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風吹岩にて |
友歩会定例会 第840回 |
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六甲地獄谷
ロックガーデン 風吹岩 |
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芦屋川駅〜高座ノ滝〜[地獄谷]〜A懸ピーク〜ピラーロック〜
風吹岩〜[魚屋道]〜交流の森〜甲南山手駅
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7月13日、友歩会定例会で六甲地獄谷に行った。この例会は毎年夏山のトレーニングを兼ねて行っている。
阪急芦屋川駅に集合、支度をして出発。気温が高く歩き始めから大変だ。今日の最高気温は、29度越えのようだ。 |
高座ノ滝 |
高座ノ滝 |
最初からバテ気味で、大集団のグループなどに追い越されてしまう。約30分で高座ノ滝に到着、しばらく休憩して登山モードに切り替えだ。
地元のMさんが、差し入れを持って追いかけてくれた。一緒に登るのかと思ったら、午後からインド北部のヒマラヤの青いケシを見に行くとのことだ。うらやましいな! |
高座ノ滝 |
高座ノ滝 |
高座ノ滝 |
Mさんに見送られて我々は、地獄(地獄谷)へ出発した。ものすごい多くのハイカーがいたので、行列待ちをしながら登るのを予想していたが、地獄谷にはほとんど人はいない。
降り続いた雨で水量や、地盤の緩みでの落石などが心配されたが、周囲の状況から何とか行けそうだと判断した。 |
地獄谷 |
地獄谷 |
先ず、向かって右側の岩から取付く。1年ぶりなので少し様子が変わっているように思える。難なく第一弾を突破。 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
今度は結構高さのある滝だ。水量が多いので足場の窪みに水が飛び込んでいる。足が濡れるの躊躇していたらなかなか登れない。意を決してザブザブ登ることにした。そんなに難しい岩場でもないが水が流れているとやはり恐怖心をあおるようだ。 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
赤い岩の滝に着く。階段状になった石、石の間から鉄分が出てくるのだろうか。赤というか朱色というかお宮さんを想像される岩場だ。ここは比較的簡単に登れた。 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
狭い谷に大きな岩が落ちてきたのだろうか両岸に跨がった岩があり、さらに一番上には滑り台のような大きな岩とそれに載っかる岩がある。
ここの登りも結構厳しいが、一番上の滑り台上の岩は水が流れていて厳しそうで、右端を巻いて登り切る。 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
そろそろ地獄谷も終りのようだが、足場が水でいっぱい、水しぶきがいっぱいで、一歩目が厳しい。思い切って一気に登り切る。 |
地獄谷 |
地獄谷 |
手足に水をかぶりながら登り切ると、地獄谷の上部でその先に砂防堰堤が見える。大きな広い岩になっていて、小便滝が岩の端上のある。
ここでハプニング、2人が上がってこない。どうしたんだろう?この滝の左岸を巻いて登ってきて、全員そろった。 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
ここから右側の支流に入っていく。少し登ると、岩に挟まれたV字の谷になる。ゴルジュと言うのだろうか、赤子谷左俣のゴルジュを思い浮かんできた。2023年5月に行った時、4月の豪雨で崩落した岩で入口が無断な状況になっていた。ここも、崩落があったら同じようになるのではと思う。
V字谷の奥は滝になっていて、足元に水をかぶりながら登り切る。登り切ると、ロックガーデン主尾根の鉄塔分岐を通過する。 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
地獄谷 |
A懸垂岩のすぐ下から、左側の尾根(A懸垂岩のピーク)へ続く斜面を登る。登り切ると、市街地、海が開け、地獄が一気に極楽園になる。
A懸垂岩のピークまでもう少し、頑張って手の届きにくいロープを掴み、ピークへと上がる。せっかく付けてあるロープだが、あと20センチほど長ければ苦労しなくてすむのだが。やはり、苦労は必要か。 |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
