明神山山頂にて
友歩会定例会  
明神山(播磨富士) 668m  地蔵岳 511m
夢やかたP~[Cコース]~屏風岩~観音岩~合掌岩~地蔵岳~明神山
~[Aコース]~夢展望岩~達磨岩~マンモスの背~大黒岩~夢やかたP
 9月13日、友歩会で、明神山に行った。友歩会で2011年3月に初めて登ったが、低山ながら大変興味のある山だった。その時は、Bコースの谷筋を登り、Aコースの尾根を下った。今回は、Cコースの尾根を登り、Aコースの尾根を下山する計画だ。

 播磨富士と呼ばれる山には、明神山、笠形山、雄岡山、雌岡山、高御位山などがあるが、どの山も結構興味のある山だ。

 大阪を8時過ぎに出発、姫路駅を経て10時過ぎに福崎駅に到着した。早速、手配しておいたタクシーに分乗して夢やかたへと向かった。夢やかた駐車場に10時30分到着、支度をして出発した。

明神山へ

明神山へ 夢やかた駐車場を出発
 正面にこれから登る明神山が見えている。実りを迎えた田圃は美しい。その前に登山口の標識が建っている。文字が消えかかっていて読みづらいが、「大阪五十山 夢前の播磨富士 明神山登山口」と記されているようだ。

明神山

明神山へ

明神山

明神山登山口
 右手に進むと、Bコース、Cコースの分岐に着く。今回はCコースを登っていく。登山道はいきなりの急登から始まる。尾根筋までの取り付きなのでと思って頑張って登る。10分ほどで尾根筋の分岐に到着。

明神山 登山口

明神山 Cコース登山口

明神山へ Cコースを登る

明神山へ
 尾根筋に出て数分進むと、急登になってくる。尾根道の右に大きな岩の壁聳えている。屏風岩で周囲を巻いて進む。

明神山へ

明神山へ

屏風岩

屛風岩

屛風岩
 屏風岩は余り近すぎて岩の実感が湧かない。屏風岩の上部に登る道があり、登ってみた。上部は岩ではなく普通の山頂のような感じだ。先端から下を覗くと、やはり吸い込まれそうだ。木々の間からこれから登る、明神山の山頂が見える。

明神山 屏風岩の上より

明神山へ
 コースに戻り、先へと進む。少し下って登り返していく。正面に大きな岩、観音岩が立ちはだかっている。お餅を積み重ねたような岩で、中央で縦に割れたような感じで、階段がつけられている。

明神山へ

明神山へ

明神山へ

観音岩
 

観音岩

観音岩

観音岩
 観音岩は、今日初めてのわくわくする大きな岩だ。みんな楽しみながら岩に登った。登り切ると、先へ続く細長い岩の尾根になり、なかなかここも面白い。

観音岩

観音岩 

観音岩

観音岩

観音岩

観音岩

観音岩

観音岩

観音岩

観音岩

明神山へ

明神山へ

明神山へ

明神山へ

明神山へ
 観音岩から先へと進んでいくが、象の背中を越えたり、シダの道を進んだりと変化がいっぱいだ。ケーキのような岩など、ゆっくり楽しんでいると、山頂に何時着くか心配になってきた。

明神山へ

明神山へ

明神山へ

明神山へ
 くじら岩に到着、細長い尾根が、くじらの背のようなのでこの名がつけられたのだろう。背を踏み外すと、海底、いや谷底に落ちてしまう感じだ。でも結構楽しい岩の尾根だ。

明神山

明神山
くじら岩
くじら岩

くじら岩
 尾根をどんどん登っていくと、やがえ合掌岩に近づいてくる。多いな岩にはロープが付けられているので、時々ロープの助けを借りながら岩をよじ登っていく。大きな鏡餅のような岩に登り切ると、結構スリルがある。

明神山へ

明神山へ 

明神山へ

明神山へ  

明神山へ

明神山へ
 

合掌岩

合掌岩

合掌岩
 
合掌岩
 
合掌岩

合掌岩

合掌岩
 合掌岩の上で昼食にしようと思っていたが、座り込んでゆっくりできるような場所ではない。少し先に進んで昼食にした。

明神山へ

明神山へ
 昼食を頂いて先へと進んでいく。御邪魔岩、夢眠岩(ムーミン岩)など楽しみも多い。楽しみもつかの間、きつい坂が待ち受けていた。がまん坂でロープなどの助けを借りながら登り切る。がまん我慢!

