされる。柿の玉暖簾が山里の村を明るくしている。ほんのわずかな期間の繁忙期に、作業の邪魔をしにやってくる観光客をあえて受け入れ作業の傍ら接待する素晴らしい光景だ。単なる農作業だとじゃまじゃま、どいてどいての世界だろう。

 串柿の里で作られる串柿は、正月用に年末一斉に出荷されるそうだ。正月、床の間に飾られる干し柿は単なる柿ではなく、ふるさとの景色や観光客の思い出も詰まった串柿といえよう。串柿の里を訪れ、人々の温かさを感じ取ることができた。

 美しい玉暖簾を堪能し、笠田の野半の里で温泉に浸かり、一升瓶を囲んで談笑した。ご計画ご案内いただいたリーダーの方に感謝申し上げます。またご一緒いただいた皆さんありがとうございました。

串柿の里に到着

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

串柿の里にて 写真:山歩会Dさん

串柿の里にて

峠の茶屋

野半の里
ページ先頭へ
 
 

コース
  河内磐船(7:00)=[貸切バス]=槇尾寺公園口(8:25/8:47)〜五ッ辻(9:14/9:20)〜
  十五丁石地蔵(10:03/10:10)〜[桧原越]〜千本杉峠・三十丁地蔵(10:55)〜
  三国山(11:26/11:34)〜広場(11:43/昼食/12:13)宿山・七越峠(12:20/12:24)〜
  堂山分岐(12:34)〜串柿の里(12:55/大久保・平地区見学/14:08)〜平(14:08/14:28)
  =[貸切バス]=笠田・野半の里「蔵乃湯」(14:45/温泉入浴・食事/17:00)
  =河内磐船駅前(19:30)

天 候  晴れ 
参加者 18名 
実施日 2011.11.17