和泉葛城山にて
MRC定例会 
和泉葛城山と犬鳴山
和泉葛城山 
標高858m
犬鳴山BS〜犬鳴山七宝龍寺〜ハイランドパーク粉河〜

和泉葛城山〜枇杷平〜塔原BS
 
 2月17日、MRC例会で和泉葛城山と犬鳴山に行った。JR熊取駅に8時50分集合、9時5分の和歌山バスで犬鳴山へと向かう。犬鳴山BSで登山支度をして出発。犬鳴山七宝龍寺へ目指して谷道の参道を上がっていく。

 先ず橋を渡ってすぐの広場で準備体操し、コース説明受け出発だ。先ず犬鳴山の総門から入っていく。橋を渡り、大きな岩が乱立する、神仏の間を通り、左下に犬鳴川の両界の滝などを楽しみながら登っていく。

犬鳴山へ 9:25

犬鳴山へ

梅の花

犬鳴山 総門 9:43

犬鳴山へ

岩屋大黒天

両界の滝

瑞龍門 9:55
 朱色の門、瑞龍門をくぐると、朱色の橋があり、大護摩場を過ぎると、義犬の墓に着く。ここでリーダーが一席、犬鳴山の由縁について解説してくれた。

 漁師が鹿を追っていたがその脇に、大蛇がいて漁師を狙っていた。鹿を射ようとしたとき、愛犬がけたたましく吠えて鹿は逃げてしまった。漁師は怒って愛犬の首を切りつけた。それでも愛犬は、大蛇の頭に噛みつき漁師を助けたという。そしてことの重大さを知った漁師は愛犬を弔って暮らしたという。
 この話を聞いた宇田天皇は、「報恩の義犬よ」と称し、「犬鳴山」という勅語与えたという。

犬鳴山へ

大護摩場 10:00


犬鳴山へ

義犬 10:07

義犬の墓

犬鳴山へ

身代わり不動尊 10:15
 リーダーのお話を聞いて程なく、大きな大きな不動尊像の広場に到着する。お参りして記念写真を撮り、七宝龍寺へと進む。その前にボケよけ不動尊にお参りして、やばくなってきた心身に葛をいただく。

 七宝龍寺にお参りして、お坊さんに質問した。犬鳴山には朱色の門や鳥居が混在しているのはどうしてなのか。明治の廃仏毀釈以前の姿だそうだ。私は役行者の近くで生まれたのですと言ったら、お坊さんは先日、吉祥草寺にお参りしたよと言っておられた。

 みんなで行者の滝で一時を過ごした。水量は余り多くはないがなにか心に惹かれるのは不思議だ。七宝龍寺では、月一度1日修行体験が出来るそうだ。行場をめぐり、滝に打たれて修行出来るそうだ。

身代わり不動尊にて

ボケよけ不動尊

龍の像

行場入口・行者の滝

行者の滝 10:27

行者の滝にて

行者の滝

行者の滝

行者の滝にて

行者の滝

行者の滝
 七宝龍寺をあとに、和泉葛城山へと、長い旅が始まる。身代わり不動尊前から山に登っていく。かなり急な登りを10分ほど踏ん張ると、車道に出る。そこから数分歩くと、犬鳴隧道を通過する。隧道は落書きだらけで、悪質ないたずらだ。

ハイランドパーク粉河へ 10:42

ハイランドパーク粉河へ

ハイランドパーク粉河へ

ハイランドパーク粉河へ

犬鳴隧道 10:55

犬鳴隧道

ハイランドパーク粉河へ

ハイランドパーク粉河へ 11:26
 舗装道路をどんどん上っていくがかなりしんどい。45分ほど歩いたところでみんな道路に座り込んでしまった。リーダーさんは数分先に広場で休憩したかったそうだ。

 車止めのゲートを過ぎてしばらく登ると、山道入口の階段に着く。ここから予期せぬ急登が始まる。必死で登る、一時間ぐらい登ったつもりだが、実際は15分ほどだ。車道に出てへたり込むがすぐ又出発だ。

 さらに急な登りがつづき、30分余りあえぎながらの登りだ。舗装道路から山道に入ってもなかなかスイッチが入らないからだと思う。なんだかんだでハイランドパーク粉河に到着した。

