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仙ノ倉山 平標山側より |
日本二百名山
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仙ノ倉山 標高2026m |
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谷川岳〜万太郎山〜仙ノ倉山〜平標山
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肩ノ小屋〜オジカ沢ノ頭〜小障子ノ頭〜大障子ノ頭〜万太郎山〜エビス大黒ノ頭〜
仙ノ倉山〜平標山〜平標山ノ家〜平標山登山口
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10月13日から15日で谷川岳から仙ノ倉山の縦走と三国山登山をした。
第2日目10月14日は、谷川岳肩ノ小屋から縦走を開始して、万太郎山、仙ノ倉山、平標山へのコースだ。早朝6時出発の予定だったが、昨夜来の風雨は治まらない。風速は平均で5m/s、突風で15m/sほどが観測された。このまま薄暗い突風のなかを進むのは危険と判断して出発を1時間遅らせようすを見ることになった。
7時少し治まって天候の回復も期待されるので肩ノ小屋を出発した。濃い霧、時々突風の吹く中、肩ノ小屋から続く尾根を下って行った。約1時間で尾根頭のオジカザワノ頭に到着、依然として風が強く切りの中だ。ここで休憩して少し進むとオジカザワ避難小屋を通過した。 |
万太郎山へ 肩ノ小屋前の標識 |
肩ノ小屋を出発(7:00)(標高1910m) |
万太郎山へ |
万太郎山へ(7:27) |
オジカザワノ頭(7:56)(標高1893m) |
オジカザワノ頭で休憩(7:56) |
万太郎山へ(8:05) |
オジカザワノ頭避難小屋 |
さらに30分ほど下ると小障子ノ頭を過ぎる。小障子ノ頭から少し下って小さなピークを2つほど越えると大障子避難小屋に到着、ここで休憩をとる。休憩後、標高差120mほど登り返すと大障子ノ頭に到着する。風は少し治まったものの霧はほとんど晴れない状態が続く。 |
万太郎山へ(8:34) |
小障子ノ頭(8:34)(標高1732m) |
万太郎山へ(8:36) |
大障子避難小屋(8:46)(標高1682m) |
万太郎山へ(8:57) |
大障子ノ頭(9:16)(標高1807m) |
大障子ノ頭から標高差70mほどの下りで、最初の取っ付きに岩場があり注意して下る。鞍部まで下ると今度は少し厳しい登り、標高差200m余りの登りだ。
大障子ノ頭から45分で山頂らしきところに到着する。万太郎山ノ山頂だろうか、霧がかかって状況がはっきりしない。そのとき霧が一瞬晴れて周囲の紅葉が目に飛び込んできた。ここは山頂の肩のようで風下で休憩をとった。風は依然として強く、雨具では寒いくらいだ。 |
万太郎山へ(9:17) |
万太郎山へ(9:21) |
万太郎山へ(9:41) |
万太郎山へ(9:48) |
万太郎山へ(9:59) |
万太郎山の肩 分岐(10:02)(標高1940m) |
雲が一瞬切れた(10:03) |
万太郎山へ(10:11) |
分岐から3分で万太郎山山頂に到着した。万太郎山は、標高1954mで三等三角点になっている。残念ながら周囲の景色は全く見えない。 |
万太郎山 山頂 |
万太郎山 三等三角点(標高1954.1m) |
万太郎山をあとに仙ノ倉山へと縦走を続ける。5分ほど下ってうしろを振り返ると万太郎山の霧が晴れ青空になっていた。やっと山を見ることができたがすぐに見えなくなった。また霧の中を仙ノ倉山へ下りが続く、毛渡乗越まで標高差380mあまり黙々と下る。 |
仙ノ倉山へ(10:16) |
振返ると万太郎山が姿を現した(10:19) |
仙ノ倉山へ(10:21) |
仙ノ倉山へ(10:28) |
仙ノ倉山へ(10:31) |
仙ノ倉山へ(10:35) |
仙ノ倉山方向は霧が全く開けないが、振返ると万太郎山方向は時々霧が晴れ山の景色を楽しむことができる。次第に縦走している尾根の霧が晴れてきて歩きも快適になってきた。 |
万太郎山 |
万太郎山の南側の風景 |
