|
||||
大日山(大日山35号墳)にて | ||||
友歩会 定例会 | ||||
紀伊風土記の丘 大日山 標高142m 大谷山 標高131m | ||||
2月14日、友歩会定例会で紀伊風土記の丘に行った。冬でもあり初級者向けに企画した。残念ながら初級者の参加はなくベテランばかりの参加になり少し物足りないハイキングになった。また加えて予定コースも一番安易なコース設定をしていた。今日の参加者だったら少し足を延ばして松下幸之助生誕の地や高積山、城ヶ峯などを含めたコース設定にしたほうが良かったかもしれない。 京橋7時48分発の紀州路快速で和歌山へと向かう。天王寺を出て和歌山までなんと1時間10分だ。関空への日根野まで36分だがここから各停になりおよそ倍に時間がかかるのだ。退屈し始めたところで和歌山に到着。東口を出て5番乗場でバスを待った。最初バス乗場を探したが高速バス乗場以外に見当たらない。ふと上を見るとその近くに5番乗場があった。どうも5番乗場だけが東口にあって他の多くの乗場は西口にあるらしい。 |
||||
大日山・大谷山 紀伊風土記の丘駐車場より |
紀伊風土記の丘 |
|||
なんだかんだでバスに乗り出発、狭い道をくねくね曲がりながら走る。20分ほどで紀伊風土記の丘に到着した。駐車場から眺めると南側に低い尾根が連なっていてその右端に、大日山と大谷山が見える。 風土記の丘についてのホームページなどから得たイメージとここに来てからのイメージが一体化しないため少し戸惑ってしまった。とりあえず埴輪が迎えてくれる資料館の石室を見学。前山B36号墳の石室を資料館に移設したそうだ。 |
||||
岩橋千塚古墳群周辺案内図 |
紀伊風土記の丘へ |
|||
紀伊風土記の丘 資料館 |
埴輪がお出迎え |
|||
前山B36号墳の石室(資料館へ移築したもの) |
竪穴住居(復元) |
|||
資料館を通り過ぎると左手に竪穴住居の復元したものが建っている。中に入って見学、少し戻って移築された古民家の見学をした。1軒目は旧柳川家住宅で漆器屋さん、建物で蔵が立派だ。2軒目は旧谷山家で漁家の建物、内部には漁具が置いてあった。このあと、大日山へとハイキング道を歩いた。毎日ハイクをされているようで時々声を交わしながら歩いた。 | ||||
竪穴住居(復元) |
安藤塚 |
|||
旧柳川家住宅(漆器屋) |
旧柳川家住宅 |
|||
旧谷山家住宅(塩津浜の漁家) |
旧谷山家住宅の漁具 |
|||
ダイオウマツ |
ダイオウマツ |
|||
竪穴住居の周囲にダイオウマツが植わっている。そのダイオウマツを眺めていて、松下電器の社章を思い出した。昭和18年、三松葉(みつまつば)の社章を制定した。これは常磐(ときわ)の松の結びを意味し、堅忍不抜、生成発展、協力一致の精神を象徴していた。今は、Panasonicになったが懐かしい思いだ。 | ||||
ダイオウマツをカメラに |
大日山へ |
|||
ハイキングコースは山側に登って行くと多くの古墳があるようだが、当初の予定通り中道のハイキング道を進んだ。参加者には申し訳なかったが、当初の初心者コース以外は机上登山をしていなかったのでそのようにさせて頂いた。途中、紅梅、白梅がちらほら咲いていて少しだけ春を感じた。 | ||||
春の訪れ |
春の訪れ |
|||
大日山へ |
大日山へ |
|||
大日山の登山口が右側にあるので見つけたら言って下さいと言っていたが、山登りのチャンスがなく大日山に着いてしまった。 大日山は、大日山35号墳になっている。その説明板を見て約3分斜面を登ると山頂の古墳だ。山頂は最近草刈されたようで古墳の状態がよく見えた。紀伊風土記の丘のホームページによると明日、小学生から一般の人たちのボランティアで清掃と草刈を予定されているようであったがその前に綺麗になっていて良かった。 大日山は、標高142mで三等三角点になっている。山頂からの展望は360度で素晴らしい。淡路島、紀淡海峡を行く大きな船舶、和歌山市街、紀ノ川の流れに沿ってその奥に紀泉高原が連なっている。 |