ハイランドパーク粉河へ 11:37

ハイランドパーク粉河へ

ハイランドパーク粉河へ

ハイランドパーク粉河へ

ハイランドパーク粉河へ 11:53

ハイランドパーク粉河へ

ハイランドパーク粉河へ

ハイランドパーク粉河へ

ハイランドパーク粉河へ

ハイランドパーク粉河へ

ハイランドパーク粉河へ

ハイランドパーク粉河に到着 12:28
 ハイランドパーク粉河着で昼食、そしてみんなで持ち寄ったお水で、コーヒータイム。差し入れのチョコレートやマシュマロがとてもおいしかった。お世話になったリーダーさん、皆さんありがとうございました。一時間ほどゆっくりくつろいだ、楽しい一時でした。

 目的地の和泉葛城山が待っています。また舗装道路をひたすら歩く。だんだん足の疲れが増してくる。一時間ほど我慢の歩きが続くと、やがて和泉葛城山の展望台が見えてくる。やったーここまで来ればもう大丈夫だ。

ハイランドパーク粉河

ハイランドパーク粉河

ハイランドパーク粉河をあとに王 13:28

和泉葛城山へ

和泉葛城山へ

和泉葛城山へ

和泉葛城山へ

和泉葛城山 展望台 14:27
 展望台に上がり、360℃の展望を楽しむ。関西空港、泉佐野市街、龍門山などなど眺めて楽しんだ。その後、和泉葛城山山頂へ向かった。

 和泉葛城山の山頂は、標高858mだ。山頂に背中合わせで紀州側に八大龍王社の石造りの宝殿、大阪側には、たかおがみ神社(葛城神社)の石造りの宝殿がお祀りしてある。

 今年は、辰年とあって、龍が多く見られる。乃木神社で龍の口から出る「勝水」、鞍馬寺・転法輪堂手水舎の龍、貴船神社奥宮の下に巨大な龍穴(見られない)、天理の竜王山と龍王社、金剛山ツツジオ谷の氷瀑が龍に似ていた。犬鳴山の七宝龍寺そして和泉葛城山の八大龍王社と今年の山行きには龍が着いてきている。雨の神様だが、今年の例会はすべて好天気だ。龍さんありがとう。

関空 泉佐野尾市街 展望台より

紀ノ川 龍門山 展望台より

和泉葛城山 八大龍王社 14:37

和泉葛城山山頂 葛城神社

和泉葛城山にて

和泉葛城山 葛城神社(標高858m)

和泉葛城山 葛城神社にて
 犬鳴山から厳しい道程を乗り越えて、和泉葛城山に登頂し、これから塔原(とのはら)バス停へ下山だ。登りはしんどかったが下りは快調だ。

 一時間ほどで、枇杷平に下山。途中から先頭を歩かせてもらって、元気百倍になりました。犬鳴山から和泉葛城山までの登りは何ったんだろう。

和泉葛城山山頂をあとに 14:44

塔原BSへ

塔原BSへ

塔原BSへ

塔原BSへ

塔原BSへ

塔原BSへ

塔原BSへ

塔原BSへ 15:16

塔原BSへ

塔原BSへ

塔原BSへ

塔原BSへ 15:28

枇杷平 15:34

枇杷平

枇杷平

枇杷平 三等三角点(標高521m) 15:39

塔原BSへ

塔原BSへ

塔原BSへ

塔原BSへ

和泉葛城山登山口 16:08

登山口 16:12

塔原BS 16:14

塔原BS

塔原BS

塔原BS

塔原BS
 
 16時15分に塔原(とのはら)バス停に全員無事下山した。今回は前半、舗装道路で足が疲れたが、約12kmの長丁場をクリヤーすることが出来た。私より年配の方が数名おられたが、皆さん本当にお元気だ。「もうあかん」「出来る出来る」「わくわく」をうまく使って頑張りたい。

 皆さん、大変お世話をおかけしました。ありがとうございました。また元気で山登りをしましょう。
   
  
 

コース
 JR熊取駅(9:05)=[和歌山バス粉河駅前行き]=犬鳴山BS(9:20/9:30)〜不動堂(10:15)〜
行者の滝(10:30)〜不動堂・分岐(10:42)〜犬鳴隧道(10:55)〜山道入口階段(11:37)〜
ハイランドパーク粉河(12:28/昼食・コーヒータイム/13:28)〜展望台(14:28)〜
和泉葛城山(14:37)〜枇杷平(15:34)〜塔原BS(16:14/17:06)=[南海バス]=
JR東岸和田駅(17:30) (一次解散)

天候   晴 
参加者 18名 
実施日 2024/02/17 
MRC 0tomo  mizoguti   .
写真協力  nakao   koga