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水井山 山頂にて |
友歩会定例会 |
比叡山系縦走 |
梶山 標高681m 水井山 標高794m 横高山 標高767m |
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大原BS〜梶山〜小野山〜仰木峠〜水井山〜横高山〜登山口BS
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6月29日、友歩会定例会で比叡連山を縦走した。大原から三千院、音無の滝から梶山に登り、仰木峠、水井山、横高山を越えて登山口バス停に下るコースだ。
大原バス停に9時過ぎに到着、大原の里は霧雨が降っている。雨具を着るかどうするか迷いながら出発準備をする。5分ほど遅れて出発、三千院への参道を登っていく。10分ほどで三千院前に着き、遠くからお参り、一息ついで音無の滝へと登っていく。 |
三千院参道を登る(標高230m) |
三千院参道 |
三千院前にて |
音無の滝へ |
比叡山延暦寺坂本登山口(標高310m) |
音無の滝へ |
来迎院を過ぎ山道になると音無の滝の到着。良忍上人(平安時代の天台宗の僧)などの声明法師が、この滝に向かって声明の稽古を重ねるにつれ、滝の音が消え声明の声が朗々と聞こえるようになったという故事から音無の滝の名が付いたそうだ。 |
音無の滝(一の滝) |
音無の滝 音無!? |
音無の滝をあとに梶山へ登山開始ですよ! |
梶山へ |
滝を見てこれからいよいよ登山開始だ。滝の右岸の急斜面を巻いて滝頭へと登り、渡渉する。その後数回渡渉しながら登っていく。標高450m辺りから倒木が多くなり前進を阻んでいる。倒木を潜ったり、またいだりしながら前進していく。 |
梶山へ 音無の滝頭を渡渉 |
梶山へ |
梶山へ 倒木との戦い始まる |
梶山へ |
標高470m辺りに「三千院 2 大尾山」の標識がある。標高530m辺りまで登ると、小さな滝があり、左岸を巻いて登る。クサリが下がっていてかなり急な斜面だ。小さな滝は、ひょっとしたら二の滝か三の滝かもしれない。 |
梶山へ |
小さな滝(二の滝?三の滝?) |
梶山へ 滝の左岸を巻いて登る |
梶山へ |
小さな滝を登り終えた辺りから騒ぎ始める。蛭が次第に増えてきてあちこち噛まれ始めたのだ。少し明るい場所で蛭対策、エアーサロンパスなどをふりかけて少しでも被害を少なくした。
蛭は、足元は元より、枯れた倒木を潜ったりすると身体中にくっついてくる。標高500m辺りから山頂に続く急な尾根道の登りになる。 |
梶山へ 蛭との戦い始まる |
梶山へ |
梶山へ |
梶山へ |
急な尾根道を約20分頑張って登る。尾根筋になって蛭は、少なくなったようだが急斜面の登りで蛭どころではない。尾根頭に着くと山頂は、目鼻だ。山頂に11時24分到着、倒木や蛭で予定より25分ほどの遅れだ。 |
梶山へ |
梶山へ |
梶山 主尾根の頭 |
梶山 山頂に到着だよ |
梶山は、標高681mで、二等三角点になっている。山頂はそこそこの広さがあるのだが、倒木で二分され実際は狭くなっている。ここで昼ご飯、食事中にも木の上から蛭が落ちてきてゆっくりできない。
梶山は、いろいろ名前があって、この地域では以前、国地院の地図に記載されていた「大尾山」が一番のようだ。他に、童髯山、南庄越などがある。現在の国地院の地図では「梶山」になっているが、「大尾」が「木」と間違われ「木」と「尾」が一緒になり、「梶」になったのではないかと勝手に推測している。 |
梶山(大尾山) 山頂 |
梶山(大尾山) 山頂 |
梶山(大尾山) 二等三角点(標高681.2m) |
梶山(大尾山) 山頂 |
梶山を早々にあとにして仰木峠へと進めていく。緩やかな尾根を下っていくと、左下に林道が出てくる。しばらく林道に沿っていちびりながら山中を下っていく。やがて林道に出てしまい林道を小野山の取付きまで歩く。 |
梶山をあとに仰木峠へ |
仰木峠へ |
仰木峠へ |
仰木峠へ |
しばらく林道を歩いて、小野山の取付きで小休止をとって登り始める。標高差60mほどを登りきると小さな尾根に着く。
小野山で、標高670m、小さな標識が数枚、木に架けられていた。お野山の山頂はもう少し先だと思ったが、帰って調べてみるとこのピークだった。 |
仰木峠へ 林道から小野山へ登返し |
仰木峠へ |
小野山(標高670m) |
仰木峠へ |
仰木峠へ |
仰木峠へ |
小野山から尾根沿いに、小さなピークを一つ越えて仰木峠へと下っていく。標高600m辺りまで下ると左側が開け、琵琶湖が山間に見えてくる。そこから少しで仰木峠に下り着く。 |
琵琶湖を展望 |
琵琶湖方面 |
仰木峠へ |
仰木峠(標高573m) |
仰木峠で少し長めの休憩をする。天候と時間とみんなの体調をみて、大原に下るか、予定通り進むかを判断する。元気が余っていて、天気、時間も行けそうなので予定通りの行動をすることにした。 |
仰木峠にて |
