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枚方八景 国見山山頂にて | ||||
友歩会 定例会 | ||||
交野〜枚方の山縦走 | ||||
交野市 龍王山 標高325m 旗振山 標高345m 交野山 標高341m 枚方市 サンドイッチ山 標高313m 国見山 標高285m |
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2月23日、友歩会定例会で交野市の山三座と枚方市の山二座を縦走した。縦走する山には交野市、枚方市の最高峰に登った。 JR河内磐船駅前を9時過ぎに出発、JR線と平行に北東へ広い道を歩く。やがて細い川がありここから東の山を目指して寺集落を登って行く。寺集落を抜けると田んぼが広がり住吉神社が見えてくる。途中ロウバイがきれいに咲いていた。住吉神社前で登山準備をして、かいがけの道を登りはじめた。 かいがけの道は、大和と河内を結ぶ重要な道で、古代には修験の道、平安時代には熊野街道、織田群と戦った武将の馬駆け道として多くの人の往来があったそうだ。現在樹木が少し負けて竹薮が侵食しているようだ。そんな竹薮にも陽が射して美しい。 しばらく登ると多くの石碑が残っている。柳谷伏拝、愛宕大権現、岩清水八幡宮など多く見られるが伏拝(ふしおがみ)といわれ、本来なら神社やお寺にお参りするべきところここに来てその方向に向かってお願い、お参りをしたそうだ。 |
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住吉神社 |
かいがけの道を登る |
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龍王山へ |
龍王山へ |
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やがて左手に石段があって広場になっている。石組みや地蔵さま、弘法大師堂の跡などちょっとした史跡のようだ。ここで小休止してかいがけの道から外れ、直ぐ上の鳥居から龍王山へと登る。 | ||||
龍王山へ |
かいがけ地蔵石段と弘法大師堂のなごり |
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かいがけ地蔵、大師堂跡にて |
龍王山への鳥居 |
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鳥居をくぐるとここから標高差約100mを一気に登る。しばらくの間だが急登を頑張る、アキレス腱が伸びてくる。一段落緩やかなところを過ぎると今度は先程以上に急登になる。アキレス腱が伸び切りそうな人もいてそうだ。そんな急登を終えると広い尾根になり、祠のある広場に着く。ここから素晴らしい展望が問いいたいところだが雑木で展望は得られない。広い尾根をさらに進むと山頂に到着する。 龍王山は、標高325mで山頂には大きな岩がある。この大きな岩は「竜王石」と呼ぶそうで弘法大師が雨乞いしたと伝えられている。山頂は薄暗く何か神秘さが感じられる。 |
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鳥居をくぐり急登を行く |
ほっと一息 急登はこれからだよ |
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龍王山へ急登 |
龍王山山頂に到着 |
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龍王山 山頂にて |
龍王山を下る ちょっと急な下りだ |
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龍王山山頂をあとに東への急な尾根を下る。かなり急斜面でロープが下がっている。必死で下った人、楽々下った人いろいろだが林道に出て今日の最初の一座、龍王山を踏破した。 次ぎは旗振山、林道をしばらく登るとチィエーンの掛かったゲートがあり、さらに広い林道に出る。その林道をほんの少し進むと分岐になり2本の防火用水パイプに挟まれた広い道がある。関電の巡視路だと思うがここを登ると旗振山の山頂に続く。登り始めると直ぐ鉄塔下に着き、目を上げると山頂だ。 旗振山は、標高345mで三等三角点があり交野市の最高峰だ。山頂は送電線鉄塔が占めていて狭く雑木があり展望は望めない。 |
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急な下りを終えて |
林道に出て旗振山へ |
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旗振山へ |
旗振山 山頂にて |
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旗振山 山頂(三角点と防火用水設備) |
旗振山 三等三角点(標高345m) |
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旗振山山頂をあとに分岐まで戻り、交野山へと歩き始める。広い林道を下るとゲートがあり自動車道に出る。右上にとれば交野CCから行くことができるが、折角だからハイキング道を行くため左に少し下り駐車場のしたから登り始める。支尾根に上がると「○○の道」とかの案内表示があるが行き先が書いていないので意味のない標識だ。少し上の尾根まで登ってみるとやっと交野山山頂の案内が出てきた。 案内に沿って尾根を最鞍部まで下る。下った分登り返しになるのでぶつぶつ言いながら下ってた。急な階段道を登り返す。急登を終えると広い尾根に出て正面に赤い鳥居が見えてくる。 鳥居をくぐって先に進むとほどなく交野山山頂だ。二つ目の鳥居の向うは岩場になっていて梯子を登る。梯子を登ると三宝荒神がお祀りしてあり参拝して登り切ると山頂に到着だ。 |
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交野山へ |
尾根に出て鞍部まで下る |
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交野山へ 鞍部からの登り返し |
鳥居をくぐりまもなく交野山山頂だ |
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岩に掛かったハシゴを登る |
交野山 山頂の聖観音岩 |
