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関西百名山 | ||
五大尊岳 標高825m 大峰奥駈道 | ||
玉置辻〜大森山〜五大尊岳〜金剛多和〜大黒天神岳〜七越峯〜熊野本宮 | ||
11月27日、今日は昨日の玉置辻から五大尊岳を経て熊野本宮へと歩く。田花館を7時前にバスで出発、昨日の到達地点そして今日の出発地点の玉置辻まで登る。 玉置辻で登山準備をして、先ずは大森山を目指して7時30分に歩き始めた。ガードレールでバリケードされた林道に入って行く。地図で見ると車でいけそうな感じだったが、道幅も狭く少し広めの登山道のようだ。20分ほどで林道が終点になり登山道に、いわゆる大峰奥駈道だ。熊野本宮大社まで約13kmの長い行程だ。 登山道に入ると、急登の尾根の道で杉林の中をひたすら登る。玉置辻から約1時間で、大平多山、甲森分岐に到着、ここで小休止にした。 |
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玉置山から宝冠ノ森 玉置辻より |
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玉置辻を出発 |
玉置辻を出発 |
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しばらく林道を歩く |
奥駈道に入る |
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道標 玉置神社へ3km 熊野本宮へ12.7km |
大森山への登り |
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大平多山分岐で小休止 |
大森山への登り |
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分岐からも同じような尾根の急登が続く。分岐から15分ほど登ると左手、大平多山、子ノ泊山などと近くの山間に雲海が出て大変美しい。雲海はもっと下で美しかったが木々の間からしか見えず写真にはならなかった。分岐から25分ほどで大森山山頂に到着した。 大森山は、標高1078mで三角点は少し南に下った小ピークにある。大森山は杉林で展望は全くない。大森山から標高約1035mの鞍部に下り、三角点ピークの南峰までちょっと登り返す。 大森山南峰は、標高1045mで三等三角点になっている。三角点の点名は、大水の森だ。雑木が茂っていて展望は望めない。 |
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大森山への登り |
大森山への登り |
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雲海が美しい 大平多山・子ノ泊山・・・ |
大森山山頂に到着 |
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大森山 山頂(標高1078m) |
大森山 山頂にて |
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大森山南峰 山頂にて |
大森山南峰(大水の森) 三等三角点(標高1044.9m) |
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大森山南峰から五大尊岳へ下りが続く、標高差約210mの下降だ。最初しばらくは緩やかな尾根を快適に歩く、10分ほど歩くと下りが急になってくる。大森山から30分ほどで篠尾辻を通過する。 尾根を少し行くと急登になり、下りの体勢で歩いていたのが急に登りになりテンポが追いつかない。やっと登り切るとまた下りだ。結局大森山南峰から最低鞍部標高約740mへ標高差約300m下った。 |
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大森山から緩やかな尾根を下る |
下りが急になる |
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五大尊岳へ 篠尾辻 |
五大尊岳へ |
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急登になる |
五大尊岳へ |
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熊野川 |
五大尊岳へ |
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五大尊岳はこの急登を上がり、その向こうに見える標高825mの山頂を目指した。鞍部から標高差約40mのピークへ急登を踏ん張って登った。登り切るとここが五大尊岳の山頂だという。五大尊岳に二つの峰があり、北峰を五大尊岳と呼ぶらしい。 五大尊岳は、標高約785mで細い尾根の岩に不動明王がお祀りしてある。展望は木々で望めないが狭い山頂で記念写真を互いに撮り合うのでいっぱいだった。新しい不動明王の横に台座があり、平成17年に尊像は消失したそうだ。 北峰を後に一旦下り登り返す約15分で南峰に着いた。五大尊岳は、標高825mでのっぺりした山頂だ。杉と雑木山頂で道標に墨で「ここは五大尊岳 南峰 825M」と記されていた。この山頂を五大尊岳と呼ぶと思っていたが、低くても切立った岩尾根の北峰が主峰と呼ばれる生業が分かったような気がした。 |
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五大尊岳へ |
五大尊岳へ |
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五大尊岳 山頂(標高790m) |
五大尊岳 山頂 |
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五大尊岳 山頂にて |
五大尊岳 山頂 |
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時々展望できる |
五大尊岳南峰(標高825m) |
