本多良岳(前岳 東峰) 多良権現峰より  残念ながら登頂できず
 日本三百名山   
多 良 岳
国見岳 標高996m 多良岳 標高983m 本多良岳 標高983m
黒木登山口〜金泉寺〜多良権現峰〜本多良岳〜国見岳 (往復コース)
 
 12月22日から25日で佐賀県の背振山、多良岳長崎県の雲仙普賢岳の三座に登った。3日目今日は楽しみの多良岳登山だ。下山後ほフェリーで帰阪の予定だ。

 ホテルをバスで8時に出発、大村市の黒木登山口へ向かった。黒木バス停のヘヤピンカーブの近くに多良岳連山の最高峰、経ヶ岳の登山口があり、バス停から細い林道を登っていくと登山口の駐車場がある。

 支度をして林道を歩き始めると、チェーンのゲートがあり登山口になっている。さらに林道を進むと林道終点になり山へと分け行っていく。

黒木登山口 駐車場(標高350m) 

多良岳登山口 チェーンゲート通過

多良岳

多良岳へ 林道終点(八丁谷)

多良岳へ 林道終点を通過

多良岳
 樹林帯の南斜面を尾根沿いにしばらく登っていくと金泉寺への標識があり、ここから少し巻いて北斜面の尾根沿いに登り、さらに沢沿いに登っていく。

多良岳

多良岳

標高650m辺りから左上に経ヶ岳が見える

多良岳
 石ころがごろごろする広い沢を渡り、次の尾根の南斜面を尾根に沿って登っていく。大きな岩の横を通過し、さらに岩や石ころ道を高度を上げながら登っていく。途中標高700m辺りで小休止を取る。

多良岳

多良岳

多良岳

多良岳

多良岳

多良岳へ 五家原岳分岐(西野)を通過
 やがて峠のような尾根に出る。五家原岳分岐で標識には西野と記されていた。金泉寺へ尾根を進んでいくと建物が見えてくる。

 金泉寺山小屋に到着、小休止を取る。小屋の横の広場の中央は金泉寺だ。地域の方々が苦労して平成21年に落慶されたそうだ。

 金泉寺の右側の道路を登ると山への取り付きがあり、先に進むと石段が見えてくる。

多良岳

金泉寺山小屋

金泉寺

多良岳

多良岳

多良岳・経ヶ岳・一ノ宮岳・・・分岐
 石段の左側に役行者がお祀りしてあり、石段が続いている。鳥居がありくぐると山頂まで続くかと思われる石段が正面に見える。石段は、段数は分からなかったが、標高差30mぐらいありそうだ。

多良岳

役行者

多良岳続く石段 どこまで続く!(標高差約30m)

多良岳

国見岳

多良岳

アカガシの大木
 石段を登り切り右手に巻いて登っていく。岩場もあり修験場のような雰囲気の中、登っていく。登りきると多良岳の尾根に出る。左に80mほどで国見岳で、右に進むと多良岳で石段を登ると神社に到着する。

多良岳

多良岳

多良岳

多良岳へ

左国見岳/右多良岳

多良岳

多良岳

多良岳

石仏
 多良岳は、国見岳と今登ってきた多良権現を祀った峰そして東側にそびえる三角錐の本多良岳の3つの峰の総称を多良岳という。本多良岳は、前岳、東峰などとも呼ばれている。

 多良権現峰を、多良岳と総称している場合もあるようだ。小休止をして本多良岳へと尾根を下った。標高差30mほど下ったところで停滞が始まり、7、8分待ったが全然進まず。本多良岳までは20分ぐらいで行けるのだが、10分経っても鞍部まで下っていない、登り返しにはハシゴ場などもありかなり時間的に厳しいようだ。

 リーダーが撤退を決めたようで元に戻ってきた。これ以上先に進めないとのことだ。参加資格からみても十分行けるレベルなのに、病人が出たわけでもなさそうなのに不思議だ。迷惑をかけたと思う人が誰もいないのはどうしてなんだろう。参加資格のレベルが今回、異なるのではなかろうか。今まで多くの山に行ったが、体調が悪くなり途中で撤退もあったが、ご迷惑をおかけしましたの一言で水に流したものだった。

 本多良岳、座禅岩、鬼の岩屋など楽しみにしていたのが、途中で撤退となり返すがえす残念だ。

多良岳(多良権現峰) 多良権現

多良岳山頂(標高983m)

