|
||
友歩会 北海道例会 | ||
雄 阿 寒 岳 標高1370.5m | ||
7月7日北海道4日目、今日は雄阿寒岳に登る。滝口登山口から山頂往復のコースだ。登山口で登山届を記入して出発。程なく太郎湖と注ぎ込む渓流が美しい。この水は阿寒川となって釧路へと流れている。太郎湖を過ぎトドマツの林を行くと次郎湖が足元に見えてくる。次郎湖は帰路によることにして急斜面を登りきると、平坦になり一合目となる。一合目からほんの少し行くと山頂までの距離案内があり、これより山頂まで5000mとある。 急斜面を大きく巻くように登ると、二合目につく。この辺りから阿寒湖が眼下に見え、シャクナゲのピンクの花がたくさん咲いていて疲れを癒してくれる。緩やかな登りを歩くと三合目になりこの辺りから急登になってくる。四合目に着くとここで約半分だそうだ。案内標識もユニークで四合目には、「半分以上クリアしました ここから五合目までがガマン所」と書かれていた。 半分過ぎて五合目までのガマン所を登る、かなり厳しいがお花がたくさん咲いていて疲れを抑えてくれる。五合目に到着、お花がたくさん見られるようになり、元気が出てくる。少し先に行くと平坦になり、頭上に山頂らしいハイマツに覆われたピークが見えてくる。雄阿寒岳山頂はこの奥らしい。 またすこし急な登になり六合目を過ぎると、この辺りからハイマツになり登りきって少し行くと七合目がハイマツの中にある。ここを過ぎると八合目までは尾根のガラ場道になり、後を振り向くと素晴らしい景色を見ることができる。眼下に阿寒湖、その奥に雌阿寒岳、阿寒富士などが少しかすんで入るが見ることができる。雌阿寒岳の噴煙も確認できる。 ガラ場道を登りきると八号目に着く。ここに気象観測所があったそうで、昭和19年から昭和21年まで気象台職員が常駐していたとのことだ。ここまで来ると雄阿寒岳の山頂がやっと見えてきた。火口と思われる尾根を巻くように一旦下ると九合目になっている。ここから急斜面を登りきるとそこは雄阿寒岳山頂だ。 雄阿寒岳は標高1370.5mで、二等三角点になっている。雄阿寒岳は火山活動をしていないようだが西の雌阿寒岳は今も火山活動を続けている。展望は360度の大パノラマが楽しめる。眼下に二つの湖、パンケトーとペンケトーが日本地図をイメージした形で楽しませてくれる。 滝口登山口から標高差約1000mを、1合目から九合目まで表示があるが、五合目で山頂までの八割ほどになっているのもおもしろい。山頂で昼食にし、ゆっくりと景色を楽しんだ後、往路を下山した。帰路次郎湖に立寄ったが、太郎湖の動的イメージと違って、静寂なイメージを受けた。 下山後、今日の宿阿寒温泉、ホテル御前水へ。ゆったり疲れを癒した。 |
||
ニュー阿寒ホテル |
滝口登山口 |
|
阿寒湖 滝口付近 |
登山口 |
|
太郎湖 |
一合目 |
|
これより山頂まで5000m |
二合目にて |
|
阿寒湖が眼下に見える 二合目付近にて |
シャクナゲ |
|
四合目 |
四合目にて |
|
ウコンウツギ |
雌阿寒岳・阿寒富士がわずかに見える |
|
五合目 |
||
イソツツジ |
ツマトリソウ |
|
ミヤマハンショウズル |
ハクサンチドリ |
|
七合目付近より |
エゾノツガザクラ |
|
八合目 |
雄阿寒岳 八合目付近より |
|
九合目からの急登 |
雄阿寒岳山頂 |
|
雄阿寒岳 山頂にて |
雄阿寒岳 二等三角点 |
|
パンケトーとペンケトー 雄阿寒岳山頂より (日本地図をイメージできそうだ!) |
||
七合目付近を下山 |
次郎湖 |
|
滝口に下山 |
雄阿寒岳 阿寒湖より |
|
トップページに戻る | ||
第1日目 女満別・硫黄山・川湯温泉に戻る | 第5日目 オンネトー・網走監獄に続く | |
第2日目 カムイヌプリ(摩周岳)・摩周湖に戻る | ||
第3日目 武佐岳・開陽台に戻る | ||
コース |