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| 荒沢岳登山口～前山～前嵓～荒沢岳 （往復ルート） | ||||||||||
| １０月４日から８日で越後の荒沢岳、中ノ岳、八海山に登った。第１日目の１０月４日は新大阪を９時４0分のひかり４６２号で出発、東京でＭＡＸとき３２５号で浦佐駅へと向かった。浦佐駅に１４時４３分到着、送迎バスで奥只見銀山平の湖山荘に１５時５０分到着した。明日の荒沢岳登山は早朝出発なのでゆっくり温泉に浸かり体調を整えて早めに就寝した。 | ||||||||||
 湖山荘 |
 湖山荘 |
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| 第２日目１０月５日は荒沢岳登山だ。早朝４時過ぎに起きて出発準備、５時湖山荘をバスで出発、数分で荒沢岳登山口に到着。５時７分暗闇の中ヘッドランプを点灯して登山開始。 しばらく歩くと尾根筋への急斜面の登りになるが真っ暗なのであまり様子が分からない。１５分ほど登ると次第に明るくなってきて尾根筋に出る。登り始めて約１時間で前山に到着した。 |
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 荒沢岳登山口（5:04）（標高770ｍ） |
 荒沢岳へ（5:23） |
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 荒沢岳へ（5:35）（標高920ｍ） |
 荒沢岳へ（5:53）（標高1030ｍ） |
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 前山に到着（6:00） |
 前山にて |
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| 前山は、標高１０９０．６ｍで三等三角点になっていて山頂は広く、これから登る荒沢岳方向が開けている。残念ながら荒沢岳は雲がかかっていて見えないが、前嵓に神秘的な雲が流れていて特異な景観を作っている。帰路ここから振返ると荒沢岳の雄姿が見られること期待した。 | ||||||||||
 前山 山頂 |
 前山 三等三角点（標高1090.6ｍ） |
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 荒沢岳前衛 前嵓 前山より（主峰は雲の中） |
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| 前山から少し下って登り返すとＰ１２０６を通過する。このあたりから紅葉が美しくなってくる。やがて特異な形の前嵓がそびえて見えてくる。残念ながら荒沢岳はまだ雲の中で顔を出してはくれない。 | ||||||||||
 荒沢岳へ（6:13） |
 荒沢岳へ（6:36） |
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 荒沢岳へ（6:52） |
 荒沢岳へ（7:00） |
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 前嵓 |
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| 標高１２５０ｍほどのピークを２つほど越えて次のピークで、前嵓の通過の備えてハーネスを装着し、ヘルメットをかぶった。そしてその先少し高いピークを越えて下ると前嵓下を通過する。 | ||||||||||
 前嵓下手前のピークでハーネス、ヘルメットを着けて前進 |
 荒沢岳へ（7:29）（標高1260ｍ） |
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| ここから左側（西側）が断崖になっている前嵓の北側のピークを目指して登って行く。かなりの急登で岩場があり、ハシゴがありとかなり厳しい登りが３０分ほど続く。 | ||||||||||
 前嵓下より急登になる（7:39） |
 荒沢岳へ（7:45） |
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 荒沢岳へ（7:53） |
 荒沢岳へ（7:57） |
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| やがて正面が開け、前嵓の岩峰がそそり立って見える。ここからどうやってこの岩峰をクリヤーするのか厳しさが伝わってくる。前嵓の裾を巻いて一番奥のピークへ急斜面の岩場を登って行くことになる。 | ||||||||||
 前嵓 これからこの絶壁を巻いて奥の急斜面を登る（8:07）（標高1420ｍ） |
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 荒沢岳へ（8:08） |
 荒沢岳へ（8:13） |
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| さっそく大きな岩をロープを補助に下り、岩場を慎重に巻くように登って行く。クサリが急斜面やトラバース面にあるので安全を確保しながら登って行く。その登りは２０分余りで緊張の連続だ。雨でも降れば登りはなんとかできても下りは危険が伴うように思える。 | ||||||||||
 荒沢岳へ（8:18） |
 荒沢岳へ（8:20） |
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 荒沢岳へ（8:21） |
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 荒沢岳へ（8:23） |
 荒沢岳へ（8:36） |
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| 前嵓に到着、前嵓は標高１５３９ｍで厳しい岩峰だ。前嵓から１０分足らずの間は西側の切れ落ちた細い尾根道を注意しながら進む。右奥には越後駒ヶ岳も見えてきた。 | ||||||||||
 前嵓に到着（8:50）（標高1536ｍ） |
 越後駒ヶ岳 前嵓より |
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 荒沢岳（正面）へ（8:53） |
 荒沢岳へ（9:07） |
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| やがて荒沢岳山頂へと続く登山道が尾根筋に見え開けてくる。ここから素晴らしい展望が期待できるはずだがまだ山頂付近は雲がかかったままだった。正面に山頂は見えないものの錦繍の帯を広げたように素晴らしい。山頂を目指して尾根道の小ピークを越えながら登って行く。 | ||||||||||
 荒沢岳へ尾根道を行く（9:12）（標高1580ｍ） |
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 紅葉 |
 荒沢岳へ（9:19） |
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 荒沢岳へ（9:38） |
 荒沢岳へ（9:45） |
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| 突然目の前に二つのピークが雲の中から見え始めた。手前のピークを越えて右のピークが荒沢岳山頂、あと一息だ。 台形だった手前のピークも巻きながら登って行くと、三角錐になりその斜面を巻きながら進み、巻き終わると尾根に出る。円錐形の尾根の頂を目指して最後の頑張りだ。 |
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 荒沢岳（10:10） |
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 荒沢岳へ（10:14） |
 荒沢岳へ（10:15） |
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 荒沢岳へ（10:19） |
 荒沢岳（10:24） |
