別山・剱御前 一服剱より |
MRC60周年記念登山 |
剱 岳 (後 編) 一服剱 標高2618m 前 剱 標高2813m 剱 岳 標高2999m(三角点2997.1m) |
[登頂の記録 後編] 剱岳の大パノラマを満喫し、名残を惜しみながら下山を始めた。下山開始して渋滞待ちも入れて約30分でカニノヨコバイにかかる。上から見るとカニノヨコバイは鎖をつかんで数珠回しをしている感じで恐怖感は見えない。一方左下を覗くとカニノタテバイの取付で登山者は蟻のように見え、絶壁のすごさで身震いする感じだ。いよいよ自分の番が廻ってきてカニノヨコバイの第一歩、予習の通りでかなりスリルがある。カニノヨコバイを渡り、振り返るとやはりかなり厳しい絶壁を横切った実感が湧いてきた。続いて垂直の溝状岩を10メートルほどの鎖を頼りに下りさらに垂直ハシゴを10メートルほど下る。下りきると平蔵避難小屋跡を通り、タテバイへ通過した平蔵ノコルに着く。千丈敷きもあろうか扇形の壁を帰路は右側を登り、壁を越えて裏側に下りる。広い巻道を先に進むと広い場所に出る。これで一番の難所を通過、メンバー大喜びだ。前剱に向けて元気で歩く。パーティーは前剱のピークは登らず横を通過した。前剱での写真を撮りわすれていたので、寄り道して写真をとり皆に合流した。別山、剱御前、剣沢の景色が美しく目を楽しませてくれるようになった。大岩の横を下り、しばらく歩いた。一服剱に戻り一服剱山頂に全員乗って歓声を上げた。剣山荘に戻り昼食にした。剣山荘のコーヒーが格別美味しかった。昼食後、約1時間半で別山乗越に戻った。剱岳の緊張が緩み、少し疲れが出てきたようだ。14時50分雷鳥沢の河原に到着。ここで別山登山組に合流。地獄谷からみくりが池温泉に戻った。 今夜はみくりが池温泉でゆっくり温泉三昧と祝宴で楽しいひと時を過ごした。 8月27日、朝8時解散、三々五々思い思いに帰途に着いた。 |
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コース 8月26日(日) 剣山荘(4:30)〜一服剱(5:00/5:05)〜大岩(5:35)〜前剱(5:55/6:05)〜平蔵ノ頭〜 平蔵ノコル(7:05)〜カニノタテバイ(7:07)〜タテバイ通過(7:25)〜剱岳(7:50/8:15)〜 カニノヨコバイ(8:40)〜平蔵ノコル(8:55)〜平蔵ノ頭〜前剱(9:43)〜一服剱(10:27)〜 剣山荘(11:00/昼食/11:50)〜別山乗越(13:27)〜雷鳥平(14:50)〜地獄谷〜 みくりが池温泉(15:50) (泊) 地 図 剱岳 立山 天 候 快晴 参加者 17名 実施日 2007.08.26 |