|
||||
大山 一等三角点 | ||||
四国の山 三角点探訪 |
||||
大 山 (おおやま) 標高691m |
||||
2月17日、四国の里山に出かけた。香川県東かがわ市と徳島県上坂町の境にある山で一等三角点と天測点があるので興味を持った。またこの大山の中腹にある大山寺は、「大山さんの力餅」有名だし、源平合戦に折屋島の戦いのとき源氏群が二手に分かれて襲撃したのは有名だ。そのときこのお寺の脇の道を義経、弁慶が通ったとかされていて大変面白い。この大山寺で義経が戦勝を祈願したそうだ。 大阪梅田を、7時50分バスで出発、高速を走り明石海峡大橋から淡路へと走った。途中淡路島南SAで休憩して大山寺に向かった。交通渋滞もなく予定より早く走れたそうだ。 大山寺に到着、登山準備をして大山へ登山を開始した。当初の予定では大山寺の分岐から大山越近くまでバスで上り、そこから歩く予定だった。 リーダーが大山寺の住職からおそわったという山道を行くことにした。入口の橋の袂には上坂町役場の看板に通行止と記されていたが、弁慶が通った道ということに引かれてその道に入った。 しばらくは広い道で快適だったが、竹薮になり竹が倒れて先を塞いでいたり怪しげな雰囲気になってきた。さらに進むと倒木があり、道がなくなってしまった。ここから雑木林の中を藪漕ぎというかそんな状態で前進した。まもなく林道に出る頃になって東進から南進になり下り始めた。目的地とは全く正反対方向に下ると、養牛場に出た。 ここから林道を逆方向に歩き、大きくUターンして目的方向になった。目的方向になったところで四国の道案内板があった。ここから地図と現在地がはっきりしてきて林道を登っていった。当初バスで来る予定のところに着いた。ここから直進の筈が左折し道路は行き止まりになった。ちょうど按配昼食時間になったのでここで昼食にした。 |
||||
大山寺を出発(通行止:上坂町役場の看板) |
広い道がつづく |
|||
竹薮になってきた・義経弁慶が通ったとか? |
倒木があり道が怪しくなってきた |
|||
遂に道がなくなった |
養牛場横に出てきた |
|||
大山(左)NTTアンテナピーク(右) 養牛場より |
||||
大山寺分岐辺りまで下り登り返し |
やっと四国の道案内板が |
|||
林道を登る |
左手木々の間に大山が見えてくる |
|||
NTTゲート前で昼食 |
NTTゲート |
|||
昼食を始めると小雪が舞い始めてかなり寒くなってきた。昼食を早々に済ませ、少し戻って前進した。車はここまでで、ここからNTTドコモ専用道路で通行禁止と書かれた札がクサリに下げられゲートになっていた。 小雪が舞い散る中NTTの工事用道路をひたすら登った。登り切るとNTT中継所がありアンテナが建っていた。ここから尾根を通って大山山頂まで歩く。快適な道を進み、一旦鞍部に下って登り返すと山頂に着く。 |
||||
NTT鉄塔はもう直ぐだ |
NTT鉄塔に到着 |
|||
鉄塔手前の右手より尾根道に入る |
尾根道を行く |
|||
尾根道を一旦下って登り返す |
大山 山頂に到着 |
|||
大山は、標高691mで一等三角点になっている。また、三角点に近くには天測点があった。天測点は天文測量をする為に設けられた基準点で全国に48ヶ所設置された。関西で私が訪問したのは京都の鷲峰山、舞鶴市の多禰寺山だ。山頂にはアンテナ鉄塔があり、雑木が茂っていて展望は望めませんでした。 小雪の中、大山から下山開始した。途中、黒岩大権現に立ち寄り大山寺へ下った。 |
||||
大山 山頂にて |
大山 一等三角点(標高691.3m) |
|||
大山 山頂にて |
大山 天測点 |
|||
大山 天測点銘版 |
大山 天測点上部 |
|||
雪の薄化粧を見ながら大山を下山 |
黒岩大権現へ3分 |
|||
黒岩大権現 |
大山を下山 |
|||
大山寺は、四国別格二十霊場の第一番で聞いた話によれば、弘法大師が四国八十八霊場を開く前にこの大山寺で修行を開始されたそうだ。ただ、四国二十霊場巡拝はは、八十八霊場巡拝に比べて少ないようで、山門の修復の浄財がいるようだ。しかし二十霊場と八十八霊場をあわせて一〇八の煩悩消滅のお参りをする人も多いそうだ。 登山が早く済んだので、八十八霊場一番札所にお参りすることにした。 |
||||
弁慶イチョウ 弁慶手上のイチョウ(樹齢800年) |
弁慶イチョウと大山寺本堂 |
|||
大山寺 本堂 |
大山寺 大師堂 |
|||
大山さんの力餅モニュメント |
大山寺納経所前の三方 |
|||
四国八十八霊場には今日が初めてでなにか緊張した気持ちだった。四国第一番霊山寺にお参りした。機会がありなにか感じるところがあれば八十八霊場を巡拝したい。 お参りして、往路をバスで戻り大阪梅田へ17時に帰阪した。皆さんありがとうございました。 |
||||
霊山寺 山門(仁王門) |
霊山寺 本堂 |
|||
霊山寺 鐘楼・多宝塔 |
霊山寺 大師堂 |
|||
ページ先頭へ | ||||
コース |