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文殊山 奥ノ院(標高351m)にて | ||||
松愛会山歩き会 | ||||
文 殊 山 標高366m 橋 立 山 標高261m | ||||
北鯖江駅〜酒清水〜橋立山〜奥ノ院〜文殊山〜小文殊〜二上登山口〜大土呂駅 | ||||
4月9日、松愛会山歩き会で福井県の文殊山、橋立山に行った。遠出なので18切符を使用しての旅にした。 18切符のグループを作って京橋駅に集合、大阪駅から新快速敦賀行きで出発。平日なのに電車は満員、見渡すと通勤客の何倍もの年配者が乗り込んでいる。18切符利用期限が明日までなので駆け込み乗車もあるのだろうか。日替わりで雨が降っていてちょうど今日は幸いなことに晴れの日が回ってきたせいもありそうだ。マキノ駅で多くの人が降車したが、海津大崎の桜を見に行くのだろう。例年、15日過ぎが満開だが今年は既に満開のようだ。 敦賀で福井行きに乗り換えて北鯖江で下車した。北鯖江では4パーティーほどの30人ほどが同一コースらしい。駅前からたんぼの向うに橋立山が見えている。 |
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JR北鯖江駅 |
橋立山 北鯖江駅より |
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河端神社 |
河端神社にて |
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駅から少し歩くと、川端神社があり桜が満開で美しく咲いていた。たんぼの間の道を橋立山の方へ進む。北陸自動車道の下をくぐり、石切橋を渡り左折すると直ぐ満開の桜が咲いた登山口の駐車場に着く。橋の飾りには擬宝珠(ぎぼし)があるがここ石切橋の飾りは、メガネと朱塗りのおわんということで地域性を表しているのだろう。 | ||||
桜満開 河端神社にて |
桜満開 河端神社にて |
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満開の枝垂れ桜 河端神社にて |
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橋立山 |
石切橋 (メガネに注目) |
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ふくいのおいしい水酒清水(さかしょうず)の看板があり水場だ。昔、酒が湧き出たという言い伝えに由来していて以前は、鯖江市内の酒造会社が醸造にこの水を利用していたそうだ。近所の方が水汲みに来られていたがおいしい水だ。 | ||||
酒清水登山口 |
酒清水 |
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酒清水の左側が登山口でここから登り始める。登り始めるといきなり急登、粘土質の急斜面で滑りやすい、所々にトラロープが下がっている。標高100m辺りまで急登が続き、標高差約80mを頑張って登る。 まだまだ登りが続くが最初の急登よりは少し緩やかだ。標高200mのピークを越えたあたりで、前を行っているグループの歓声が聞こえた。カタクリの花が咲いていたのだろう。 |
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酒清水登山口を出発(標高20m) |
橋立山へ |
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橋立山へ |
橋立山へ |
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橋立山へ |
橋立山へ |
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標高200mのピークを越えると数輪のカタクリが可愛くあちこちに咲いていた。我々のグループからも賑やかになった。今までの急な登りを忘れてしまったようだ。 少し緩やかになった登山道をところどころに咲いているカタクリを眺めながら橋立山へと歩く。道端のカタクリがなくなり少し急登になり登り切ると広い橋立山の山頂に着く。 |
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カタクリ |
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カタクリ |
カタクリ |
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カタクリ |
橋立山へ |
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イカリソウ |
橋立山へ |
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橋立山は、標高261mで四等三角点になっている。樹林で展望は全くなく、中央にアンテナが2基建っている。ここでちょうど12時になったので昼食にした。 | ||||
橋立山 山頂 |
橋立山 四等三角点(標高261.3m) |
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橋立山 山頂で昼食 |
橋立山をあとに文殊山へ |
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橋立山から文殊山の奥ノ院への登りまで、アップダウンを繰返しながら前進する。登山道の両側に何ヶ所もカタクリが群生していて目を楽しませてくれる。道中には、カタクリのほかイカリソウ、スミレ、ツバキ、ヤマブキなど沢山の花が咲いていて楽しい山歩きだ。 | ||||
カタクリ |
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カタクリ |
カタクリ |
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カタクリ |
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文殊山へ |
カタクリ |
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カタクリ |
カタクリを撮影 |
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カタクリ |
カタクリ |
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カタクリ |
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イカリソウ |
ヤマブキ |
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カタクリ |
急坂を登り切ると本日の最高峰奥ノ院だ |