仙ノ倉山へ(10:40) |
万太郎山 |
仙ノ倉山へ(10:42) |
越路避難小屋通過(10:43)(標高1715m) |
万太郎山 |
前方にエビス大黒ノ頭が見えてきた。霧がなければこのエビス大黒ノ頭の右に仙ノ倉山が目に入るはずだが残念ながら見えない。振返っては万太郎山をながめて楽しみながら歩く。 |
万太郎山 |
仙ノ倉山へ 正面にエビス大黒ノ頭(10:55) |
エビス大黒ノ頭 |
仙ノ倉山へ(9:48) |
万太郎山 |
稜線から下を眺めると阿弥陀沢だろうか紅葉の沢の流れ、滝などが美しい光景をかもしだしている。乗越を過ぎ小さなピークで休憩をとる。残念ながら仙ノ倉山はまだ見えない。
休憩してピークを下ると左下に沢の始まりの荒々しい双門のような岩峰がそそり立っている。ここまでクマザサの道を歩いてきたので印象に残る岩峰だ。 |
阿弥陀沢の紅葉 |
仙ノ倉山へ(9:48) |
仙ノ倉山へ(9:48) |
仙ノ倉山へ(11:12) |
エビス大黒ノ頭の鞍部(11:49)(標高1630m) |
仙ノ倉山へ(11:59) |
ここからエビス大黒ノ頭へ標高差250mの登りが続く。途中露岩の岩場もありなかなか大変だ。高度が上がるにつれ霧も濃くなってきて見通しが悪くなってくる。 |
仙ノ倉山へ(12:08) |
仙ノ倉山へ(12:15) |
仙ノ倉山へ(12:25) |
エビス大黒ノ頭に到着(12:26)(標高1888m) |
エビス大黒ノ頭に12時半に到着、出発して5時間半が経過した。あと標高差40m下って、190mほど登れば仙ノ倉山山頂だ。 |
エビス大黒ノ頭 |
仙ノ倉山へ(12:40) |
万太郎山 |
エビス大黒ノ頭を下り振返ると奇異な岩峰だった。鞍部にエビス大黒避難小屋がありここから登りが続く。避難小屋から頑張って登り詰めると仙ノ倉山に13時30分到着する。 |
エビス大黒ノ頭を振返る(12:48) |
仙ノ倉山へ(12:50) |
エビス大黒避難小屋(12:59)(標高1810m) |
仙ノ倉山へ(13:11) |
仙ノ倉山へ(13:13) |
仙ノ倉山へ(13:19) |
仙ノ倉山は、標高2026mで二等三角点になっている。残念ながら霧で展望は全く望めない。風下で休憩をとった。 |
仙ノ倉山山頂に到着(13:31) |
仙ノ倉山 山頂にて |
仙ノ倉山 山頂 |
仙ノ倉山 二等三角点(標高2026.3m) |
仙ノ倉山 方位盤 |
平標山へ(13:43) |
仙ノ倉山をあとに最後の平標山(たいらっぺやま)へ、山頂から木階段が続く。鞍部から正面の小ピークを越えて行く。振返ると仙ノ倉山が美しく見えていた。見るところひじょうになだらかな山だ。 |
平標山へ(13:47) |
仙ノ倉山 |
仙ノ倉山 |
小さなピークを越えると広い台地になりその奥になだらかな山が見えてくる。その山が今日の最後の山、平標山だ。続く木階段を登って行くと山頂に到着。
平標山は、標高1984mで三等三角点になっている。残念ながら霧で展望は得られない。 |
平標山(13:55)(標高1980m) |
平標山へ(14:09) |
平標山へ(14:22) |
平標山へ(14:23) |
平標山 山頂にて |
平標山 山頂 |
平標山 三等三角点(標高1983.8m) |
平標山登山口へ(14:32) |
山頂で少し休憩をとって下山開始した。振返ると仙ノ倉山、平標山が見えて縦走の最後を飾ってくれた。木階段を下りきると平標山の家があり、ここから平元新道という登山道を下って行く。 |
平標山 |
平標山登山口へ(14:41) |
平標山登山口へ(14:45) |
仙ノ倉山 |
平標山 |
平標山登山口へ(14:58) |
仙ノ倉山 |
平標山 |
平標山山の家(15:03)(標高1650m) |
平標山登山口へ(15:11) |
平標山登山口へ(15:22) |
平標山登山口へ(15:35) |
平標山説明板 ここから林道歩き(15:59)(標高1190m) |
平標山登山口へ(16:30) |
平標山登山口へ 林道から登山道に入る(16:34) |
登山道は紅葉が見ごろを少し過ぎたところだが、疲れた足取りを快適にしてくれる。途中で休憩して16時に林道出合に到着。ここから林道をひたすら歩く。林道を1時間ほど歩いて登山道に入り30分余りで平標山登山口に全員無事下山した。登山口からジャンボタクシーで越後湯沢のさくら亭へ、温泉に浸かりゆっくりして疲れを癒やした。 |