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| １０時２８分山頂に到着した。荒沢岳は、標高１９６８．７ｍで二等三角点になっている。展望は３６０度の期待だが残念ながら今日は雲でほとんど見ることができない。山頂付近の尾根や谷には錦絵のようで実に美しい。 天気がよければ、越後三山の越後駒ヶ岳、中ノ岳、八海山そして会津の山々、平ヶ岳、燧ヶ岳、至仏山、巻機山、妙高山などが眺望できるそうだ。 |
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 荒沢岳山頂に到着だ |
 荒沢岳山頂に到着（10:28） |
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 荒沢岳 山頂にて |
 荒沢岳 山頂 |
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 荒沢岳 山頂 |
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 荒沢岳 二等三角点（標高1968.7ｍ） |
 紅葉 |
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 紅葉 |
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| 近くの尾根や谷筋の紅葉を楽しんで下山を開始した。下山時最初の西に続く尾根筋の眺めが素晴らしいが登山道はないようだ。 | ||||||||||
 登山口へ下山開始 （10:57） |
 奥只見湖 |
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 登山口へ（11:03） |
 登ってきた尾根 |
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| 登り時山頂が見えた辺りで振返ると今度は雲もなく荒沢岳を近くから見ることができた。紅葉を楽しみながらどんどん下って行く。登ってきた尾根の景色も素晴らしく、中荒沢、奥只見湖、越後駒ヶ岳などの景色も抜群だ。立ち止まっては振返り、荒沢岳の雄姿を眺めながら下った。 | ||||||||||
 荒沢岳（11:15） |
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 登山口へ（11:15） |
 登山口へ（11:25） |
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 中荒沢の紅葉 |
 奥只見湖遠望 |
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 登山口へ（11:35） |
 登山口へ（11:51） |
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 荒沢岳 |
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 越後駒ヶ岳 |
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 越後駒ヶ岳 |
 荒沢岳 |
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 登山口へ（12:11） |
 荒沢岳 |
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 越後駒ヶ岳 |
 荒沢岳 |
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 登山口へ（12:32） |
 荒沢岳 |
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| 前嵓まで下ってきたが、紅葉や景色を楽しむのはこのあたりまでになりそうだ。ここからしばらく急な岩場の下降が始まる。 安全第一でセルフビレイをとりながら慎重に下る。カラビナがガラガラと音を立て下って行く。この間の通過は、登り４３分、下り４８分と下りが５分余分にかかった。 |
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 登山口へ（12:37） |
 登山口へ（12:43） |
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 登山口へ（12:44） |
 登山口へ（12:59） |
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 登山口へ（12:59） |
 前嵓直下踊場 |
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 登山口へ（13:00） |
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 下ってきたクサリ場 |
 登山口へ（13:01） |
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 登山口へ（13:13） |
 登山口へ（13:20） |
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| 前嵓直下踊場から前嵓下への急な下りでハシゴやクサリを使って下る。下り終えてしばらくして振返ると前嵓がそびえて見えていた。 | ||||||||||
 登山口へ（13:27） |
 登山口へ（13:40） |
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 登山口へ（13:51） |
 前嵓を振返る（14:02） |
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| 登り時にハーネスを装着したあたりで、今度は外してしばらく休憩する。ここから約４０分ひたすら歩くと前山に到着する。前山からの荒沢岳を期待していたが逆行でまばゆく輝いていた。 | ||||||||||
 登山口へ（14:31） |
 登山口へ（14:48） |
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 登山口へ（14:54） |
 荒沢岳 |
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 荒沢岳 前山より |
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 登山口へ（15:16） |
 登山口へ（15:35） |
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 朝見えなかった荒沢岳登山口 |
 荒沢岳登山口に全員無事下山（15:43） |
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| 前山から尾根道を下り、急斜面を下ると荒沢岳登山口に全員無事で下山した。標高差約１２００ｍ、約１０時間４０分のハードな登山だった。下山後今日の宿、龍氣へ送迎バスで六日町へと向かった。 龍氣に到着、温泉に入って疲れを癒やし明日の中ノ岳に備えた。明日も厳しそうだ。 リーダーさんありがとうございました。参加者のみなさん楽しい、ちょっと厳しい山旅ありがとうございました。 |
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| 荒沢岳 基準点名：荒沢岳 等級種別：二等三角点 標高：1968.6m 所在：新潟県魚沼市 地図：奥只見湖 荒沢岳 前嵓より 山頂 |
荒沢岳 二等三角点 1968.6ｍ 2015.10.05 |
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| 前山 基準点名：石滝 等級種別：三等三角点 標高：1090.5m 所在：新潟県魚沼市 地図：奥只見湖 前山 荒沢岳登山口より |
前山 三等三角点 1090.5ｍ 2015.10.05 |
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コース |
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