焼石岳 泉水沼より | |
日本二百名山 | |
焼 石 岳 標高1548m | |
大森登山口〜焼石沼〜焼石神社〜焼石岳〜銀明水〜石沼〜つぶ沼登山口 | |
10月10日から3日で泉ヶ岳、焼石岳、栗駒山に登った。第2日目10月11日は、焼石岳に登った。 瑞泉閣を7時50分バスで出発、大森登山口に8時50分到着した。この登山口は三合目で標高930m、ここから大森山の裾を巻いて胆沢川に沿って上流へ、焼石沼から山頂を目指すコースだ。 三合目を9時に出発、緩やかな登りが続き、四合目を通過する頃からブナ林の紅葉が素晴らしくなってくる。35分ほど歩くと分岐になっていてここで小休止を取る。まっすぐ上がれば釈迦ざんげだが右のまわり道を選んだ。ほどなく合流点を過ぎる。まっすぐ上がったピークあたりが五合目釈迦ざんげのようでそこから焼石岳の山頂が見えるとかちょっと残念だった。 |
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三合目横林道 (林道終点駐車場) |
三合目から出発(標高930m) |
焼石岳へ |
焼石岳へ |
焼石岳へ |
四合目大森沢(標高1030m) |
焼石岳へ |
釈迦ざんげとまわり道の分岐(標高1040m) |
焼石岳へ |
焼石岳へ |
ブナ林の紅葉が益々美しくなってくる。登山道は緩やかな登りで紅葉狩りにはうってつけのコースだ。木々の間から三角錐の綺麗なピークが見えてえくる、三界山という山だ。 | |
焼石岳へ |
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三界山が木々の間に見えてくる |
焼石岳へ |
やがて沢に出る、胆沢川の源流だろう。数回渡渉、川に足を入れた人もいたが無事通過、六合目手前の河原で小休止を取る。 | |
焼石岳へ 胆沢川源流を渡渉 |
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焼石岳へ |
河原で休憩 |
ブナ林の紅葉始まる |
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沢を上がると直ぐに六合目与治兵衛で大きなブナの木があった。また渡渉して今度は沢沿いに登っていく。七合目柳瀞まで来ると木々のあだから山々の頂きが見えてくる。南本内岳は周囲の紅葉とあいまって美しい。 | |
六合目・与治兵衛岳(標高1020m) |
六合目・与治兵衛のブナの木 |
焼石岳へ胆沢川源流を渡渉 |
焼石岳へ |
焼石岳へ |
南本内岳 七合目柳瀞より(標高1135m) |
焼石岳へ |
焼石岳へ |
紅葉 |
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焼石岳へ 紅葉のトンネルを行く |
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素晴らしい紅葉のトンネルが続き、最高の秋を満喫する。やがて八合目に近づくと木々が少なくなり一面のササになってくる。 振り返ると尖った三界山が紅葉の向こうにそびえている。紅葉が特に良かったのは南本内岳で、裾野から山頂まで黄金の輝きだ。 |
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三界山 |
南本内岳の紅葉 |
三界山と南本内岳 |
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八合目少し手前でこれから目指す焼石岳の山頂が小さく見えてくる。ここまで2時間40分ほどかかって標高差300m余りしか登っていない。 長命水で冷たいおいしい水をいただくとすぐ、焼石沼に到着。焼石沼はササに覆われていて少し足を入れるとそばまで行けるそうだが今回は通過になったので上に行ってから眺めてみよう。 |
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焼石岳へ (焼石岳は中央奥) |
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八合目前・長命水 |
八合目・焼石沼(標高1245m) |
八合目標高1245mから山頂まで標高差約300m、とにかく頑張って九合目へと登り始める。登山道はいたるところ水が流れていてジャブジャブ歩きだ。 | |
焼石岳へ |
焼石岳へ |
焼石岳 |
焼石沼 |
九合目・焼石神社(標高1435m) |
焼石岳へ |
