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竜王山山頂にて |
友歩会定例会 第833回 |
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竜 王 山 標高510m
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忍頂寺BS〜宝池寺・八大龍王宮〜竜王山〜穴仏〜負嫁岩〜岩屋〜
清水廃寺〜車作大橋〜竜仙の滝〜竜仙峠〜萩谷〜白滝〜摂津峡桜広場 |
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4月6日、定例会、干支の山で竜王山に行った。バスの便が悪く、かなり遅い出発になった。阪急茨木を9時46分発のバスで出発、忍頂寺に10分遅れで10時45分到着。支度をして竜王山へ出発。
10時51分交差点より、竜王山へ参道の石段を登り始める。10分ほど美しい参道を登っていくと、林道に出る。 |
竜王山参道(登山口) |
竜王山へ |
竜王山へ |
竜王山へ |
竜王山へ |
竜王山へ |
竜王山へ |
蛙岩 |
林道を10分ほど上ると、「蛙岩」の案内がある。案内標は立派だが、蛙岩がどこにあるか分らない。よく見ると、木々や雑草の中にあるが、説明通りの蛙の姿に似ているかよく分らない。
さらに10分ほど歩くと、「岩刀山(いわたちやま)」の案内があり、大きな岩が2つに割れて見える。竜王山七坂七不思議の一つだそうで、昔、この岩の割れ目から薬師如来が出現したという。
右奥には龍神さまの碑がたくさん並んでいる。当然、八大龍王もあり、チョット気になったのは「金龍龍神」だった。 |
岩刀山(いわたちやま) |
龍神さま |
八大龍王 |
金龍龍神 |
林道の先には、宝池寺(ほうちじ)があり、八大龍王宮がお祀りしてある。715年頃、大干ばつになった。開成皇子が来山して池を掘り、護摩を焚き、般若心経を唱え、八大龍王を招いたと言われている。背後の山を竜王山と呼ぶようになり、境内に建てられたのが八大龍王宮だそうだ。
八大龍王は雨の神様だ。琵琶湖の水位も1月4日にはマイナス78センチとなり、大変なことになりそうだった。しかし、八大龍王さんの働きで3月26日「0メートル」に回復した。
合わせて、八大龍王さんのお休みの日に、我々は山歩きを楽しませてもらっている。今日も素晴らしい天気だ。八大龍王さんありがとう。 |
八大龍王宮 |
八大龍王山 |
八大龍王宮の由来 |
八大龍王大神 |
八大龍王宮にお参りして、竜王山の山頂へと登っていった。約5分で竜王山山頂に到着、竜王山は標高510mで三等三角点になっている。山頂は広く木々が茂っている。 |
竜王山へ |
竜王山へ |
竜王山山頂 |
竜王山 三等三角点(標高509.8m) |
竜王山山頂にて |
山頂の南側に大きな展望台が建っている。結構高い展望台だ。ここから素晴らしい展望を楽しむ定だったがあいにく霞んでいてほとんど見えなかった。てっぺんを占有してはいけないが、他に登山者がいないのでここで昼食にした。 |
竜王山展望台 |
竜王山展望台 |
竜王山展望台 |
竜王山展望台 残念ながら真っ白だ! |
竜王山展望台にて |
竜王山展望台にて |
昼食を済ませ山頂をあとに、竜王山自然歩道を下った。忍頂寺から山頂までの登りの標高差は、190m位だったが、目的地まで標高差はほぼ同じだがかなりの急な下りだ。
山頂から20分弱で分岐に下り、穴仏、負嫁岩へと進めた。途中大きな岩に穴仏を見つけたと思ったが、目的の穴仏はもっと先だった。 |
竜王山自然歩道 |
竜王山自然歩道 |
竜王山自然歩道 |
竜王山自然歩道 |
竜王山自然歩道 |
竜王山自然歩道 |
ハイキング道から急斜面の上に大きな岩があり、その割れ目のような間に穴仏があった。竜王山七坂七不思議の一つだそうで、戦国時代、戦乱をさけるため、忍頂寺本堂に安置していた薬師如来を岩屋の岩穴に避難、安置したことから「穴仏」と呼ばれることになったそうだ。 |
穴仏(あなぼとけ) |
穴仏 |
穴仏にて |
穴仏からさらに進むと、岩が右下に見えてくる。負嫁岩(およめいわ)と呼ばれる岩だ。この付近の村人は働き者で有名だった。ある村から嫁いできた嫁が、日々の激しい仕事に耐えかね、怠けてこの岩での憩いを過ごしていた。あるとき天狗が現れ、成敗されてしまったという。 |
負嫁岩(およめいわ) |
負嫁岩(およめいわ) |
負嫁岩(およめいわ)にて |
天狗が現れたら大変なので元来た道を分岐まで戻り、先に進んだ。廃屋のようなところを通り過ごし、岩屋へと進んだ。ここで落とし穴、廃屋の辺りに「滝不動明王」があったのだが、みなさんにご案内できませんでした。(右下の写真参照下さい) |
竜王山自然歩道 |
滝不動明王 *ご案内できませんでした |
竜王山自然歩道 |
竜王山自然歩道 |
岩屋は、相当大きな山のような岩だ。岩屋が大きすぎて写真に収めるのは難しい。岩屋は、高さ30mほどで中腹に大きな割れ目があり胎内くぐりができるそうで、上には弁財天を祀る宝刀が安置されているそうだ。こんどみんなで探検したいですね。 |
