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御前岳 釈迦岳本釈迦より |
九州百名山
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釈 迦 岳 標高1230m 御 前 岳 標高1209m |
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矢部越登山口〜釈迦岳〜御前岳 (往復ルート) |
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2月28日、福岡県の最高峰釈迦岳、御前岳に登った。2月27日夕方大阪南港を出発、28日登山をして夕方別府港からフェリーで翌朝3月1日に帰阪した。
別府港に7時45分に入港、ここからバスで大分県日田市の矢部越登山口に向かった。別府から山頂が霧氷に染まった鶴見岳、由布近くになると由布岳が凛とそびえていた。また途中には特異な形をした万年山が美しく見えていた。途中立ち寄った日田市大山町の木の花ガルデンでは山肌に梅の花で「大山」という文字が浮かび上がっていた。 |
明石海峡大橋 フェリーより |
鶴見岳・・・別府市街 フェリーより |
霧氷の鶴見岳 |
梅の花で大山 木の花ガルデンにて |
別府港から約2時間、大分県日田市の椿ヶ鼻ハイランドパークを過ぎて林道を登ると峠に到着する。この峠は大分県日田市と福岡県八女市の県境で矢部越という峠だ。県境に福岡県八女市の歓迎モニュメントが建っていて福岡県側に登山口がある。
矢部越登山口を10時過ぎに出発、いきなりの急登、しかも寒風が吹くなか登山が始まる。5分も登ると緩やかな尾根道になり陽ざしも出てきてこもれびの道になり、やがて寒風もなくなり穏やかになってきた。 |
矢部越登山口(標高1015m) |
矢部越登山口を出発 |
いきなり急登 |
本釈迦へ |
本釈迦へ |
本釈迦へ |
標高1080m辺りから少し急登になり始め、1150m辺りからまた緩やかになり、ピークを越えた感じになる。目の前の木々の間に釈迦岳が見えてくる。山頂は露岩の岩峰のようで登りはいいにしても下りは少し厳しそうだ。特に御前岳への下りが初心者の人もいるようで進めるかどうか心配だ。 |
本釈迦へ |
本釈迦へ |
本釈迦 |
本釈迦 |
本釈迦へ |
普賢岳分岐(標高1205m) |
釈迦岳を見て程なくまた急登になる。ゆっくり登って行くと普賢岳への分岐になる。分岐を右に見て釈迦岳山頂へと登って行く。途中で見たとおり、岩場の登りになる。岩場はほんの少しですぐに山頂に到着する。 |
本釈迦へ |
本釈迦へ |
釈迦岳(しゃかがだけ)は、標高1230mで一等三角点になっていて釈迦像がある。釈迦ヶ岳または釈迦ガ岳とも表記され、福岡県八女市と大分県日田市の県境にある。
釈迦岳には、2つの峰が東西約120m離れて普賢岳と本釈迦がある。最高点は大分側にある東峰で普賢岳(標高1231m)と呼ばれる。もう一方の西側の峰は本釈迦(標高1230m)と呼ばれ県境にあり、福岡県の最高峰とされている。
山頂からの展望は素晴らしく、これから向かう御前岳が美しく見える。また阿蘇山、酒呑童子山などの山並みもなかなか良い。 |
釈迦岳 お釈迦さま |
釈迦岳 本釈迦にて |
釈迦岳 一等三角点 |
釈迦岳 一等三角点(標高1230m) |
釈迦岳 本釈迦山頂 |
釈迦岳 本釈迦山頂 |
御前岳 本釈迦より |
御前岳 本釈迦より |
阿蘇山・酒呑童子山 本釈迦より |
釈迦岳本釈迦をあとに御前岳へと進めた。本釈迦の下りは少しの残雪があり所々氷結している。少しビビリながら慎重に下った。本釈迦への登りで遅れていた2人連れの下りはかなり厳しそうだ。2人とサブリーダーを残し前進した。あとで聞くとロープで確保しアイゼンを付けて下ったそうだ。 |
本釈迦から急斜面を下る |
本釈迦から急斜面を下る |
御前岳へ |
御前岳へ |
本釈迦から急斜面を下り終え鞍部から登り返すと、標高1200mほどの小ピークがあり展望岩と言われている。その展望岩の手前から振り返ると本釈迦と普賢岳を見ることができる。本釈迦は尖っていて、普賢岳は緩やかな山頂でレーダードームが建っている。 |
普賢岳・本釈迦 展望岩より |
御前岳 展望岩より |
展望岩のピークを下りまた小ピークの左側を登り返し、さらに下ってまた少し大きなピークP1166の右を巻いて登り返す。正面に御前岳の山頂が見えてくる。また下ってクマザサの道を登り返すと御前岳の山頂に到着。 |
御前岳へ 小ピークの左を巻いて登る |
御前岳へ P1166の右を巻き終えると御前岳が! |
御前岳へ |
御前岳へ |
御前岳へ |
御前岳へ |
御前岳は、標高1209mで山頂からの展望は素晴らしい。英彦山、万年山、涌蓋山、九重山、そして普賢岳と本釈迦が、さらに阿蘇山、酒呑童子山など展望できる。
