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薊岳 山頂 | ||||
近畿百名山 | ||||
薊 岳 標高1406m vol.2 | ||||
大又林道〜[明神谷]〜明神平〜薊岳〜大鏡池〜古池辻〜大又 | ||||
明神平で30分ほどゆっくりしていよいよ薊岳へと歩き始めた。明神平の広々した真ん中を三塚、前山へと登りはじめた。 振りかえると明神平が広がりその上に国見山、水無山がずっしり横たわっている。水無山、前山の斜面の一部のブナはスキー場ができたときに伐採されたようでその面影が残っている。 |
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明神平からのパノラマ 薊岳・金剛山・葛城山・音羽三山・・・国見山 |
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明神平(標高1320m)を出発 |
明神岳 明神平より |
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国見山・水無山 明神平 |
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明神平の斜面を登って行くと小さなピークになり、沢山の露岩が集まっていて中央に木が生えている。白い露岩はちょっとした石庭のようだ。そのピークを越えて少し下り、登り返しはじめるとブナ林の間から明神岳が見えてくる。一昨年の明神岳登山の折には、霧の中で山容が見えなかったが今日見られてよかった。 その斜面を登り返すと三塚、標高約1400mに着く。ここを左にとれば明神岳、桧塚への道だ。今回は右に折れ薊岳を目指した。 |
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三塚へ |
三塚へ |
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露岩の小ピーク |
明神岳 三塚より |
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三塚へ |
三塚(標高1400m)に到着 |
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三塚から尾根を下りその先に見える前山へと登り返す。尾根から左手に薊岳の尖った山容が見られる。前山の登りからの景色は素晴らしい。 明神平が広がり国見山、水無山が美しい。さらに右奥には三峰山、局ヶ岳の連山が広がっている。 |
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薊岳 三塚より |
前山へ |
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国見山・水無山・明神平 前山より |
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前山へ |
国見山・水無山・明神平・三峰山・局ヶ岳 前山より |
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三峰山・局ヶ岳・明神平 前山より |
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前山に到着、前山は標高約1410mのピークだ。広い尾根を5分ほど下ると露岩がありこれを巻いて先に進む。この辺りから尾根は次第に細くなってくる。 | ||||
前山(標高1410m) 山頂 |
薊岳へ |
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薊岳 |
薊岳へ露岩を巻いて進む |
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やがてブナ林の間から大峯の山々、特徴的な大普賢岳などが見えてくる。また手前には薊岳のすぐ南にある木ノ実矢塚が横たわっている。木々の間に見え隠れする薊岳、木ノ実矢塚を目指して春の陽射しの中を進む。時々、台高山脈の主峰日出ヶ岳の大台ケ原も見ることができる。 | ||||
大普賢岳・大峯山系・木ノ実矢塚 薊岳への尾根より |
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木ノ実矢塚・薊岳 |
薊岳へ |
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日出ヶ岳・大台連山 |
薊岳へ |
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木ノ実矢塚 |
薊岳へ |
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薊岳へ |
薊岳へ |
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前山から尾根を進み約45分でP1334を通過、さらに進み次のピークから南西方向へ、薊岳は左前方に見え隠れしてくる。 尾根が細くなってきて正面にピークが見えてくる。きっとこの上が山頂と思いきやニセでその先が薊岳の山頂だった。 薊岳は、標高1406mで屏風のような細い尾根のピークだ。山頂の幅は3mほどだろうか、本当に狭い。以前に、五大尊岳に登ったが木が茂っていて高度感がなかったが今回は大きな木がないので展望は素晴らしい。 ガイドブックや登山記録のホームページを見ると、薊岳の山頂にはシャクナゲがセットのように記されていたが、少し早すぎなのか、どうも花芽がついていないようなので今年はお休みのような気がする。 薊岳からの展望は素晴らしく、雪を頂いた加賀白山、御嶽山もかすかに見ることができた。近くは伊勢辻山、国見山、水無山、前山、明神岳、木ノ実矢塚そして台高山脈の大台ケ原、大峰連山さらに金剛山、葛城山、二上山、生駒山、矢田丘陵、音羽三山など素晴らしい大パノラマを楽しむことができた。 |
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薊岳へ |
薊岳到着!? 山頂はこの先だ |