岩屋 撮影:2012/10/27 |
岩屋(いわや) |
岩屋(いわや)にて |
竜王山自然歩道 |
タムシバ |
岩屋を過ぎると、林道に出る。少し進むと、木々の間に新名神高速道が見える。広大な山肌を切り開いた工事も終り、高速道が開通しているが、大自然が破壊され元に戻ってくれることを願う。
しばらく林道を歩いて途中からショートカットの登山道を下る。タムシバ、桜が満開で素晴らしい。やがて清水廃寺、経塚の横に下ってきた。車作集落を眺めながら小休止にした。
少し下ると車作の由来を書いた看板がある。それによると、この辺りはケヤキの産地で車や建築材に使われた、600年頃御所車を御所に献上したと伝えられ、車作が地名になったようだ。 |
清水廃寺より車作集落を望む |
車作の説明板 |
竜王山自然歩道 |
竜王山自然歩道 |
車作大橋を目指してどんどん下っていく。車作大橋を渡り、上流へと自動車道を上っていく。実は、今回竜王山散策コースで計画していたのは、このダンプ街道が怖かったためだ。
幸い今回、ダンプとの遭遇は数台で住んだが、数台軍をなして下ってくると、本当に怖い。新名神の橋梁が頭上に見えてくると、竜仙の滝分岐だ。 |
車作大橋 |
竜王山自然歩道 |
竜仙の滝 東海自然歩道 |
東海自然歩道 |
分岐から左岸を登っていく。神社のような石垣がありなにだろう?だ。少し登り、右岸へ渡渉し、その先また渡渉して元に戻る。登り切ると正面に竜仙の滝が見えてくる。 |
東海自然歩道 |
東海自然歩道 |
東海自然歩道 |
東海自然歩道 |
東海自然歩道 |
竜仙の滝 |
竜仙の滝は、安威川を流れ落ち、落差は13mだ。武士自然歩道の景勝地になっている。竜仙峡の上流で、武士自然歩道、阿武山登山道に指定されている。
竜仙の滝は、水量もそこそこあり、まさに、白龍が滝を登っている感じだ。ただ断念なのは自然とは言え、大きな倒木が滝を阻害している。茨木市の景勝地になっているのでできれば、倒木を撤去して頂きたいと思う。 |
竜仙の滝 |
竜仙の滝 |
竜仙の滝 |
竜仙の滝 |
東海自然歩道 |
東海自然歩道 |
竜仙の滝を楽しんで、左岸の急斜面を尾根へと登り切る。尾根に出ると、東海自然歩道、武士自然歩道の標識が建っている。比較的緩やかな登りをひたすら歩くと、竜仙峠に到着、直進して先に進む。
竜仙峠からは、下りが延々と続く。約20分で萩谷の自動車道に出る。車道をクロスしてひたすら下って行く。クロスしてから15分あまり下ると、萩谷総合公園の野球場とサッカー場の間まで下り着いた。
ここでトラブル発生、野球場横の木道は、通行止め。さらに直進の道も通行止め。サッカー場に入ってみたが出れそうにない。
サッカー場の縁を突き進み、公園の外周道路を突っ切って、「白滝」の表示があり、間違いなさそうなので突き進んだ。 |
東海自然歩道 |
竜仙峠 |
萩谷 |
摂津峡へ |
摂津峡へ |
摂津峡へ |
尾根道をどんどん下っていく。道はよく整備されていて歩行には全く問題はない。運動公園外周道路から、20分あまりで白滝に下山できた。
白滝に着いてほっと一息、見通しが全てついて、一気に肩の荷がおりた感じだ。参加者のみなさんの人間ナビゲーションに感謝感謝だ。
白滝でそろって記念写真、みんな先ほどまでとは違った微笑ましい顔だ。白滝の岩も高ノ化粧して素晴らしい。 |
白滝 |
白滝 |
白滝にて |
摂津峡へ |
摂津峡 |
摂津峡 |
摂津峡 |
摂津峡にて |
摂津峡 |
摂津峡 |
摂津峡 |
摂津峡 |
摂津峡 |
摂津峡 |
摂津峡 |
摂津峡 |
摂津峡の岩と川の流れを感じ、さくら広場でさくらを観賞、少し遅くなったので日差しがなくなり、さくらの花は少し暗かった。(後で調べると、18:00〜21:00までライトアップがあったようだ)
みんなの熱意で竜王山散策が、竜王山から竜仙の滝、摂津峡白滝そして摂津峡さくら広場へと、ロングコースを達成しました。
これからも素晴らしい山旅が出来ますように! ありがとうございました。 |
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コース
阪急茨木BS(9:46)=[阪急バス181希望ヶ丘東行き]=JR茨木BS(9:56)=
忍頂寺BS(10:35/10:49)〜蛙岩(11:12)〜宝池寺・八大竜王宮(11:18/11:33)〜
竜王山三角点(11:41)〜竜王山展望台(11:44/昼食/12:18)〜穴仏分岐(12:36)〜
穴仏(12:43)〜負嫁岩(12:54)〜穴仏分岐(13:08)〜滝不動明王〜岩屋(13:10)〜
林道出合(13:16)〜清水廃寺(13:47)〜車造大橋(14:07)〜竜仙の滝分岐(14:16)〜
竜仙の滝(14:29/14:38)〜竜仙峠(15:16)〜萩谷(15:37)〜運動公園(15:56)〜
白滝(16:24)〜摂津峡桜広場(16:53)〜塚脇(17:19/17:22)=[高槻市バス]=
JR高槻北BS(17:44) (解散)
天候 晴れ
参加者 7名
実施日 2024/04/06
友歩会 ohki
写真協力
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