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白馬山 清冷山より 撮影:2015.01.21 |
近畿百名山
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白 馬 山 標高957m 東 谷 山 標高928m |
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登山口〜白馬山(往復コース) 登山口〜東谷山(往復コース) |
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2月22日、23日で和歌山の白馬山、東谷山と奈良と和歌山県境の牛廻山に登った。
2月22日の第1日目は、白馬山(しらまやま)は近畿百名山で、先月に登った清冷山から美しく見えていた山だ。
梅田を8時20分にバスで出発、高速を走り、有田ICから一般道を走った。道の駅しらまの里で休憩、登山準備をして登山口に向かった。
しらまの里から国道424号を少し進むと右にカーブして橋梁になり白馬トンネルと続いていあるが、右下の橋梁の下へ細い道を下る。セメント工場のようなものがあり沢に沿って上流へと白馬谷道を登って行く。白馬の滝の標識あたりから高度を上げて行く。
標高600m辺りから沢と分けれ白馬山の中腹を巻いて進んでいく。林道がY字路になったところを過ぎさらに進むと登山口があるらしいが霧で見えなかったらしい。この道路が白馬林道で林道建設のお手本になった道だそうだ。白馬山の東側に登山口があるのでそちらも探し探し進んだが見当たらなく東谷山直下標高885mの林道まできてしまった。天気が良ければ展望が良さそうで清冷山、矢筈岳、果無など楽しみにしていたが生憎の霧で残念だ。 |
道の駅 しらまの里 |
東谷山 山頂直下の白馬林道(標高885m) |
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東 谷 山 |
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東谷山直下まで来てしまったので先に頭上の東谷山に登ることにした。林道の山側の壁は切り立った壁が続いている。その壁はコンクリートを吹き付けた状態で登ることができないがたまたまと言うか階段になっている所を見つけた。
その階段を上がり斜面を時々足を滑らせながら登って行った。なんと道なき道を登り約8分で山頂に到着した。 |
林道から東谷山へ取付 |
東谷山へ |
東谷山へ |
東谷山に到着 |
東谷山は、標高928mで三等三角点になっている。展望は期待できそうだが今日は全く霧でだめだ。山頂付近にはアセビの木が茂っている程度で何もなく、西方向に続く尾根には登山道が認められた。林道の途中からこちらへ登ってくるのが正道のようだ。下りは登ってきた斜面を下り、白馬山の登山口へと向かった。 |
東谷山 山頂 |
東谷山 三等三角点(標高928m) |
東谷山を下山 |
東谷山から下山 |
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白 馬 山 |
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白馬山 山頂 |
バス車窓から東谷山の登山口、久保の峠はこの辺りだろうと言いながら下り、白馬山の東の登山口に着いた。林道脇は広く材木が集積されていたりしている。ここから地道の林道が右に続いていて縄で車両通行止にしてある。
縄の張ってある林道を数十メートル進むと左側に尾根の道が見えてくる。この尾根道を真っ直ぐ進めばいいのだ。 |
白馬山登山口(標高840m) |
白馬山登山口を出発 |
林道から直ぐ左の山道に入る |
白馬山へ |
緩やかな尾根を登って行く、左側は植林帯暗く、右側は雑木林で明るい。しばらく行くと少し急になるがこれくらい上がらないと山頂に何時着けるかと言う感じだ。2回ほどそんな登りを行くと左の樹林帯もなくなり明るくなってくる。所々木々の切れ間があり天気が良ければ清冷山や矢筈岳、果無山脈などが見えるのではなかろうか。 |
白馬山へ(標高860m) |
白馬山へ |
白馬山へ(標高900m) |
白馬山へ(標高910m) |
白馬山へ |
鞍部の分岐(標高930m)から白馬山へ登り返し |
登山口から約25分で分岐を通過した。この分岐少し手前から左側が再び植林帯になり、南西に下った登山口からの道との出合だ。時間的には余り変わらないようだが当初の予定だとこの分岐の左下から植林対の中を登ってくる予定だった。
