龍王山にて
友歩会定例会  
Vol.1 
干支の山 龍 王 山 標高586m
トレイルセンタ〜[長岳寺コース]〜龍王山〜[崇神コース]〜トレイルセンタ
 2024年、令和6年の干支の山に登った。今年は、「辰」年、辰、竜、龍の名の山から、天理の龍王山を選んだ。山頂からの展望が素晴らしいので頑張って登った。

金剛山・葛城山・岩橋山・二上山 龍王山より
 JR柳本駅に9時30分集合し、龍王山へと出発した。きれいな石畳の道路の住宅街を進んでいく。しばらくすると、左手に黒塚古墳があり、奈良に来た印象が強くなってきた。

JR柳本駅にて

龍王山へ

黒塚古墳
 国道169号線を渡ると、柿の木畑の向こうに、これから登る龍王山の山並が美しく見えてきた。そして田園風景にはほど遠い、広い一直線の綺麗な道路になった。正面は龍王山、ここに赤い絨毯を敷けばと、想像するだけでも楽しい。

龍王山

龍王山

龍王山へ

龍王山へ

天理トレイルセンター

龍王山へ
 やがて、天理トレイルセンターに到着、そしてその向こうが長岳寺だ。長岳寺には機会をあらためて参拝することにした。

 「長岳寺コース」というハイキング道を登り始める。しばらく、林道というか農道を登っていく、やがて山道になり、5分ほど進むと小さな橋があり、石仏がある。

龍王山へ 長岳寺コース

龍王山へ

龍王山へ 林道終点

龍王山へ

龍王山へ

石仏
 ここから龍王山へと、急な登りが続く。道は、V字に削れているが、階段や土嚢などでよく整備されている。石仏から30分余り登ると、尾根に小さなベンチがある。

 さらに5分余り登ると、不動明王石像がある。この辺りで、トレイルセンタから2.2km、山頂まで1.3kmの地点だ。

龍王山へ

龍王山へ

龍王山へ

龍王山へ

龍王山へ

龍王山へ

龍王山へ

龍王山へ

龍王山へ

不動明王石像
 不動明王石像から10分ほど登りが続く、やがて平坦な尾根道になり、みんなほっとした表情だ。10分ほど平坦な尾根を行くと、分岐に着く。

龍王山へ

龍王山へ

龍王山へ

龍王山へ

龍王山へ

龍王山へ
 長岳寺奥の院の分岐で、奥の院まで300mと記されていた。帰路に反対側から行った方が良さそうなのでパスして、山頂へと向かう。

 ここからまた急な階段道が延々と続いている。15分余りもうすぐもうすぐと登っていくと、林道が見えてくる。林道出合に到着だ。

龍王山へ 長岳寺奥の院分岐(奥の院まで300m)

龍王山へ

龍王山へ

龍王山へ

龍王山へ

龍王山へ

龍王山へ 林道出合

龍王山 案内板・トイレ
 林道出合には案内板やトイレ、駐車場などがあり、かなり広々している。予定では、北城址に先に行くようにしていたが、昼食を考えて南城址に先に登ることにした。

龍王山へ 林道出合

龍王社へ
 林道出合の広場から、龍王社へに道を登った。数分登ると、社が見えてきた。小さな池の上に柳本龍王社がお祀りしてある。社の下に口が開いた洞窟のような池がある。龍穴のようで今にも龍が顔を出しそうな感じだ。

柳本龍王社

龍王山へ

龍王山へ

龍王山へ

龍王山へ 山頂じゃなかった!

龍王山へ 次は山頂か?

龍王山山頂に到着 やったあ〜
 龍王社にお参りして、いよいよ龍王山の山頂へと登っていく。階段がつづき、登り詰めると山頂かと思ったら、二ノ丸跡だろうか、説明板が見当たらないのでよく分らないが、本丸はまだ上のようだ。今度はだまされないどと、登り詰めると龍王山山頂、南城本丸に到着だ。

 龍王山は、標高586mで二等三角点になっている。山頂は南城本丸があったのでかなり広い。
龍王山は、柿本人麻呂の歌にも詠まれた、青垣山系で一番高い。中世の武将、十市清忠が築いた大和を代表する龍王山城の名残のようだ。

 山頂からは、奈良盆地を四周する大和青垣の西側の山々、金剛山、葛城山、岩橋山、二上山、信貴山そして生駒山が望める。条件がよければ、二上山の上辺りに大阪湾や明石海峡大橋まで見えるそうだ。北は、平城宮跡から大和三山(畝傍山・耳成山・天香具山)が望める。また、古代の古墳群も見られる。

 今日の絶景はなんと言っても、雲海に浮かぶ金剛山・葛城山・岩橋山・二上山だろう。素晴らしいのひとことにつきる美しさだ。

龍王山山頂にて

龍王山山頂にて

龍王山山頂にて

龍王山

金剛山・葛城山・岩橋山・二上山 龍王山より

金剛山・葛城山・岩橋山・二上山 龍王山より

金剛山・葛城山 大和三山 龍王山より

龍王山

龍王山 二等三角点(標高586m)

龍王山

龍王山

龍王山

龍王山

龍王山山頂をあとに

金剛山・葛城山・岩橋山 龍王山より

龍王社へ

二階堂高校校歌碑

龍王山城跡

龍王社へ
 山頂で絶景を楽しみ、昼食を済ませ、北城址へと進めた。下って行くと、途中に二階堂高校校歌碑がある。林道を少し下ると、田龍王社がお祀りしてある。

田龍王社も先ほどお参りした柳本龍王社とほぼ同じ造りになっている。小さな池の向こうに社殿があり、やはりここも池から龍が顔を出しそうな雰囲気だ。お参りして北城址へと進む。

藤井 田龍王社
 つづく
  

コース
 JR柳本駅(9:38)〜天理トレイルセンター(9:56)〜[長岳寺コース]〜
林道終点・石仏(10:14)〜不動明王石仏(10:53)〜奥の院分岐(11:16)〜
林道出合・トイレ(11:32/11:38)〜柳本龍王社(11:43/11:47)〜
龍王山・南城本丸(11:53/昼食/12:36)〜田龍王神社(12:45)〜林道出合(13:47)〜
北城址分岐(12:56)〜北城址(13:06/13:16)〜北城址分岐(13:24)〜林道出合(13:36)
〜[崇神コース]〜長岳寺奥の院(13:47/13:52)〜古墳(14:05)〜山辺の道分岐(15:04)〜
櫛山古墳(15:21)〜崇神天王稜〜天理トレイルセンター(14:32/16:10)〜
崇神天皇陵(16:20)〜JR柳本駅(16:35) (解散)

天候   晴れ
参加者 10名 
実施日 2024/01/17 
友歩会 ohki  
写真協力 koga