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五大尊岳南峰から急な下りが続く約1時間、標高差380mの下りだ。下っても下っても急な下りが続き少し疲れてきたところで標高約450mの金剛多和に到着。ここでお弁当を広げ陽だまりで昼食にした。昼食後、目の前の急登を登り返すと、大黒天神岳山頂に着く。 | ||
金剛多和へ急坂を下る |
金剛多和へ急坂を下る |
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時々展望できる |
金剛多和へ急坂を下る |
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熊野川 時々展望できる |
金剛多和へ急坂を下る |
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金剛多和 |
大黒天神岳へ登り返し |
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大黒天神岳は、標高579mで二等三角点になっている。山頂付近の杉は伐採され、シダで覆われていた。山頂以外は杉林で展望は望めない。 ここからは険しかった大峰奥駈道とは異なり、熊野本宮大社への悟りの道のようだ。約1時間標高差約300mをひたすら、時々景色を楽しみながら下った。大黒天神岳から30分たらずで送電線鉄塔を通過、さらに30分あまり歩くと宝篋印塔に到着した。この宝篋印塔の少し手前の尾根道から大きく蛇行する熊野川を望むことができた。 |
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大黒天神岳に到着 |
大黒天神岳 山頂にて |
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大黒天神岳 山頂 |
大黒天神岳 二等三角点(標高578.6m) |
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大黒天神岳を下山 |
熊野川 |
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熊野川大パノラマ 大居地区 |
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宝篋印塔の広場の下が山在峠で林道と交わっていた。ここで一人離脱、昨日の行動そして急朝一からの行動でかなり皆の足を引っぱってきたが、やっとここで工事車両が目に入りタクシーを呼ぶことになった。ヒマラヤのトレッキングなどにも参加している人で、旅行会社からみれば上得意さんなんでしょうね。パーティーとしては困ったものです。ただ、自分があんな風になって迷惑をかけるようになったら行きたい山も行けなくなるのかを考えると少し複雑な気もする。旅行会社のサブリーダがいれば少しは問題解消されるかもしれないが。 山在峠からまた尾根道に入り、吹越山から右折して下り林道を横切って、また山道に入る。吹越峠からしばらく行くと、杉林が開かれており展望広場になっている。 |
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宝篋印塔 |
山在峠(標高265m)に到着 |
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大峰奥駈道案内 |
七越峯へ |
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大峰奥駈道案内 |
七越峯へ |
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七越峯へ |
展望台 |
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展望広場から熊野川の蛇行した眺めが広がり、中洲には大きな鳥居が見える。先日の台風12号でこの中州も被害あった。川の水は清流ではなくまだ濁った水が流れ、河川は荒れていた。 中洲は、明治時代まで熊野本宮大社の本殿があった旧社地で大斎原(おおゆのはら)といわれている。この大斎原も水害で土砂が5センチほど堆積したそうだ。 |
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七越峯・備崎方面と熊野川大パノラマ 展望台より |
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熊野川と中州 |
中州 大斎原 |
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展望台で小休止し、七越峯を越え備崎橋近くの公園の駐車場に到着した。通常の大峰奥駈道の最後は備崎でわらじを脱いで熊野川を渡渉し、熊野川で体を清めて熊野本宮大社に参拝するのだそうだ。今回は渡渉をやめて備崎橋をバスで渡った。 | ||
七越峯 標石 |
七越峯 案内板 |
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七越峯山頂へ |
七越峯 大峰奥駈道標識 |
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七越峯(標高262m) |
七越峯から駐車場(備崎橋近く)に下山 |
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駐車場にて |
わたらせ温泉 |
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熊野本宮大社には昨日お先にお参りしたので、帰途についた。途中、わたらせ温泉で入浴し疲れを癒した。 わたらせ温泉から国道311、阪和道を経て梅田に20時30分戻った。リーダーさん、参加者の皆さんありがとうございました。 |
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1日目 玉置山・宝冠ノ森 | ||
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コース |