岩湧寺にて
友歩会定例会 第840回  
秋海棠咲く岩湧寺
編笠山
標高635m 一徳防山 標高541m
 
神野BS〜岩湧寺〜編笠山〜タツガ岩〜一徳防三角点
一徳防山〜分岐〜[扇畑谷]〜林道出合〜(サルの前栽)〜滝尻BS
 9月7日、友歩会定例会で岩湧寺から一徳防山に行った。岩湧寺には、秋海棠(しゅうかいどう)の花が満開とのことで期待して出かけた。

 河内長野駅に集合、南海バスで神納に向かった。バスを降りて岩湧寺へと歩き始める。10分も経たないうちに、ピンクの花が飛びこんできた。秋海棠の花が道の両脇で歓迎してくれているようだ。秋海棠は、岩湧寺の庭に咲いていると思い込んでいたが、どうも地域を挙げて育てているようだ。

神野BSにて(標高180m)

岩湧寺へ

秋海棠

秋海棠

秋海棠

岩湧寺へ

岩湧寺へ

岩湧寺へ

彼岸花

萩の花を横に見て


岩湧寺へ

秋海棠

秋海棠

秋海棠

秋海棠

岩湧寺へ(標高260m)

岩湧寺へ

秋海棠

岩湧寺へ

秋海棠

秋海棠

岩湧寺へ

岩湧寺へ(標高455m)

岩湧寺へ

四季彩館(標高490m)
 道沿いには、ヒガンバナやハギの花などが彩りを添えている。神野から岩湧寺まで、1時間30分ほどの一般道だがかなり厳しい。最後は、急斜面の山道を登り、長い階段を登り切り四季彩館にやっと到着。

 四季彩館で一息入れて、岩湧寺の境内に入っていった。早速、秋海棠のお花が咲き誇る庭へ入った。早速お花を観察したり、写真を撮ったりと、楽しい一時を過ごした。

 岩湧寺(いわわきじ)は、融通念仏宗の寺院だそうで、伝承に寄れば開祖は、役小角で701年創建とされる。お寺の庭は、秋海棠と春に咲くシャクナゲが有名だそうだ。

秋海棠

秋海棠の森にて

秋海棠

秋海棠

秋海棠

秋海棠

秋海棠

秋海棠

秋海棠

岩湧寺多宝塔と秋海棠

多宝塔と秋海棠

秋海棠

秋海棠

秋海棠

秋海棠

秋海棠

岩湧寺 本堂

岩湧寺 多宝塔(重要文化財)

岩湧寺にて(標高505m)
 秋海棠の観察を楽しんで、今日の二つ目のイベント、一徳防山登山だ。岩湧寺から林道を10分ほど登ると、峠になり滝畑ダム方向に下っている。この峠、標高550mから一徳防山へ、山登りの始まりだ。

一徳防山へ(標高500m)

一徳防山へ 登山口(標高550m)

一徳防山へ
 手前の編笠山へと登っていく。標高差85mの結構きつい登りだ。朝からの神野から岩湧寺までの爪先上がりの舗装道路の1時間30分はかなり応えている。ところで、年長の2名は、岩湧寺でリタイヤ-したが正解のようだ。結果的に岩湧寺まで河内長野からタクシーを利用した方がよかったかも。

一徳防山へ

一徳防山へ

一徳防山へ

編笠山
 登山口から25分ほどで、編笠山に到着。編笠山は標高635mで、樹林の尾根で展望もそよ風もない。記念写真を撮って次のタツガ岩へと進む。

編笠山(標高635m)

編笠山

編笠山にて
 編笠山から尾根を数分進むと分岐があり、数分支尾根を下って行くと、絶壁の上に出る。ここから河内平野の展望が素晴らし。

 分岐まで戻り、一徳防山へ急降下する。標高差130mほど、滑りそうな足元に注意しながら下る。次の三角点までアップダウンを繰り返しながら、進んで行く。

タツガ岩(標高600m)