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国見山・水無山・前山・明神岳 薊岳より |
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薊岳 山頂(標高1406m) |
薊岳 山頂 シャクナゲは咲いていない |
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薊岳 山頂 |
薊岳 山頂にて |
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薊岳 山頂 |
薊岳 山頂 |
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木ノ実矢塚・大台ケ原・大峯連山 薊岳より |
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木ノ実矢塚・大台ケ原・大峯連山 薊岳より |
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伊勢辻山・高見山・国見山・水無山 薊岳より |
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金剛山・葛城山・二上山・矢田丘陵・音羽三山 薊岳より |
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しばらく山頂でパノラマを楽しんだあと下山を開始した。下山はいきなりの急な下りだがほんの少し降りるとピークの巻き道とピークへの道がある。ピークへの道といっても岩に登る感じだが登り切ってピークに立つ。 このピークが薊岳の雌岳だった。山頂は木が生えていて何もない。ただコース案内表示板に薊雌岳と記されていた。薊雌岳からまた急斜面を下る。2ストックの年配の人は、体重をストックに預けているようで事故にならなければいいが、もう一方はストックは危険だとしまいこんでいた。お声をかけるにしても難しい限りだ。 |
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薊岳(雄岳)を下山 |
薊雌岳 |
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薊雌岳 山頂 |
薊岳を下山 大鏡池へ |
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薊岳を下山 大鏡池へ |
薊岳を下山 大鏡池へ |
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鞍部まで下ってほんの少し登るとコバノミツバツツジが華やかに咲いていて元気をもらった。この辺りの木々の間から左手に台高山脈、大峯連山がよく見える。また振りかえると今登ってきた薊岳がとがって見える。 | ||||
コバノミツバツツジ |
コバノミツバツツジ |
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大台ケ原・大峯連山 尾根より |
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薊岳 尾根より |
大鏡池へ |
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小さなピークを越えると次のピークは、木屋ノ尾頭の標識があって、標高1300m、薊岳へ0.5時間、大股へ1.5時間と記されていた。 この辺りからひたすら下る。下るにつれてブナ林から杉林へと変わっていく。杉林になると暗い雰囲気になるがよく手入れされた杉林にはよく陽が入り木漏れ日が美しい。 |
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大鏡池へ |
大鏡池へ |
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木屋ノ尾頭(標高1300m) |
大鏡池へ |
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大鏡池へ |
大鏡池へ |
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大鏡池まで下山、ここで小休止だ。池には水はなく唐池になっていて右の方に大鏡神社の祠が建っている。大鏡池の縁のピークが大鏡山だ。 2012年8月に中学生のパーティーが悪天候の中この辺りで遭難したところだ。倒木も多く激しい雨の中、見通しもきかないなかでこの辺りを行くのは厳しそうだ。 大鏡池で休憩し、大又まで下山した。道は所々崩壊しているが無事、笹野神社前に下山した。 |
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大鏡池(標高1180m) |
大又へ |
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ミヤマカタバミ |
大又へ |
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大又へ |
マムシソウ |
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大又へ |
大又へ |
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チゴユリ |
無事下山 |
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登山口 |
笹野神社に下山 |
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笹野神社で無事下山を報告して、バスに乗り、やはた温泉へ向かった。やはた温泉は、東吉野村が運営するふるさと村の施設の一つ。温泉でくつろぎ帰阪した。楽しい山旅ありがとうございました。参加者の皆さん、リーダーさんありがとうございました。 | ||||
笹野神社(標高420m) |
やはた温泉 |
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コース |