横山岳 山頂
関西百名山 
横 山 岳 標高1132m
Vol.2 
白谷登山口〜[白谷本流コース]〜横山岳〜[東尾根コース]〜東尾根登山口
 続き・・・
 五銚子ノ滝を大きく巻いて急斜面を登る。少し登ったところから五銚子ノ滝は3段の滝が力強さより滑らかな流れのようで美しい。

五銚子ノ滝を巻いて上流へ

五銚子ノ滝

五銚子ノ滝を巻いて上流へ

五銚子ノ滝を巻いて上流へ

五銚子ノ滝を巻いて上流へ
 登りきると今度はトラバースで、かなり急斜面でロープが張られている。足元に注意しながらゆっくりと進んだ。急な斜面にヤマルリソウなどが咲いていてほっとする。大きく巻いて五銚子ノ滝の上流に出る。前述のように沢には水が流れていない。あの美しい立派な滝の大量の水はどこからくるのだろうか。ちょろちょろ水だと理解できるがあの大量の水はどうしたんだろう。静岡県の白糸の滝を思い出す。白糸の滝は岩の隙間から大量の水が吹き出しているが、ここの五銚子ノ滝も同じようなのだろうか。

五銚子ノ滝を巻いて上流へ

五銚子ノ滝を巻いて上流へ

ヤマルリソウ

五銚子ノ滝を巻いて上流へ

振り返ると己高山が見える

五銚子ノ滝を巻いて上流へ
 白谷の沢から離れて左手の尾根筋へと登っていく。尾根筋に出ると急登が待っている。ロープが下がっているところや岩場もありかなり厳しいが頑張って登る。

 この辺りまで登ってくると、お花がたくさん咲いている。ユキザサそしてつぼみのヤマシャクヤク、ヒトリシズカ、ヤブレガサ、ユキワリソウそしてイワウチワなどいっぱいだ。ヤマシャクヤクのかわいいい白い花を見たかったがつぼみしか見れなかった。イワウチワはトクワクソウとも言われるようだが違いはよく分からない。

白谷から横山岳への尾根へ上がる

横山岳への急な尾根道を登る

ユキザサ

横山岳への急な尾根道を登る

横山岳への急な尾根道を登る

横山岳への急な尾根道を登る

横山岳への急な尾根道を登る

ヤマシャクヤクのつぼみ

ヒトリシズカ

ヤブレガサ

イワウチワ

横山岳への急な尾根道を登る

横山岳への急な尾根道を登る

ユキワリソウ

横山岳への急な尾根道を登る

ガンバレ 頂上まで300m(標高1000m)
 標高約1000mまで登ると、「ガンバレ 頂上まで300m」の案内が木にかかっている。岩場になり少し渋滞気味だ。頑張って急な尾根を登っていく、あと300mということだが全く進まない。

 胸突き八丁、みんなについて行くのが精一杯、たくさんの花が咲いているが見る余裕、まして写真を撮る元気はない。あと300mから30分は歩いただろうか全く進まない。やっと「あと200m」に到着。30分は歩いたと思った時間は10分だった。体力があれば、8分ぐらいで十分登れるのだろう。
 300m標識から七転八起、約25分で横山岳山頂に到着した。

横山岳への急な尾根道を登る
ガンバレ頂上まで300m

胸突き八丁 青息吐息

みんなについて行くのが精一杯

苦しさを表現できる写真は撮れない

七転八起なんとか頂上に立つ

後期高齢者には厳しい!!!

