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小仙丈ヶ岳にて |
MRC定例会 アルプス例会 |
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仙丈ヶ岳 3032m |
北沢峠~[藪沢重幸新道]~馬ノ背ヒュッテ~千丈小屋
仙丈ヶ岳~小仙丈ヶ岳~北沢峠 |
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8月3日から6日、MRC例会で仙丈ヶ岳に行った。一日目8月3日は移動日で、名古屋10時発のしなの7号で塩尻へ。塩尻から岡谷、伊那北へ進め、ここからタクシーで戸台パーク(仙流荘)へ向かい、バスで北沢峠へと行った。北沢峠に15時10分到着、ほぼ一日がかりの移動だ。
こもれび山荘で初日の宿泊。こもれび山荘は、昔の長衛荘だ。 |

戸台パーク 仙流荘(標高860m) |

戸台パーク駐車場 |

北沢峠 |

こもれび山荘 |
二日目8月4日は、仙丈ヶ岳への行程だ。こもれび山荘前で支度をして5時15分に出発。今日は良い天気のようだ。頑張ろう。 |

こもれび山荘にて |

こもれび山荘にて |

こもれび山荘 |

こもれび山荘 灯火 |

北沢峠(標高2032m) |

北沢峠にて |

北沢峠にて |
南アルプス林道を少し下ると、大平山荘への下り道がある。下り始めると相当な下りだ。結果的に標高差70mを下った。下り着いたところが大平山荘で、藪沢・重幸新道の入口になっている。 |

大平山荘へ(標高2030m) |

仙丈ヶ岳へ 藪沢・重幸(じゅうこう)新道を行く |

大平山荘へ |

大平山荘(標高1960m) 営業?予約制らしい |
藪沢重幸新道から仙丈ヶ岳へと登り始める。苔むした樹林帯の中を登っていく、次第に登りが急になってくる。 |

藪沢・重幸新道登山口 仙丈ヶ岳まで4h(標高1950m) |
 仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ 樹林の中の急登 |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

大滝? |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |
やがて樹林帯から抜け、緑に囲まれた沢になってくる。藪沢と言う沢で小さな丸太の木の橋を渡り、左岸を登っていく。右上の尾根から数カ所滝のようになっていて、大滝があるそうなので眺めて行くが、もっと下流のようだ。 |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ 藪沢の渡り(標高2290m) |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ (藪沢重幸新道) |

仙丈ヶ岳へ |

マルバダケブキ |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

大滝? |

大滝? |

オトギリソウ |
道は次第にガレ場の道になってくる。どんどん上がっていく、オトギリソウやウサギギクなどお花がたくさん咲いている。後を振返ると、沢の上に甲斐駒ヶ岳が聳えて見える。頑張れよとみてくれているようだ。 |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

ウサギギク |

オトギリソウ |

甲斐駒ヶ岳 |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

タカネグンナイフウロ |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |

甲斐駒ヶ岳を背に仙丈ヶ岳へ |
やがて大滝頭・北沢峠への分岐になり、馬ノ背ヒュッテ・仙丈小屋・仙丈ヶ岳へと進んで行く。分岐から5分足らずで馬ノ背ヒュッテに到着する。 |

仙丈ヶ岳へ 大滝頭分岐 |

マルバダケブキ |

マルバダケブキ |

仙丈小屋 水不足ここで給水を! |
ダケカンバの林にある馬ノ背ヒュッテ前で少しお腹を膨らませ、しばらく休憩した。丁度、仙丈小屋が水不足になっていて、ここで水を補給して下さいと、案内があった。ペットボトル1本分を補給した。 |

馬ノ背ヒュッテ(標高2630m) |

仙丈ヶ岳へ |

マルバダケブキ |

仙丈ヶ岳へ |
ダケカンバの林を少し登ると、馬ノ背分岐になる。ここを右に北へ進めば馬ノ背になるようだ。我々は仙丈小屋へと進める。
この辺りは、ニホンジカの食害が多いそうだ。1990年代末からニホンジカの食害が見られるようになり、深刻化しているそうだ。馬ノ背周辺では、かつてのお花畑の景観を取り戻そうとして植生保護柵を設置しているそうだ。
でも、仙丈ヶ岳の大自然を訪れた際、植生保護柵は、すこし興醒めする柵に思われる。しかし、関西の伊吹山のように木々が全て食い荒らされて、岩肌の山になり、土砂崩れが発生し登山道が封鎖されても困ったことだ。 |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ 馬ノ背分岐(標高2700m) |