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標高250m辺りから標高350mの文殊山奥ノ院へ標高差約100mを頑張って登りきる。 奥ノ院は、標高350.5mで二等三角点になっているが展望はない。山頂には、奥ノ院があり、阿弥陀如来、祭神は大国主命がお祀りしてある。 奥ノ院から急坂を少し下ると胎内くぐりの大岩がある。文殊山楞厳寺(りょうごんじ)の説明板によると胎内くぐりをすると知恵を授かるそうだ。ただし邪心があると岩に閉じ込められると言うが、閉じ込められなかったのでみんな邪心がなかったのだろう。 |
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奥ノ院 |
奥ノ院山頂 |
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奥ノ院 二等三角点(標高350.5m) |
胎内くぐり 文殊山楞厳寺(りょうごんじ) |
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奥ノ院から標高差約40mを下り、大文殊まで標高差約60mを登り返す。依然カタクリの群生は続き疲れを忘れさせてくれる。低い山だが縦走路は結構アップダウンが連続していてカタクリやお花が沢山咲いていて楽しく歩ける。 大文殊への最後の急登を頑張って登る。あと少しというところで大発見、白い花のカタクリを見つけた。何か良いことがありそうだ。 |
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カタクリ |
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大文殊へ |
カタクリ |
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カタクリ |
カタクリ |
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もうすぐですよ!頑張って |
白いカタクリ |
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白いカタクリ |
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大文殊へ最後の急登 |
イカリソウ |
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大文殊、文殊山の主峰に到着、標高は366mで山頂には文殊山本堂があり文殊菩薩がお祀りしてある。本堂横には磁石岩があり、磁石を近づけてみると磁針がグルグル動いた。 ここからの展墓は素晴らしく、福井の平野の向うに白山連峰が雪を頂いて輝いていた。白山連峰は、このあとも所々で眺められ何か気持ちがすっきりする感じがした。 |
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文殊山 大文殊(標高366m) |
磁石岩 |
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福井平野と白山連山 |
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福井平野と白山連山を望む |
カタクリ |
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大文殊から少し下ると、カタクリの広い群生地になる。展望台があって福井の平野や東側が展望できる。さらに下ると小文殊に着く、正観世音菩薩が祀られている。小文殊の前には天狗杉がそびえていて周りが広場になっている。コブシやタムシバが咲いていて春を演出しているようだ。 | ||||
カタクリ |
カタクリ鑑賞 |
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カタクリ |
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展望台 |
東側の展望 展望台より |
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小文殊と天狗杉 |
コブシ |
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小文殊から下山にかかり、広い参道を二上登山口までひたすら下る。駐車場の桜真満開だ。駐車場の水場で靴の泥を落とし大土呂駅へと歩いた。 | ||||
二上登山口へ |
カタクリ |
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二上登山口へ |
二上登山口へ |
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二上登山口に無事下山 |
駐車場から大土呂駅へ |
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駐車場は満開の桜 |
大土呂駅へ |
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大土呂駅に到着 |
大土呂駅から眺める文殊山 |
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時々登ってきた文殊山を振り返りながら北陸自動車道をくぐり、大土呂駅に予定通り無事到着した。約30分時間待ちをして敦賀行きの電車に乗り帰途についた。車窓から今日縦走してきた文殊山が美しく見えた。車窓から眺めると奥ノ院のピークと大文殊の2つピークが見える山でこの地、角原町では角原富士と呼ばれているそうだ。 なたね梅雨の晴れ間可憐なカタクリ咲く、文殊山を楽しく歩くことができ素晴らしい一日だった。みなさんお疲れ様でした。 |
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文殊山 JR電車車窓より |
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文殊山 標高:366m 基準点名:文殊山 等級種別:二等三角点 標高:350.5m 所在:福井県鯖江市 地図:鯖江 文殊山山頂 文殊山 電車車窓より |
文殊山 二等三角点 350.5m 2015.04.09 |
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橋立山 基準点名:橋立山 等級種別:四等三角点 標高:261.3m 所在:福井県鯖江市 地図:鯖江 橋立山山頂 橋立山 北鯖江駅より |
橋立山 四等三角点 261.3m 2015.04.09 |
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コース |
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