タツガ岩

タツガ岩から河内平野を望む

一徳タツガ岩にて

一徳防山へ

一徳防山へ

地獄谷

一徳防三角点峰
 編笠山から約1時間30分、一徳防三角点に到着した。鉄塔のあるピークに、三等三角点があり、標高544mだ。ここからの展望も素晴らしく、岩湧山、河内長野の平野、金剛葛城の山々など素晴らしい。

一徳防三角点峰

一徳防 三等三角点(標高544m)

一徳防三角点より望む河内平野
 三角点から尾根を進み、少し急な登りを登り切ると、一徳防山の山頂だ。一徳防山は標高541mで、山頂は畳一畳ぐらいで狭い狭い山頂だ。一徳防山は。大阪50山に選ばれている。

一徳防山

一徳防山(標高541m)

一徳防山へ
 三角点から尾根を進み、少し急な登りを登り切ると、一徳防山の山頂だ。一徳防山は標高541mで、山頂は畳一畳ぐらいで狭い狭い山頂だ。一徳防山は。大阪50山に選ばれている。

中日野方面に下山

中日野方面へ下る

横谷・滝畑 / 大ザオ谷 分岐
 一徳防山から急な尾根道を下った。関電道の一部だったので階段などが整備されていたが、風雨に荒らされ、厳しい状態になっている。標高差100mほど下ると、分岐になっている。一般的な登山道は、尾根を直進して中日野BSへの道だ。

 今日は、サルの前栽を計画していたので、悪路と記された横谷・滝畑へのコースをとった。扇畑谷という谷を下る。一歩踏み込むと、悪路が極めつけで数十メートル下ると、道はなくなった。ここから沢下りが始まる。ところが無数の倒木で行く先を塞いでいる。

(悪路)横谷・滝畑 分岐(標高440m)

扇畑谷

扇畑谷

扇畑谷

扇畑谷

  

扇畑谷
 扇畑谷を悪戦苦闘しながらなんとか林道出合に無事下山した。そこにあった、案内標識を見ると、「扇畑谷方面通行止」と、比較的新しい案内板になっていた。尾根の案内は「悪路」だったが?

 一徳防山からの急な下りと、扇畑谷の苦戦で時間が超過し、サルの前栽分岐では時間がおして無理と判断し、バスのある滝尻へと下った。

林道に下山

扇畑谷方面通行止(標高270m)

林道に無事下山 サルの前栽時間切れでカット、滝尻BS(標高220m)へ
 滝尻バス停に全員無事下山した。低山ながら一徳防山から林道出合までの急な下りや、倒木の扇畑谷はかなり厳しいものがあった。ひとつ間違えると、転倒、滑落の事故が迫っていたが、安全第一で無事通過でき大変よかったと思う。

 慎重な行動で、サルの前栽に行く時間がなくなってしまって、大変申し訳なかったと思います。無理して行っていたら、大変なことになっていたかもしれません。バスで滝畑ダムサイトに先行したとき、滝畑ダムは16時で閉門されていたことが分った。

 低山ながら厳しい試練の山旅でした。これにこりず、楽しい山登りをしましょう。ありがとうございました。
  

コース
 JR京橋(6:52)=[環状線]=新今宮(7:14/7:26)=[南海橋本行き急行]=河内長野駅(7:53/8:02)
=[バス]=神納BS(8:27/8:35)〜四季彩館(10:05)〜岩湧寺(10:14/秋海棠観察/10:40)〜
登山口(10:50)〜編笠山(11:16/11:19)〜分岐(11:23)〜タツガ岩(11:26/11:30)〜分岐(11:33)
〜(11:44/昼食/12:06)〜一徳防三角点(12:55/13:03)〜一徳防山(13:19/13:34)〜
分岐(13:56/14:07)〜[扇畑谷]〜林道出合(15:08)〜主道出合(15:18)〜サルの前栽分岐(15:22)〜
滝尻BS(15:57/16:30)==河内長野BS(17:10) (一次解散)

天候   晴れ
参加者 10名 (縦走8名)
実施日 2024/09/07 
友歩会 ohki  
写真協力  koga  nakao