あと一息で白馬山の山頂、岩が露出していて山の雰囲気をかもしだしているようだ。正面が白く明るきなってきて山頂に到着。 |
白馬山へ(標高940m) |
白馬山へ山頂が近くなった |
白馬山山頂に到着 |
白馬山 山頂にて |
白馬山は、標高957mで二等三角点になっている。そしてこの白馬山は、有田川と日高川の分水嶺にそびえる山だ。山頂は切り開かれているが樹林で囲まれていて展望は全く望めなさそうだ。
白馬山と言う名は、来るとき立ち寄ったしらまの里辺りの宇井を支配していた宇井兵庫之助が白馬に乗っていたことからその名がついたとか。 |
白馬山 山頂・三角点 |
白馬山 二等三角点(標高957m) |
白馬山 山頂 |
白馬山をあとに |
白馬山の山頂をあとに往路を下山した。登りは約30分、下りは約25分、東谷山と合わせても1時間少しの今日の山歩きだった。 |
登山口へ |
登山口へ |
登山口へ |
登山口に下山 |
バスで宿へと白馬林道を下っていった。途中見つからなかった登山口を探しながら走って草むらの中にやっと見つけた。
標石が建っていて白馬山登山道入口と刻まれていて、第17回民有林林道工事コンクール 林野庁長官賞記念碑 平成13年11月7日 杉本組・・・とあり、杉本組が記念に建てたのだろう。
立派な標石だが最近はこの登山道は余り利用されていないような雰囲気だ。素晴らしい林道なので一挙に尾根まで上がり東側の登山口から登る人も多いのだろう。なかには白馬山と思って登ってみたら東谷山だったと云う人もいるようだ。 |
全国林道コンクール林野庁長官受賞記念碑 |
最近忘れられたような白馬山登山口碑(標高700m) |
登山の時間が余りにも短かったので、宿のチェックインに早すぎて行くところもなく困った。霧雨状態だったので行き先も限定されしかたなく、しらまの里へまた立ち寄り、さらに少し走って道の駅日高川龍遊に立ち寄ったが木工品の展示と食事処だけだったので時間はあまりとれなかった。
少し早めに名龍神温泉に到着、宿の季楽里龍神に入った。美人の湯にゆったり浸かり温泉を楽しんだ。夕食はバイキングで旬のものや地のものが数多く美味たっぷりで食べ応えがありお腹がびっくりするほど頂いた。
夕方から夜半にかけて雨が激しくなってきたが明日は晴れてくれることを期待して就寝。 |
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白馬山
標高:957m
基準点名:白馬岳
等級種別:二等三角点
標高:957.4m 所在:和歌山県有田川町
地図:金屋・紀伊清水
白馬山 清冷山より 白馬山山頂 |
白馬山 二等三角点 957.4m 2015.02.22 |
東谷山
標高:928m
基準点名:南谷
等級種別:三等三角点
標高:928.3m 所在:和歌山県有田川町
地図:紀伊清水
東谷山山頂 |
東谷山 三等三角点 928.3m 2015.02.22 |
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コース
2/22
梅田(8:20)=[バス]=有田IC=道の駅しらまの里(9:43)=[白馬林道]=
白馬山登山口(南西)=白馬登山口(東)=久保の峠=東谷山登山口=
東谷山山頂直下林道(10:36)〜東谷山(10:44/10:48)〜林道登山口(10:55)=
白馬登山口(東)(11:04/11:16)〜分岐(11:40)〜白馬山(11:46/11:50)〜
白馬登山口(東)(12:15/12:19)=白馬山登山口(南西)(12:26)=
道の駅しらまの里(12:42/13:02)=道の駅日高川龍遊(13:43/14:03)=
龍神温泉季楽里(14:36) (泊)
2/23
季楽里(7:58)=[バス]=アリの越(9:13/9:21)〜S字カーブ(9:37/9:40)〜
林道終点登山口(9:50)〜牛廻山(10:26/10:38)〜大峠山(11:14/昼食/11:34)〜
大峠(11:50)〜ミノ又山〜大クボ山(12:41/12:53)〜旧道分岐1(13:05)〜
旧道分岐2(13:10)〜[林道〜沢崩れ通行不能標高470m(13:36)〜ひき返し]〜
旧道分岐2(14:08/14:10)〜龍神寺垣内・五味垣内橋(14:50/14:53)=
龍神温泉季楽里温泉(15:00/入浴/15:48)=有田IC(17:00)=
紀ノ川SA(17:20/17:33)=梅田(18:30)
天 候 2/22 霧雨 2/23 曇り時々晴れ
参加者 10名
実施日 2015.02.22-02.23
ツアー 毎日新聞旅行 fukushima
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