仰木峠から水井山への登り、少し登ると、標高差60mほど急な登りになり、ジグザグで登っていく。下から見えていたピークの向こうが山頂かと思ったら、まだ小ピークを数個越えた先で、標高差約60mの登りが待っていた。 |
水井山へ |
水井山へ |
水井山へ |
水井山へ |
仰木峠から標高差220m余り結構な登りで、距離もあり、かなり厳しかったが約50分で踏破した。
水井山は、標高794mで三等三角点になっている。山頂の木の間から琵琶湖が見えるはずだが今日は残念ながら何も見えない。 |
水井山へ |
水井山 山頂 |
水井山 二等三角点 |
水井山 三等三角点(標高793.9m) |
水井山 山頂にて |
水井山の山頂をあとに、鞍部まで下って今日の最後の山に登り返すのみとなった。結構急な斜面を標高差約60m下って、約40mの登り返しだ。転倒しないよう注意しながら急斜面を下り、登り返すと横高山の山頂だ。 |
水井山をあとに横高山へ |
横高山へ |
横高山へ |
横高山へ |
横高山へ |
横高山 山頂(標高767m) |
横高山は、標高767mで山頂は広い。一息入れて鞍部まで急斜面を下る。水井山の下りよりは厳しく、飛び込み台から飛び出す感じで下り始める。 |
横高山 山頂にて |
横高山をあとに下山開始 |
比叡山分岐へ 急斜面を下る |
急斜面を下る |
急斜面を下る |
標高差約70mを下り終えると、峠になっていてお地蔵さんがお祀りしてある。この辻から前進すれば、玉体杉を経て根本中堂へ、左は横川中堂、右は今日の予定コース京都バスの登山口バス停への道だ。
予定コースは、道が荒れていて要注意との注意あり。どんな道かわからないが時間には少し余裕がある。ケーブルまで2時間ほど歩くかを選択。結果、予定通り登山口バス停へ下ることにした。 |
比叡山分岐(標高685m) |
比叡山分岐 |
比叡山分岐から登山口BSへ |
登山口BSへ |
下り始めると広い良い道で、丁石などもあり、昔は多くの人が比叡山のお参りに使用したのだろう。荒れ道だと書いてはあったがそうではない、しばらく下ると、とんでもないことが起き始めた。
山蛭との遭遇だ。下からは這い上がってくる、上からは落ちてくる。もうどうしようもない、戻るのも躊躇されるし、下りは恐ろしい、でも下るしかない。
あちこと噛まれながら必死のパッチで登山口バス停にやっと下山した。バス停で調べてみるとまだあちこちに付いていて難儀難儀。 |
登山口BSへ 下り始めて蛭蛭蛭合戦が続く |
登山口BSへ 沢を渡る |
登山口BSへ |
登山口BS(標高165m)に無事下山 |
16時35分初の国際会館行きのバスに乗り、京都へ、京都で反省会をして帰途についた。蛭にいっぱい噛まれて申し訳ありませんでした。今度は、蛭のいないところに行きましょう。 |
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大尾山(梶山)
基準点名:大原村 等級種別:二等三角点 標高:681.2m 所在:京都府京都市 地図:大原
大尾山 二等三角点 |
大尾山 二等三角点 681.2m 2019.06.29 |
小野山
基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:670m 所在:京都府京都市 地図:大原
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小野山 山頂 670m 2019.06.29 |
水井山
基準点名:釈迦岳 等級種別:三等三角点 標高:793.9m 所在:滋賀県大津市 地図:大原
水井山 三等三角点 |
水井山 三等三角点 794m 2019.06.29 |
横高山
基準点名:−−− 等級種別:−−− 標高:767m 所在:滋賀県大津市
地図:大原
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横高山 山頂 767m 2019.06.29 |
コース
JR京都駅前(8:03)=[京都バス大原行き]=四条河原町(8:17)=三条京阪前(8:25)=
出町柳駅前(8:33)=大原BS(9:05/9:21)〜三千院(9:31/9:36)〜来迎院(9:43)〜
音無の滝(9:52/9:58)〜H450(10:24/蛭出没/10:29)〜H540(10:52/10:58)〜
尾山(11:24/昼食/11:55)〜小野山取付き・H610(12:27/12:35)〜
P670・小野山(12:44)〜仰木峠(13:16/13:30)〜水井山(14:20/14:30)〜
横高山(14:50/15:01)〜比叡山分岐(15:1015:16)〜H430(15:43/15:48)〜沢(16:09)〜
登山口BS(16:25/16:35)=[京都バス国際会館行き]=国際会館(16:52/17:06)
=[地下鉄]=京都駅(17:25)
天候 霧雨のち曇り
参加者 10名
実施日 2019.06.29
友歩会 ohki
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