多良岳 山頂にて

本多良岳

座禅岩・鬼の岩屋・前岳(本多良岳)へ

本多良岳

多良岳へ尾根が降れず無念の撤退
 憤懣のなか下山開始した。下山前に国見岳に立ち寄った。国見岳は、標高996mで雑木林の小さなピークだ。木々の間から、北西に多良山系の最高峰、経ヶ岳が見える。また、南西にアンテナがたくさん建っている五家原岳も見える。

多良岳をあとに国見岳へ

国見岳

国見岳

国見岳に到着

国見岳 山頂(標高996m)

国見岳 山頂標識

経ヶ岳 国見岳より

五家原岳 国見岳より
 憤懣は冷めず、無口で往路を下った。金泉寺山小屋に立ち寄り、ストーブにあたりながら昼食をとった。

国見岳をあとに黒木登山口

黒木登山口

黒木登山口

黒木登山口

金泉寺まで下山

黒木登山口
 山小屋で昼食をとり、黒木登山口へと往路をひたすら下った。

五家原岳分岐(西野)を黒木登山口

黒木登山口

黒木登山口

黒木登山口

黒木登山口

黒木登山口

黒木登山口

黒木登山口

黒木登山口

黒木登山口

黒木登山口

黒木登山口

黒木登山口

黒木登山口
 黒木登山口に全員無事下山し、バスで大村市の湯の華温泉でゆったり疲れを癒した。入浴後バスで新門司港に戻り、帰阪した。

 今回のツアーで思うこと
 背振山は、登山口から登らず、山頂駐車場から10分ほどの登山だった。背振山は、山頂の観光だと明記したら誤解を招かないだろう。雲仙普賢岳は、特に問題はなかった。
 多良岳は、登りも下りも特に問題なかったが、本多良岳への行程は、特に問題ないと思うが立ち止まって動けなくある人がいたようで、初めての参加者なのかレベルが揃っていなく憤懣になった。ただ、朝の出発が8時と遅く当然時間切れになることが予想されたはずだ。況してこの時期、日没が早いことも考慮すべきだ。そんなことから、この新コースは計画が甘かったと思う。

 今回は、いろいろごたごたして今までのツアーと一風変わった山旅だった。皆さんありがとうございました。リーダーさんお疲れ様でした。

明石海峡大橋
   
多良岳・本多良岳

基準点名:多良岳
等級種別:三等三角点
標高:982.7m
所在:佐賀県太良町
地図:多良岳

本多良岳 







登頂できず







本多良岳 三等三角点 982.7m 2017.12.24
多良岳・多良権現峰

基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:983m
所在:佐賀県太良町
地図:多良岳








多良岳 山頂 983m 2017.12.24
多良岳・国見岳

基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:996m
所在:佐賀県太良町
地図:多良岳








国見岳 山頂 996m 2017.12.24

コース
12/22
 大阪南港(17:00)=[名門太陽フェリー]=  (船中泊)
12/23  曇りのち晴れ  背振山・雲仙普賢岳
 新門司港(5:30/6:00)=[バス]=基山PA=背振山登山口=背振山駐車場(8:26/8:29)〜
背振山(8:38/8:44)〜駐車場(8:52/8:55)=[バス]=道の駅吉野ヶ里(9:49/10:00)=
長洲港(11:20/11:48)=[有明フェリー]=多比良港(12:28/12:35)=[バス]=
仁田峠登山口(13:26/13:35)〜妙見岳・妙見神社(14:14/14:18)〜国見岳分岐(14:35)〜
国見岳(14:48/14:54)〜国見岳分岐(15:06)〜普賢岳分岐(15:20)〜普賢岳(15:44/15:56)〜
普賢岳分岐(16:15)〜あざみ谷(16:30)〜仁田峠登山口(16:52/16:59)=[バス]=
諫早・ニューステーションホテル(18:09)  (泊)
12/24  曇り下山後雨  多良岳
 ホテル(8:00)=[バス]=大村=黒木登山口(8:33/8:42)〜林道終点(9:02/9:07)〜
五家原岳分岐(10:16)〜金泉寺(10:25/10:30)〜多良岳(10:57/10:04)〜
 ※本多良岳・東峰(鞍部に下れない人がいて先に進めず撤退。東峰登頂を残念)
多良岳(11:19/11:23)〜国見岳(11:30/11:31)〜金泉寺(11:53/昼食/12:16)〜
五家原岳分岐(12:23)〜林道終点(13:26)〜黒木登山口(13:43/13:50)=[バス]=
大村湯の華(14:22/15:51)=基山PA=新門司IC=新門司(18:50/19:50)
=[名門太陽フェリー]=  (船中泊)
12/25
 大阪南港(8:30)

参加者 14名
実施日 2017.12.22-12.25 
毎日新聞旅行 nagao  inabu