仙丈ヶ岳へ |

植生保護柵 ニホンジカの食害対策 |
馬ノ背分岐から仙丈ヶ岳へは、馬ノ背の続きのようで尾根道を進んでいく。途中小さな背を過ぎれば、仙丈小屋まで登りが続く。標高差190m位の登りだ。 |

仙丈ヶ岳へ |

甲斐駒ヶ岳・栗沢山・アサヨ岳 |
尾根道は景色が素晴らしい。後ろを振返ると、甲斐駒ヶ岳、右手に小仙丈ヶ岳、正面に仙丈ヶ岳と仙丈ヶ岳の藪沢カールが美しい。そしてカールに下にこれから向かう仙丈小屋が箱庭のように見える。 |

甲斐駒ヶ岳 |

小仙丈ヶ岳 |

仙丈ヶ岳 |

甲斐駒ヶ岳 |

仙丈ヶ岳 |

仙丈ヶ岳 |

仙丈ヶ岳 |

仙丈ヶ岳 |

仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳へ |
10時40分過ぎ、仙丈小屋に無事到着。予定では、こもれび山荘を6時30分出発で、仙丈小屋が13時の6時間30分行程だった。実績は、5時間30分ほどで登ってこられた。 |

仙丈小屋(標高2885m) |

仙丈ヶ岳 |

鋸岳・烏帽子岳・甲斐駒ヶ岳 |

仙丈小屋 |

仙丈ヶ岳 |

仙丈ヶ岳 |

鋸岳・烏帽子岳・甲斐駒ヶ岳 |

甲斐駒ヶ岳 |
仙丈小屋前の広場でしばらく景色を眺めながら休憩して小屋に入った。天気は素晴らしく良いので、小屋に荷物を置いて仙丈ヶ岳をピストンすると思っていたが、予定通り、仙丈ヶ岳の登頂は明日のようだ。
そんな訳で、早々と生ビールで乾杯。夜まで大分時間がありそうだ。MRCでは、行動計画が実行委員会で討議され決定される仕組みになっている。したがって今回の仙丈ヶ岳登頂も、幹部の許可が得るのは大変なようだ。リーダーにもっと権限があって良いと思うが、どうでしょうか。 |
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(参考) MRCアルプス例会より 撮影:2009/08/27 |

仙丈ヶ岳 |

仙丈ヶ岳 藪沢カール |

仙丈ヶ岳山頂 |

仙丈ヶ岳 二等三角点(標高3033m) |

仙丈ヶ岳藪沢カール 仙丈小屋(中央) |

小仙丈ヶ岳 |
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三日目8月5日は、今回のクライマックス、仙丈ヶ岳の登頂だ。4時起床、夜半からの雨で、小屋の周囲は視界がほとんんどない状態だ。霧の中、頑張って登る内に晴れてくることに期待した。
4時半に朝食をいただく。なんとか10時半頃には晴れ間も出そうだと、小屋の方の予報。
5時過ぎに小屋を出て、雨具を着けたりして出発準備。小屋のテラスで霧の中の集合写真撮影。 |

仙丈小屋にて |
仙丈小屋6時出発、濃霧のため仙丈ヶ岳を諦めて、小仙丈ヶ岳経由で下山することになった。濃霧の中、仙丈ヶ岳尾根分岐まで標高差55mの登り返しだ。 |

仙丈小屋 |

小仙丈ヶ岳へ |

小仙丈ヶ岳へ |

小仙丈ヶ岳へ |
小屋から15分ほど登りつめると、仙丈ヶ岳尾根分岐に着く。この辺りから晴れていたらどんな景色が待っているだろうか?想像するしかない。ここから小仙丈ヶ岳へと下って行く。 |

仙丈ヶ岳へ 仙丈ヶ岳尾根分岐(標高2940m) |

小仙丈ヶ岳へ |

小仙丈ヶ岳へ |

小仙丈ヶ岳へ |

仙丈ヶ岳 八合目 |

小仙丈ヶ岳へ |

小仙丈ヶ岳へ |

小仙丈ヶ岳へ |

小仙丈ヶ岳へ |

小仙丈ヶ岳へ |
小屋を出て1時間10分ほどで小仙丈ヶ岳に登頂した。小仙丈ヶ岳は、標高2864mだ。濃霧がなければ素晴らしい展望が得られるのだが残念だ。
ちなみに、余談だが今回登れなかった仙丈ヶ岳は標高3033mで二等三角点になっている。仙丈ヶ岳は、南アルプスの女王と形容されている。尖った岩の男性的な甲斐駒ヶ岳に比べ、3つのカールをもつ包容力のある山だ。また、仙丈とは大きいことを表しているそうで、一丈は約3m、仙丈(千丈)は3000mとなり、名前にふさわしい山だ。
仙丈ヶ岳三ッのカール ①小仙丈沢カール ②藪沢カール ③大千丈沢カール |

