雲取山 山頂にて
友歩会定例会 
  
 関西百名山
雲 取 山 標高911m
花脊高原前BS〜寺山峠〜一ノ谷出合〜雲取峠〜雲取山〜
二ノ谷出合〜一ノ谷出合〜寺山峠〜花脊高原前BS
 4月24日、友歩会定例会で雲取山に行った。雲取山と言えば日本百名山で有名な東京都の最高峰だ。京都北山の雲取山は、国土地理院の地図に山名は載っていない。しかしこの山は、京都北山を代表する山で古くから岳人に親しまれてきた。

 出町柳から広河原行きのバスが7時50分と早く、4時起きでの参加者もいた。そんな状況で11人の参加者で期待が大きいようだ。バスは鞍馬を過ぎると急な山道になり、エンジンを吹かせながら花脊峠を越える。1時間余りバスに揺られて花脊高原前BSに到着。

 バス停前の別所自治会館でトイレをお借りして、出発準備。バス停前の小さな橋を渡って雲取山へと登り始める。

花脊高原前BS(標高570m)

別所自治会館

雲取山へ

雲取山へ

雲取山へ
 しばらく緩やかな広い道を登っていくと、左側が広くなり花脊スキー場跡を通り過ぎる。そして北山杉の樹林帯に入り、しばらく沢沿いに登っていく。沢の突き当たりから尾根を巻くように少し急になった道を登っていく。

雲取山へ 花脊スキー場跡

雲取山へ 北山杉の樹林帯に入る

雲取山へ

雲取山へ

雲取山へ

雲取山へ

雲取山へ

雲取山へ

雲取山へ

寺山峠(標高810m)
 登り切ると寺山峠に到着する。道標がたっている南側を見て左が左京区、右が右京区だ。峠を越えてせっかく登ったが一ノ谷分岐まで標高差50mほど下る。

寺山峠   左京区← 寺山峠 →右京区

雲取山へ

雲取山へ

一ノ谷出合(標高760m)

雲取山へ
 一ノ谷出合から一ノ谷に沿って登っていく。幾度か徒渉があり、変化があって面白い。しばらくすると左手に山小屋が見えてくる。雲取山荘の標識が突いていた。徒渉など楽しみながら標高差約100mを登り切る。

雲取山へ

雲取山へ

雲取山へ

雲取山荘

雲取山へ

雲取山へ

雲取山へ

雲取山へ

雲取山へ

雲取峠だ!

雲取峠到着

雲取峠到着

雲取峠(標高875m)

高原状の雲取峠
 広い高原状の峠が雲取峠だ。少し離れたところに山小屋のような建物がある。峠一帯は、リョウブの林になっている。

 少し休憩して先に進む、左上に雲取山北峰の案内がついているが今回はパスして主峰へと向かう。北峰を巻くように進み、少し下って登り返す。ただ大きな杉の木の倒木が何本もあり巻いたりくぐったりで大変だ。倒木の箇所を通過すると、リョウブの林になり、最後の登りを登り切る。

雲取峠にて

雲取山へ

雲取山へ
 雲取山は、標高911mで三等三角点になっている。山頂で昼食、朝が早かったのでおなかがすいていてほっこりした。帰りのバスが心配なので少し早めに歩いて登ってきたが、40分ほど早く着いた。

雲取山 山頂

雲取山 三等三角点(標高911m)

雲取山 山頂にて
 後半のコースが少し不安なため、予定していた山頂でのゆっくりをやめて休憩時間を30分ほどにして下山を開始した。

雲取山山頂をあとに

二ノ谷を下る

二ノ谷を下る

二ノ谷を下る
 最初の下りはかなり急な斜面だ。注意しながら下ると、広い沢になり沢にそって下っていく。沢は二ノ谷と呼ばれ一ノ谷に合流する出合まで下っていく。

 周囲の景色は公園のようで素晴らしい。鹿の群れが現れても良さそうな感じだ。しばらく下ると、赤い屋根の山小屋が見えてくる。

二ノ谷を下る

二ノ谷を下る

二ノ谷を下る

二ノ谷を下る

二ノ谷を下る

二ノ谷を下る
 立命館大WV部小屋でなかなかいいところだ。庭にはドラム缶のお風呂場どもあって学生たちの楽しんでいる様子が目に浮かぶようだ。川沿いにはクリンドウが咲いていて目も楽しませてくれる。

立命館大WV部小屋(標高770m)

クリンソウ

二ノ谷を下る

二ノ谷を下る

二ノ谷を下る

二ノ谷出合(標高710m)
 さらに下ると、一ノ谷に二ノ谷が合流する出合になる。ここから朝、寺山峠から下ってきた一ノ谷出合まで一ノ谷を遡上し登り返していく。

二ノ谷出合から一ノ谷を上がる

ミヤマカタバミ
 一ノ谷は、徒渉が何回も続き非常に面白い。ミヤマカタバミがあちこちに咲いていて目を楽しませてくれる。何回も徒渉を楽しんでいると、朝下ってきた一ノ谷出合に到着した。

一ノ谷を上がる

一ノ谷を上がる

一ノ谷を上がる

朝通った一ノ谷出合で小休止(標高760m)
 一ノ谷出合から登り返すと、寺山峠に戻ってきた。朝登ってきた往路をゆっくり下る。樹林帯の沢を下り終えると正面が開け明るくなる。花脊スキー場跡に下山してきた。そして花脊高原前BSに全員無事下山した。

寺山峠へ往路を戻る

寺山峠(標高810m)

花脊高原前BSへ往路を下る

花脊高原前BSへ

花脊高原前BSへ

花脊スキー場跡に下山(標高660m)

花脊高原前BSへ

花脊高原前BSへ

さくらを楽しむ

花脊高原前BSでバスを待つ(標高570m)
 下山に時間がかかりそうで少し不安だったが、心配していた徒渉も楽しみながらになり、予定通りの行動ができた。計画では帰りのバスの時間まで20分ほどしか余裕がなかったが前半の登りも順調に登れ、下りも事故なく行動できたので1時間余りの余裕にあった。

 時間ができたので近くの喫茶店に行ってみたが、残念なことに閉店になっていた。こんな田舎にも新型コロナウイルスの影響が出ているので少し驚いた。遅咲きの桜があちこちの見られ、お花見をしながら一時を過ごした。

 古くから京都の岳人に愛されたという雲取山、素晴らしい山で皆さんお気に入りになったようだ。新型コロナウイルスで行動が制限されるなか体力維持も含め元気で山登りをしましょう。ありがとうございました。
  
雲取山
基準点名:川上
等級種別:三等三角点
標高:911.1m
所在:京都府京都市
地図:花背


雲取山 三等三角点

雲取山 三等三角点 911m 2021/04/24

コース
 出町柳駅前BS(7:50)=[京都バス広河原行き]=花脊高原前BS(9:00/9:18)〜
 花脊スキー場跡〜寺山峠(9:55/10:00)〜一ノ谷出合(10:05)〜渓友クラブ山小屋〜
 雲取峠(10:37/10:45)〜雲取山(11:00/昼食/11:27)〜立命館大WV部小屋(11:46)〜
 二ノ谷出合(12:10)〜一ノ谷出合(12:49/12:57)〜寺山峠(13:05/13:10)〜
 花脊スキー場跡〜花脊高原前(13:42/14:58)=[京都バス出町柳行き]=
 出町柳駅前(16:15)


天候   晴れ 
参加者 11名 
実施日 2021/04/24 
友歩会 ohki