右下に水の流れを感じながら登っていく、それにしても水量が多いのはなぜだろうか。気にしながら登り詰めると九合目、焼石神社に到着、ここは分岐になっていて南本内岳、東焼石岳の分岐になっている。焼石神社は、正面に見える大きな岩が折り重なったピークにお祀りしてある。少しペースが遅すぎると判断したリーダーは昨日の人のザックを担いで登り始めた。 | |
焼石神社の祠のあるピークと焼石岳 |
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焼石岳へ |
焼石神社 |
大きな岩で窟になったところに焼石神社がお祀りしてあった。さあーここから一息でこの大きな岩場を越えれば山頂だ。その大岩の数々にチャレンジして登りきると、正面の山頂に向けて登る。 | |
焼石岳へ |
焼石岳へ |
焼石岳に到着 |
焼石岳 山頂にて |
焼石岳は、標高1548mで一等三角点になっている。展望は素晴らしいようだがあいにく雲があって、鳥海山、早池峰山の山頂と、岩手山の裾野を見ることができた。 また、焼石岳は焼石連峰の主峰で、思っていた以上に大きく、牛形山、駒ヶ岳なども連峰の一座だそうだ。山名は、山頂付近に焼けたような石が見られることから焼石岳になったそうだ。 |
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焼石岳 山頂 |
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焼石岳 山頂 |
焼石岳 一等三角点(標高1547.3m) |
東方向の眺め 泉水沼 |
西方向の眺め |
焼石岳山頂をあとにつぶ沼登山口へ |
つぶ沼登山口へ |
下山はつぶ沼登山口へ下るコースをとった。しばらく下ると泉水沼を通過、ここからの眺めは素晴らしい。さらに下ると姥石平になり相当広くここからの景色も美しい。 | |
つぶ沼登山口へ |
つぶ沼登山口へ |
焼石岳と泉水沼(標高1425m) |
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焼石岳と焼石平 |
焼石平 |
焼石岳と焼石平 |
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経塚山・天竺山と草もみじの焼石平 |
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つぶ沼登山口へ |
つぶ沼登山口へ |
つぶ沼登山口へ |
つぶ沼登山口へ |
つぶ沼登山口へ |
小さな滝 |
石ころ道、木道、沢道、どろんこ道を経て銀命水まで下山した。ここで小休止をとり、またひたすら下る。中沼分岐の到着、ここは右にとりつぶ沼へと下る。 | |
銀明水(標高1145m) |
銀明水で休憩 |
つぶ沼登山口へ |
つぶ沼登山口へ |
中沼・つぶ沼登山口分岐(標高1035m) |
つぶ沼登山口へ |
石沼(標高950m) |
経塚山・天竺山 石沼より |
つぶ沼登山口へ |
金山沢(標高750m) |
石沼が左下に見え、上に目をやると火山ぽい山が見えてくる。経塚山と天竺山のようだ。さらに下って金山沢を渡り、しばらく下ると日暮れが近づいてくる。 5時10分ヘッドランプを用意して下る。しばらくしてランプを点灯して下る。久々の下山時の点灯だ。暗闇の中17時35分つぶ沼登山口に全員無事下山した。 出発前からの下山予想だったようだが、もう少しピッチをあげて歩くと快適だったと思う。ブレーキをかけた人に合わせての行動だったと思うがツアーで体力、技量を合わせるのは難しいとは思う。参加者側にもみんなに配慮した行動が望まれるのではないだろうか。いつしか自分もそのような状態になったときどのような行動をすれば良いのか今から考えておく必要があるようだ。なにはともあれ、みなさんお疲れ様でした。 |
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つぶ沼登山口へ 日没(標高590m) |
つぶ沼登山口(標高450m) |
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焼石岳 基準点名:焼石岳 等級種別:一等三角点 標高:1547.3m 所在:岩手県奥州市胆沢区 地図:焼石岳 焼石岳 三角点 焼石岳 |
焼石岳 山頂 1547.3m 2016.10.11 |
コース |
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