平標山登山口に全員無事下山(16:59)(標高970m) |
ジャンボタクシーで宿へ |
出発のロープウエイを降りた天神平辺りから雨が降り始め、谷川岳は雨で山頂の岩峰や一ノ沢の紅葉など見ることができなかった。肩ノ小屋に入るころから雨風が強くなり、夜中から朝まで暴風雨が続いた。
縦走は、早朝出発の予定だったが風が強く強行するか否かを1時間遅らせ7時出発で準備した。小屋の主人が風速を計ってくれ風速は平均で5m/s、突風で15m/sほどが観測された。また風の通り抜ける場所などのアドバイスをしてくれた。
7時、次第に明るくなってきて強風も少し納まりかけてきた。またこれから時間と共に回復の兆しがあり、途中撤退も視野に入れて決行することにした。
リーダーさんの適切な判断で、全員無事、長い縦走を完歩できた。リーダーさんありがとうございました。参加者のみなさん楽しい、ちょっと厳しい山旅ありがとうございました。 |
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万太郎山
基準点名:万太郎
等級種別:三等三角点
標高:1954.1m
所在:新潟県湯沢町
地図:三国峠
万太郎山 |
万太郎山 三等三角点 1954.1m 2015.10.14 |
仙ノ倉山
基準点名:千倉山
等級種別:二等三角点
標高:2026.3m
所在:新潟県湯沢町
地図:三国峠
仙ノ倉山 |
仙ノ倉山 二等三角点 2026.3m 2015.10.14 |
平標山
基準点名:松出
等級種別:三等三角点
標高:1983.8m
所在:新潟県湯沢町
地図:三国峠
平標山 |
平標山 三等三角点 1983.8m 2015.10.14 |
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コース
10/13 曇りのち雨 谷川岳登山
新大阪(7:23)=[のぞみ298号]=東京(9:56/10:16)=[MAXとき315号]=
越後湯沢(11:36/11:40)=[ジャンボタクシー]=土合口(12:45/12:58)
=[谷川岳ロープウエイ]=天神平(13:00/13:21)〜熊穴沢避難小屋(14:18/14:19)〜
天狗のとまり場(14:47/14:50)〜肩ノ小屋(15:26)〜トマノ耳(15:36)〜オキノ耳(15:58)〜
肩ノ小屋(16:19) (泊)
10/14 雨強風のち曇り 谷川岳から仙ノ倉山縦走
肩ノ小屋(7:00)〜オジカ沢ノ頭(7:55/8:05)〜小障子ノ頭(8:34)〜
大障子避難小屋(8:46/8:53)〜大障子ノ頭(9:16)〜分岐(10:02/10:11)〜
万太郎山(10:14)〜毛渡乗越(10:59)〜(11:23/11:44)〜エビス大黒ノ頭(12:25/12:35)〜
仙ノ倉山(13:31/13:42)〜平標山(14:23/14:32)〜平標山ノ家(15:03)〜(15:21/15:31)〜
林道出合(15:58)〜ゲート(16:30)〜登山道分岐(16:34)〜登山口(16:59/17:05)
=[ジャンボタクシー]=越後湯沢 さくら亭(17:30) (泊)
10/15 晴れ 三国山登山
さくら亭(8:12)=[ジャンボタクシー]=三国峠登山口(8:41/8:43)〜三国峠(9:18/9:21)
〜(9:44/9:48)〜分岐(9:55)〜三国山(10:06/10:16)〜平標分岐(10:27)〜分岐(10:36)〜
三国峠(11:00/11:03)〜三国峠登山口(11:30/11:34)=[ジャンボタクシー]=
さくら亭(12:05/入浴/13:13)〜越後湯沢(13:16/自由行動/14:56)
=[MAXとき326号]=東京(16:20/16:50)=[のぞみ51号]=新大阪(19:23)
天 候 10/13 曇りのち雨 10/14 雨強風のち曇り 10/15 晴れ
参加者 8名
実施日 2015.10.13-10.15
ツアー 毎日新聞旅行 inada
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