ガンバレ 頂上まで200m(標高1060m)

横山岳への急な尾根道を登る
 横山岳は、標高1132mで二等三角点になっている。山頂は広く、隅に壊れそうになった展望台がある。山頂の樹林の間から北陸の山々、白銀の白山が見渡せる。南側には、琵琶湖、山本山、己高山から金糞岳などが見える。

横山岳 山頂に到着

横山岳 山頂にて

横山岳 山頂

横山岳 二等三角点(標高1131.7m)

北陸・白山方向の山々 横山岳山頂より
 山頂で少し休んで東尾根を気持ちよく歩いた。登り時にはほとんどなかった残雪が尾根沿いにあり、雪を楽しみながら尾根を歩いた。

横山岳山頂をあとに東尾根を行く

東尾根を行く

東尾根を行く

東尾根を行く

横山岳を振返る

東尾根を行く

展望が素晴らしい(標高1120m)

東尾根を行く 行く手に東峰が見える

北陸・白山方向の山々 東尾根の小ピーク(標高1120m)より

東尾根を行く

東尾根を東峰へ
 残雪を楽しみながら尾根のアップダウンを数回繰り返し、周囲の山々の景色も楽しみすばらしい。尾根歩きを楽しんでいるうちに東峰に到着した。横山岳は、主峰の西峰とこの東峰の双耳峰の山だ。

横山岳東峰(標高1134m)

東峰で展望を楽しむ

横山岳(西峰)

金糞岳

白山・別山遠望 東峰より
 東峰を過ぎると下りの尾根になり、ブナ林へと下っていく。ブナ林は、残雪と相まって美しい。あとしばらくすると新芽が吹き出し新緑が素晴らしいのだろう。

琵琶湖を臨む

東尾根のブナ林を下る

東尾根のブナ林を下る

東尾根のブナ林を下る
 しばらく下ると、イワウチワの花がつぼみから下るにつれ開花して道沿いに咲いている。ブナ林の途中で休憩、美しいブナの林とイワウチワと雪を楽しんだ。

イワウチワ

イワウチワ

東尾根のブナ林を下る

美しいブナ林で休憩(標高930m)

イワウチワ

東尾根のブナ林を下る

東尾根のブナ林を下る

東尾根のブナ林を下る

タムシバ
 しばらく下り里に近づいた感じになると、タムシバが青空に白く輝いていた。そのあとは尾根道をどんどん下っていった。

タムシバ

東尾根を下る

金糞岳方面が美しい

東尾根を下る

東尾根を下る
 やがて緑の広い斜面に出てそこを下ると、東尾根登山口に下山した。ここから林道を歩き、出発点の白谷登山口に全員無事戻った。

東尾根登山口(標高480m)に下山

白谷登山口へ

白谷登山口(標高260m)に全員無事下山

横山岳 白谷登山口にて
 団体旅行のマナーについて、今回バスの隣の席の夫婦がマスクもせず咳をしたり鼻水をズウズウしたりで非常に迷惑だった。案の定、白谷登山口を出発して30分ほどでリタイヤされた。帰りのバスも行きと同じ、梅田到着間際にやっとマスクをされた。みんなに風邪をばらまいてまで行くのはどうだろうか。

 登山をご一緒した皆さん、楽しい山旅をありがとうございました。リーダーさんありがとうございました。
   
横山岳

基準点名:横山岳
等級種別:二等三角点
標高:1131.7m
所在:滋賀県余呉町
地図:中河内 美濃川上

横山岳 二等三角点       横山岳 白谷登山口より  

横山岳 二等三角点 1131.7m 2019.04.20
 

コース
 大阪梅田(7:50)=[バス]=多賀SA=木之本IC=杉野=白谷登山口(10:32/10:49)〜
林道出合(11:04)〜太鼓橋(11:30/11:36)〜教ノ滝(11:47)〜H350(11:54/11:59)〜
五銚子ノ滝下・H680(12:16/昼食/12:40)〜五銚子ノ滝(12:42)〜尾根取付(13:03)〜
H860(13:14/13:20)〜H1000・山頂まで300m)(13:42)〜
H1060・山頂まで200m(13:52)〜横山岳(14:07/14:23)〜東峰(14:47/14:52)〜
H930(15:15/15:26)〜東尾根登山口(16:11/16:16)〜白谷登山口(16:41/16:57)
=[バス]=木之本IC=草津SA=(渋滞)===大阪(19:43) 

天候   快晴
参加者 17名 
実施日 2019.04.20
毎日新聞旅行 (中級) kawamura  kubota