御邪魔岩

ムーミン岩

明神山へ

明神山へ

明神山へ がまん坂

明神山へ がまん坂

明神山へ がまん坂

明神山へ がまん坂

明神山へ がまん坂
 がまん坂を登り切ると、地蔵岳の山頂に到着する。地蔵岳は、標高511mの山だ。山頂は木々に覆われていて、木々の隙間から明神山をなんとか見られる。

地蔵岳(標高511m)

地蔵岳

地蔵岳にて

明神山へ

明神山へ
 地蔵岳から標高差10mほど下り、明神山へと標高差約170mを登り返す。富士山と称する山の特徴で、低山でたかをくくっていたら、山頂付近に急登があってひどい目に合うのだ。

 明神山も例外ではなく、最後に厳しい試練が待っていた。八丁坂と呼ばれかなり厳しい坂だ。ロープの助けを借りながら、四つん這いになって登っていく。

明神山へ

明神山へ 八丁坂

明神山へ 八丁坂

明神山へ 八丁坂
 少し上がると切り立った岩の割れ目、鎖場を登っていく。低山ながら大きな岩の壁にアタック。なかなか面白い。登り切るとゴロゴロとした小さな岩の斜面を登る。山頂が見えてきた頑張ろう。

明神山へ 鎖場

明神山へ 鎖場

明神山へ 鎖場

明神山へ 鎖場

明神山へ 鎖場

明神山へ 鎖場

明神山へ
 明神山に全員登頂。明神山は標高668mで、三等三角点になっている。山頂には、山頂標識、嶽大明神祠がある。山頂からの展望は名種山、名種槍、名種薬師など周囲の山々が、瀬戸内の海も臨める。今回は少し曇っていたので、ソフトな眺望だ。

明神山山頂

明神山 嶽大明神祠

明神山 三等三角点(標高668m)

明神山山頂にて

明神山からの展望

明神山からの展望
 山頂到着が計画より、40分ほど遅れたので、山頂でもう少しゆっくりしたかったが、下山することににした。下山は登ってきた東側の尾根の反対側、西側の尾根、Aコースを下った。

 山頂からの下りは、気合坂と呼ばれ登りは、気合を入れないと登れないくらいの急斜面だ。ということは、下りも厳しく、一歩一歩ゆっくり下った。

明神山山頂をあとに

明神山山頂をあとに
 Bコース分岐を過ぎさらに下っていく。こちらの尾根も、Cコースと同じようにいろいろな大きな岩が各所に点在して目を楽しませてくれる。

 大きな岩が盛り上がっているところがあり、夢展望台になっている。名種山方面の山も見渡せる。夢展望台という名がついているがどんな夢が見られるのだろうか。

Aコースを下山

Aコースを下山

Aコースを下山

Aコースを下山

Aコースを下山

Aコースを下山
 

Aコースを下山

夢展望岩

夢展望岩

夢展望岩より

Aコースを下山

Aコースを下山
 さらに下ると、一刀石と呼ばれる苔むした石が道脇にあった。さらに進むと西の丸になる。そして五合目になり、振り返ると明神山が見送ってくれる。

Aコースを下山

一刀石  

西の丸

Aコースを下山

Aコースを下山

五合目

明神山 五合目より
 ここから東北に延びる尾根になり、最後の楽しみが待っている。まず、達磨岩でロープを使ってクライミングの真似をしながら降下する。

達磨岩

達磨岩

達磨岩

達磨岩を下る

明神山へ

マンモスの背
 続いてマンモスの背と言われる、長い大きな岩が待っている。ロープが張られているので確保しながら慎重に下る。

 マンモスの背を下り終えると、でっかいお正月の鏡餅をさらに巨大にした岩、大黒岩を越えて下る。これで明神山の見どころは終わり、登山口へと下っていく。

マンモスの背

マンモスの背

マンモスの背

マンモスの背

マンモスの背

マンモスの背

大黒岩

大黒岩

登山口に全員無事下山

明神山
 登山口に全員無事下山。登るとき黄金色の稲穂は、下山してくると稲刈り中で一日が暮れようとしていた。

 迎えのタクシーを1時間遅らせたが、夢やかたの駐車場に16時過ぎ下山、30分ほど待って福崎駅へと戻った。駅前のスーパーでビールを買って、飲食コーナーで乾杯!

 皆さんお疲れさまでした。皆さん歳をかさねたのか、標高668m、標高差550mの低山ながらかなり苦戦した模様だった。富士山のようにスラーっとした山なのに、尾根筋には絵になるような大きな岩の連続で目を楽しませてくれる素晴らしい山だった。

 皆さんありがとうございました。また、楽しい山旅をしましょう。
   
  

コース
 大阪駅(8:15)=[新快速姫路行き]=姫路(9:18/9:33)=[播但線]=福崎駅(10:02/10:10)
=[タクシー]=夢やかたP(10:28/10:31)~登山口(10:36)~[Cコース]~屏風岩(10:50/11:02)
~観音岩(11:08/11:22)~くじら岩(11:37)~合掌岩(11:56/12:03)~(12:05/昼食/12:30)~
がまん坂(12:43)~地蔵岳(12:56/13:00)~八丁坂(13:27)~岩場(13:35)~
明神山(13:48/14:08)~気合坂~Bコース分岐~[Aコース]~夢展望岩(14:54)~
大熊の頭~西の丸(15:14)~五合目(15:22)~達磨岩(15:23)~マンモスの背(15:30)~
大黒岩(15:42)~夢やかたP(16:02/16:30)=[タクシー]=福崎(16:50/17:04)=[播但線]=
姫路(17:34/17:41)=[新快速草津行き]=大阪(18:43)

参加者 8名 
実施日 2025/09/13
友歩会 ohki  
写真協力  hitotumati   ueda