||||
大日山 35号墳 |
大日山 35号墳 |
|||
大日山 35号墳 |
||||
35号墳円墳部分と大谷山 紀ノ川・紀伊山地方面(北北西) |
淡路島・和歌山市街・紀ノ川・紀伊山地方面(西南西) |
|||
35号墳円墳部分と大谷山 和歌山市街・紀ノ川・紀伊山地方面(北西) |
||||
淡路島・紀淡海峡船が航行・和歌山市街(西南西) |
35号墳方墳部分 |
|||
大日山 三等三角点 |
大日山 三等三角点(標高141.9m) |
|||
山頂でゆっくりくつろいで次の大谷山へと一旦下り少し登り返すと大谷山にあっという間に到着した。山頂で日向ぼっこしながら昼食にした。 大谷山は、標高131mで展望は雑木の隙間から見られる程度だ。山頂付近では今も発掘調査が続いているようであった。 |
||||
大日山から大谷山へ一旦下る |
鞍部の分岐 |
|||
大谷山山頂に到着 |
大谷山 山頂で昼食 |
|||
大谷山 山頂(標高130.7m) |
大谷山 山頂にて |
|||
大谷山をあとに鞍部分岐へ戻る |
岩橋千塚測量基準 NO.382 紀伊風土記の丘 |
|||
昼食後下山は、北側からぐるりと山を巻いて下る予定だったが踏み跡がなく山頂まで戻り往路の鞍部分岐に下った。 ここからも紀伊風土記の丘への道が分からなく、案内板に従って反対側の鳴神団地へと下った。少し急な道を下ると大谷池という池があった。その横を下ると寺院の高い垣根を巻いて下ると登山口に到着した。 |
||||
鳴神団地へ |
大谷池 |
|||
鳴神団地が見えてきた |
鳴神団地の大谷山・大日山登山口 |
|||
ここから町中を進み、阪和自動車道高架下を花山温泉を目指して歩いた。道が所々で行き詰まりになったがなんとかクリヤー花山温泉の看板が見えて穂と一息。 | ||||
鳴神団地に下山、花山温泉へ |
鳴神団地より望む大谷山・大日山 |
|||
花山温泉前より望む大谷山(左)・大日山 阪和自動車道 |
花山温泉薬師の湯 |
|||
花山温泉薬師の湯は、紀州和歌山の名湯で天然自噴温泉。茶褐色の温泉で湯船の縁は温泉成分のカルシウムが結晶となって堆積している。炭酸ガスの圧力のみで温泉が自噴しているのだという。色々効能があるようだがゆっくりくつろげてよかった。 計画より2時間ほど早く予定が終了し、力も余っているので和歌山駅まで約30分歩いて帰った。天王寺ではまだ居酒屋が開いていないので風月でお好み焼きをあてにビールで乾杯した。みなさんお疲れ様でした。 |
||||
花山温泉薬師の湯 |
花山温泉薬師の湯(写真:ぽかぽかなび.JPより) |
|||
☆友歩会の今後の進め方(案) 色々配慮しても参加者の減少はとめられないので、今後はいつも参加してくれている方々の意見を聞いて行きたいところをまとめ決定していくようにしていきたいと思います。みなさんのご意見ご提案をお待ちしています。あわせてご理解とご協力をお願いします。 |
||||
ページ先頭へ | ||||
大日山 標高:142m 基準点名:岡崎 等級種別:三等三角点 標高:141.9m 所在:和歌山県和歌山市 地図:和歌山 大日山山頂 大日山三角点 |
大日山 三等三角点 141.9m 2015.02.14 |
|||
大谷山 標高:131m 基準点名:なし 等級種別:− 標高:− 所在:和歌山県和歌山市 地図:和歌山 大日山と大谷山(右) |
大谷山 山頂 131m 20015.02.14 |
|||
コース |
||||