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交野山(こうのさん)は、標高341mで山頂は大きな岩になっている。聖観音岩といわれその上からは素晴らしいパノラマを楽しむことができる。山頂からは大阪、奈良、京都市街、台高、大峰、大阪湾、六甲、摂津、京都北山、比良、伊吹、鈴鹿の山々が望める。 山頂には昔、お寺があったとのことだが、織田信長に命で焼き払われ現在跡形もない。また、山頂の岩には梵字が刻まれていて、昔からお日様の昇る山として信仰されて来たという。 |
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交野山からの大パノラマ |
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交野山 山頂聖観音岩にて |
交野山 梵字の刻まれた大岩 |
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聖観音岩の梵字 |
交野山を下山 |
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交野山を下山 |
交野山を下山 白旗池へ |
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交野山を下山し、交野山の歴史を語る岩を見学して、白幡池へ下った。この岩は、8000万年に固まったマグマが押し上げられてできた岩を見ることができる。 白旗池の縁のいきものふれあいセンター前のベンチで昼食にした。白旗池には、例年オシドリが飛来するとのことだったが残念なながら見ることできなかった。 |
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交野山の歴史を語る岩を見学 |
交野山の歴史を語る岩 |
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白旗池 |
交野山 白旗池より |
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白旗池ベンチで昼食 |
白旗池をあとに |
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昼食後白旗池をあとにサンドイッチ山へと向かった。ゴルフ場のトンネルをくぐり、穂谷野外活動センターのフェンスに沿って進み、木のモニュメントのところから山に入って行く。 | ||||
ゴルフ場のトンネルをくぐって |
サンドイッチ山登山口 ここから左に荷入る | |||
モニュメントの登山口からしばらく沢を登ると尾根に出る。この尾根を右手に取ればその上が山頂だ。 サンドイッチ山は、標高313mで枚方市の最高峰だ。山頂は尾根の小ピークといったところで山らしい山ではなく展望も全くない。山名の由来は誰が付けたのだろうか、標高313mの1が3にはさまっているのでサンドイッチ山と名付けたとか。 また、ここに四等三角点があったらしく、点名を畜産団地三角点と言った。三角点測量作業で、近くの甘南備山三角点と旗振山三角点そしてこの「チクサンダンチサンカクテン」の呼称を繰り返しているうちに略して「サンドイッチサン」と呼んだところからこの名が付いたとか。他にもいろいろ曰くがあるらしい。 |
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サンドイッチ山へ |
サンドイッチ山へ |
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頭上がサンドイッチ山山頂だ |
サンドイッチ山山頂へ最後の急登 | |||
サンドイッチ山 山頂にて |
サンドイッチ山 山頂 |
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サンドイッチ山をあとに |
大阪環状自然歩道 | |||
大阪環状自然歩道に戻り木漏れ日の射す道を楽しく歩いて国見山へ向かった。国見山分岐に到着ここから階段を上がれば数分で山頂に到着だ。 国見山は、標高285mで、展望が素晴らしい。ここに、津田周防守正信が築いた津田城があったそうです。交野山の同じように素晴らしい大パノラマを楽しみことができる。最近話題になってきた地上300m、日本一の超高層ビル「あべのハルカス」も見えている。 |
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国見山へ |
国見山 山頂への分岐 |
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国見山 山頂への階段 |
国見山 山頂に到着 | |||
国見山 山頂 |
国見山 山頂にて |
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国見山山頂のパノラマ |
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国見山を下山 |
五座登頂を終えて下山 | |||
交野三山、龍王山、旗振山、交野山を登り、枚方のサンドイッチ山、国見山の五座を今日は踏破し、下山にかかった。 下山中に、夫婦岩の標石があったので時間もあり立寄ってみた。夫婦岩は登山道から見上げる位置にあって踏み跡が少しついている。岩の上まで標高差20mほどで少し急登だ。 |
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夫婦岩 下からの眺め |
夫婦岩 上からの眺め |
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登山道に戻り下っていくと広いところに出る。津田サイエンスヒルズの一角に下ってきた。さらに下ると三国山の登山口になり、第2京阪道の側道に出る。左に行くと交差点があり津田方面に行けるが今日は右に進んで温泉に行くことにした。 陸橋を渡ると直ぐ角がスーパー銭湯、スパバレー枚方南だ。ここでの温泉に浸かり冷えた体を温めてゆっくりした。ゆっくしくつろいだ後、津田本通りから京阪バスで枚方市駅へ戻った。反省会は、枚方駅前のちゃんこ部屋でちゃんこ鍋をお腹一杯いただいてお酒も加わり大満足の一日になった。参加の皆さんありがとうございました。 |
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津田サイエンスヒルズ裏に下ってきた |
国見山登山口 | |||
スパバレー枚方南 |
スパバレー枚方南 |
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コース |