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1月5日、かたの山歩会で愛宕山に初詣登山した。京阪三条駅前から京都バスで清滝に向かった。バスに乗ること約60分、京都市内を半周するくらいの長時間乗車にもかかわらず料金は270円と日本一安いバス料金ではなかろうか。 やっと清滝に到着、愛宕神社二ノ鳥居前でトイレを済ませ登山準備をした。今日のコースは月輪寺からのコースだ。清滝川左岸の林道を空也滝口方面へと歩いた。いつもなんとなく歩いていたが杉林が美しいことに気がついた。清滝川の支流、堂承川から進むと空也の滝からの川に架かる橋に到着。ここから月輪寺への登り口になる. |
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月輪寺登山口へ |
月輪寺登山口に到着 |
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登り口、標高190mには、小屋があってその壁には「げつるんじのぼりぐちです」とペイントされている。また石柱が建っていて「しぐれの桜」と彫られている。 急な階段道を登りはじめた、登り切るとロープが張ってあってその先が崖崩れになっていた。昨年夏の豪雨の爪あとだろう。ここから尾根のジグザグ道を登っていくが、けっこう急登だ。やがて標高約370mで月輪寺までの中間点になり、身助地蔵がお祀りしてあり、ここで小休止にした。 |
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月輪寺へ登山口を出発 |
いきなりの急登 |
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月輪寺へ |
月輪寺と登山口の中間点 身助地蔵 |
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お地蔵さんを過ぎるとやや緩やかな尾根歩きになる。ほどなく、登山道の白いものに染まり始め、次第に雪景色になっていく。標高約430m辺りまで来るとまた急登になり、標高530m辺りまで続き、急斜面では靴が滑りやすくなってくる。巻き道になってしばらく登ると月輪寺に到着した。 月輪寺には、「しぐれの桜」があった。鎌倉時代法然上人、親鸞聖人が島流しの前にこの月輪寺で静かな時間を過ごした。京都を去るにあたり形見に桜を植えたそうだ。時も過ぎ桜が咲き誇ったが花弁がしっとり濡れていた。上人を偲んで泣いているということでいつしかしぐれの桜と呼ぶようになったそうな。また、昨年の豪雨で、お堂が土砂に流され一部土砂に埋まっていた。 |
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月輪寺へ |
月輪寺へ急登になる |
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月輪寺から京都市街を展望 |
月輪寺 |
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月輪寺にお参りして、愛宕神社へしばらく巻き道を行くと尾根道になりまた急登が続く。雪も次第に多くなり気温も下がってくる。雪道をひたすら50分ほど登ると大岩のあるところに着きもう少しで分岐になる。 分岐手前から霧氷が美しくなってくる。分岐の林道辺りには素晴らしい霧氷ができていて圧巻だ。小規模だが雪の結晶が針のように輝いて表現できないくらい美しい。 |
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愛宕神社へ |
愛宕神社へ |
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愛宕神社へ |
愛宕神社への分岐に到着 |
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愛宕神社石段の下に到着、石段で足を滑らさないよう細心の注意をしながら登る。階段は、雪は除去されているのであまりないが、ところどころ凍りついているので滑りやすい。 長い石段を登り、愛宕神社へ参拝し安全登山の祈願をした。巻きストーブに手をかざして指先を暖め下山した。 |
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霧氷が美しい |
愛宕神社へ参拝 |
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愛宕神社へ参拝 |
愛宕神社額 |
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長い石段の下りは登りより何倍か危険で怖い、しっかり足場を確かめながら下った。石段下から愛宕山三角点へ向かった。 | ||||||||||||
愛宕神社を下山 |
愛宕山三角点へ |
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愛宕山三角点へ |
比叡山が美しい |
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愛宕山三角点へ |
愛宕山三角点へ |
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先ほど感激した霧氷を再び眺めながら林道を歩いた。右手に比良山の山並から比叡山、そして遠くの山々が見え、京都市街もよく見えていた。林道を北へ進み、三角点へ雪道を歩く。三角点ピークへの登りが急斜面で滑りながら登り切る。三角点を確認しピークの下で昼食にした。 | ||||||||||||
愛宕山三角点 |
愛宕山三角点 |
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愛宕山三角点からの展望 |
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愛宕山三角点からの京都市街 |
愛宕山三角点のピーク |
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かじかんだ手で急ぎ昼食をとり下山開始、急斜面を注意しながら降りる。首なし地蔵への分岐まで戻りここから首なし地蔵へと尾根道を歩いた。首なし地蔵までは緩やかな尾根道で日差しを浴びながら快適な雪道を楽しむことができた。 | ||||||||||||
来た道を戻る |
首なし地蔵へ左折 |
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首なし地蔵へ |
比叡山と京都市街 |
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首なし地蔵へ |
首なし地蔵へ |
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首なし地蔵へ |
比叡山 |
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首なし地蔵 |
清滝へ |
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首なし地蔵に到着。ここから清滝へ谷を下ることになるが、下りはじめが泥んこ状態で滑りやすく足がすくんで止まってしまう人が一人出た。泥んこのところはほんの数分だが、その後遺症でその先も足が出ない。道も崩壊していて厳しいところだが注意して下れば特に問題ない下りだ。 コースタイムは、首なし地蔵から空也滝口まで1時間だが、およそ倍の約2時間かかってしまった。参加者の高齢化が進んでいてリーダーはコース設定が非常に難しい状況になってきたようだ。 ゆっくりコースにすれば元気な人は面白くなくなり、普通のスピードで歩けば高齢者はついてこれない。地域のハイキングクラブとしては難しいものだ。月例会だと登りたい山に行きたいと思うので、2ヶ月に1回初級者対象のコースを追加してもいいのではないだろうか。また、一般コースと初級者コースの2本立てもいいのではないだろうか。いつもお世話になっている会なので言える立場ではないのですが、快適登山と安全登山が両立できれば嬉しいと思います。リーダーさん有難うございました。参加者の皆さん楽しい山旅有難うございました。 |
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清滝へ |
清滝へ |
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清滝へ |
清滝へ |
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清滝へ |
清滝に戻りほっと一息 |
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コース |