小仙丈ヶ岳(標高2864m) |

小仙丈ヶ岳 |

小仙丈ヶ岳にて |

小仙丈ヶ岳 |

小仙丈ヶ岳 |
小仙丈ヶ岳をあとに、北沢峠へと下っていく。霧の中ひたすら下って行く。景色もなにも見えないのは寂しいですね。せめて良かったのは、大学生から小学生まで元気の良い若者から元気をいただいたことだ。 |

小仙丈ヶ岳をあとに |

北沢峠へ |

北沢峠へ |

北沢峠へ |

北沢峠へ |

北沢峠へ |

北沢峠へ |

北沢峠へ |
大滝頭に8時30分過ぎ到着、霧の中晴れるのを期待して多くの登山者がここで一休みをとっている。良い天気になるよう祈っています。 |

大滝頭 |

大滝頭(標高2520m) |

大滝頭にて |

大滝頭にて |

四合目 |

北沢峠へ |

北沢峠へ |

二合目 |

北沢峠へ |

北沢峠へ |

北沢峠へ |

北沢峠に全員無事下山 |

北沢峠にて |

北沢峠にて |

北沢峠(標高2032m) |
10時50分、北沢峠に全員無事下山した。予定では、12時30分の予定だったのでゆっくり時間を過ごした。こもれび山荘でおぜんをいただいて、乾杯。お疲れ様でした。
13時10分のバスで戸台パークへ下山、仙流荘に今夜はお泊まり、ゆっくり温泉に浸かって疲れを癒やした。次の日、8月6日、バスを乗り継いで高遠、伊那北へ。JRで塩尻、名古屋を経て帰途についた。皆さんお疲れ様でした。リーダーさんありがとうございました。、 |
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MRC会員も歳を重ね無理ができなくなってきたように思います。今回も余裕を一杯とっての行程でしたが、実行委員会はもう少しリーダーに権限を与えるべきだと思います。素晴らしい天気で時間の余裕があるのに、仙丈ヶ岳に登頂できなかったのは残念です。予定の次の日の天気は誰も保証してくれないと思います。今後の例会の参考にしていただければと思います。
リーダーさんありがとうございました。みなさんありがとうございました。これからも老体に鞭打って頑張ります。 |
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コース
【1日目】8月3日(日)
JR新大阪駅(8:45)=[のぞみ]=名古屋(9:34/10:00)=[しなの7]=塩尻(11:54/11:59)
=[甲府行]=岡谷駅(12:09/12:29)=[天竜峡行]=伊那北(13:10/11:50)=[タクシー]=
仙流荘(13:45/14:20)=[バス]=北沢峠(15:10) こもれび山荘(泊)
【2日目】8月4日(月)
こもれび山荘(5:15)~登山口(5:19)~大平山荘~藪沢・重幸新道登山口(5:30)~
木橋(7:09)~大滝(7:41)~大滝頭分岐(8:47)~馬ノ背ヒュッテ(9:01/昼食/9:31)~
馬ノ背分岐(9:44)~仙丈小屋(10:42) 仙丈小屋(泊)
【3日目】8月5日(火)
千丈小屋(6:00)~[*仙丈ヶ岳]~仙丈ヶ岳尾根分岐(6:15)~八合目(6:35)~
小仙丈ヶ岳(7:11/11:19)~大滝頭(8:32/8:42)~四合目(9:18)~二合目(10:09)~
北沢峠BS(10:50/13:10)=[バス]=仙流荘(14:00) 仙流荘(泊)
*仙丈ヶ岳:雨天中止
【4日目】8月6日(水)
仙流荘(7:37)=[バス]=高遠(8:05/8:15)=[バス]=伊那北(8:44/8:57)=[岡谷行]=
岡谷(9:41/9:43)=[松本行]=塩尻(9:53/10:03)=[しなの6]=名古屋(12:01/昼食/12:43)
=[ひかり]=新大阪(13:51)
天候 8/3 晴れ 8/4 晴れ 8/5 曇りのち晴 8/6 晴れ
参加者 5名
実施日 2025/08/03~08/06
MRC isikawai .
写真協力 mizoguti isikawa
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