御前岳は、大分県側では権現岳と呼ばれている。日本書紀によると景行天皇が九州に行幸した際にこの山を越えたと記されているそうで、「景行天皇行幸御遺跡」の碑が建てられていた。
山頂でぽかぽか陽を浴びながら昼食にした。昼食が終わって下山しようとした頃2人連れがやっと登ってきた。3人の昼食を待って下山開始した。下山は、御前岳登山口へは下らず往路を引き返した。 |
御前岳 山頂に到着 |
御前岳 山頂にて |
御前岳 山頂(標高1209m) |
御前岳 山頂 |
御前岳からの展望 釈迦岳(右) |
釈迦岳 普賢岳と本釈迦 御前岳より |
御前岳から下山開始 |
釈迦岳 |
釈迦岳へ |
御前岳 |
普賢岳・本釈迦 |
釈迦岳へ展望岩への登り |
往路を快適に引き返し、展望岩へ登り返した。往路は通過した展望岩に登って眺望を楽しんだ。展望岩は3人ほどで身動きできないくらいの岩のピークだ。往路時は少ししか見れなかったが普賢岳、本釈迦が大きく見える。また御前岳も美しい。紅葉の頃が素晴らしいと思われる。 |
展望岩に登る |
普賢岳・本釈迦 展望岩より |
普賢岳・本釈迦 展望岩より |
御前岳 展望岩より |
本釈迦山頂と御前岳 |
本釈迦に戻り少し休憩、遅れている2人連れが着いてきていることを確認して本釈迦を下る。普賢岳分岐を左折して普賢岳へ立ち寄った。 |
本釈迦を下山 |
普賢岳へ |
分岐から普賢岳まで約5分、登り返すと、普賢岳で山頂にはレーダードームがあり、レーダー雨量計を備えた気象観測所だ。
普賢岳は、釈迦岳の最高峰、東峰で標高1231m、大分県側の峰になっている。ドームの周りは展望台になっていて万年山、涌蓋山、九重山そして本釈迦、御前岳が望める。 |
普賢岳 |
普賢岳 レーダードーム |
本釈迦 普賢岳より |
御前岳 普賢岳より |
本釈迦・御前岳 普賢岳より |
普賢岳(標高1231m)よりの展望 万年山・涌蓋山・九重山・・・ |
普賢岳をあとに登山口へと下山した。分岐で2人連れと合流するもまた次第に遅れる。2ヶ所ほど2人連れのロープワークを手伝って全員無事、矢部越登山口に下山した。靴底の泥を落としたが水がないのでなかなっか取れない。バスの床に新聞紙をひいてバスに乗り別府港へと引き返した。
途中、往路に立ち寄った木の花ガルデンで休憩し、別府に着いて別府温泉のひょうたん温泉に浸かりゆっくりくつろいだ。そして別府港からフェリーに乗り込んだ。早速ビールで乾杯、スーパーで買い込んだ食材でゆっくり夕食にした。そして朝までゆったり船旅をした。
お世話頂いたリーダーさんありがとうございました。楽しく演出してくださった参加者のみなさん、楽しい山旅をありがとうございました。 |
矢部越登山口へ |
矢部越登山口へ |
矢部越登山口へ |
矢部越登山口へ |
矢部越登山口に下山 |
別府 ひょうたん温泉 |
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釈迦岳 本釈迦
標高:1230m
基準点名:釈迦ヶ岳
等級種別:一等三角点
標高:1229.5m
所在:福岡県八女市矢部村
地図:豊後大野
本釈迦 山頂 |
釈迦岳 一等三角点 1229.5m 2015.02.28 |
釈迦岳 普賢岳
標高:1231m
所在:大分県日田市
地図:豊後大野
普賢岳と本釈迦 展望岩より |
普賢岳 山頂 1231m 2015.02.28 |
御前岳
標高:1209m
所在:福岡県八女市矢部村
地図:豊後大野
御前岳 釈迦岳より |
御前岳 山頂 1209m 2015.02.28 |
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コース
2/27
大阪南港コスモフェリーターミナル(19:55)=[フェリーさんふらわあ]= (船中泊)
2/28
別府港(7:45/7:50)=[バス]=日田=木の花ガルデン(9:10/9:20)=
矢部越登山口(9:52/10:03)〜普賢岳分岐(10:35)〜釈迦岳(10:39/10:49)〜
展望岩(11:10)〜御前岳(11:56/12:32)〜展望岩(13:15/13:24)釈迦岳(13:37/13:42)〜
普賢岳分岐(13:45)〜普賢岳(13:50/13:55)〜普賢岳分岐(14:00)〜
矢部越登山口(14:32/14:45)=木の花ガルデン(15:18/15:32)=
別府・ひょうたん温泉(16:40/18:10)=別府港(18:20/19:35)
=[フェリーさんふらわあ]= (船中泊)
3/1
大阪南港コスモフェリーターミナル(7:35)
天 候 2/28 晴れ
参加者 18名
実施日 2015.02.27-03.01
ツアー 毎日新聞旅行 kawamura nishijima
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