A懸垂岩の上部に登り切る。360度の大パノラマは素晴らしい。生駒山系、金剛山地、大阪市街、大阪湾、神戸市街等々いい景色だ。
近くに目をやると、ロックガーデンのど真ん中に立っている。高座ノ滝に掲げられていた「藤木九三氏のレリーフ」があったが、ロックガーデンの名付け親は藤木九三氏だそうだ。
ロックガーデンは、いくつもの露岩のピークが、木々の緑と調和して素晴らしい景観になっている。一番上に小さく見えるのがピラーロックだ。最近ピラーロックが小さくなって来たように思うが、気のせいだろうか。 |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
A懸垂岩のピークを後に、露岩のピークを次々と越えていく。時には、切立った岩間、幅30センチほどの隙間を通過したりと大変だ。そんなロックのガーデンを見るだけではなく、楽しみながら歩くのはなんと素晴らしいことか。 |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
気温も29度を超えているように思える。歩くテンポも遅くなってきた。最後の力を振り絞って急な岩場を登り切るとそこは、ピラーロックだ。
ピラーロック(万物相)は。、風雨で浸食している花崗岩で、垂直の岩場が多く、もろくて風化の激しい岩石だそうだ。数100年もしたらなくなるかもしれない? |
ロックガーデン |
ロックガーデン |
ロックガーデン ピラーロック |
ロックガーデン ピラーロック |
ピラーロックをあとに、風吹岩になんとか到着。ここで遅い昼食にした。Mさん差し入れのよく冷えたデリー美味しく頂きました。
ここからの景色も素晴らしい。熱中症の性にしているが、「もうあかん」。計画の荒地山には行けそうもない。ここでHさんから提案が出ていた魚屋道を下ることにした。 |
ロックガーデン 風吹岩 |
ロックガーデン 風吹岩 |
ロックガーデン風吹岩からの展望 |
ロックガーデン 風吹岩にて |
魚屋道を20分ほど下ると、分岐がある。そのまま下ると、蛙岩を通るコースだが、難路になっているようだ。そこで尾根コースを下ることにした。
尾根道を進むと送電線鉄塔があり、尾根を下って行く。しばらく下ると、「六甲山系グリーベルト整備事業」の案内板があった。
Hさんが、現在やっている、活動を説明してくれた。この整備は市民団体や企業による森づくり活動で、「土砂災害に強い森づくり」「生き物豊かな森」を目指して活動しているそうだ。森の世話人として、「パナソニック電工松寿会阪神地区フォレスタ松寿」など多くの団体、企業が参加しているそうだ。
今回、松山城で大きな土砂崩れがあっり、大きな被害が出た。六甲山系を裏山にする、神戸は常に危険と隣り合わせだという。神戸の町並みは、六甲連山から流れる川と川に挟まれた町だからだ。 |
魚屋道分岐 |
高フ募金活動事業 |
交流の森 |
交流の森 |
交流の森 |
交流の森 |
交流の森 |
魚屋道 |
魚屋道 車道出合 |
JR甲南山手駅に全員無事下山 |
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みんななんとか元気で熱中症に耐え、ゴールの甲南山手駅に全員無事下山できた。夏場の低山は、気温湿度が高く、なかなかいいところはない。今日のような地獄谷は、時々水浴びもして良かったと思う。
これにこりず、楽しい山登りをしましょう。ありがとうございました。
Mさん、差し入れありがとうございました。暑さに負けず元気で頑張れました。
今回、おーちゃんがバテバテで行動が遅いせいかたくさんの写真を頂きましたので人一倍アップしました。ありがとう。 |
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コース
阪急芦屋川駅(8:41/8:50)〜高座ノ滝(9:21/9:35)〜[地獄谷]〜A懸のピーク(11:02/11:16)〜
A懸(11:23)〜ピラーロック(12:05/12:24)〜風吹岩(12:37/昼食/13:15)〜[魚屋道]〜
尾根分岐(12:37)〜[魚屋道尾根コース]〜車道出会(14:23)〜JR甲南山手駅(14:38) (解散)
*熱中症予防から、荒地山へは中止して魚屋道を下山。
天候 晴れ
参加者 5名
実施日 2024/07/13
友歩会 ohki
写真協力 hitotumach ueda
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