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日本百名山 | ||||
岩 木 山 標高1625m | ||||
岩木神社 八合目〜岩木山〜八合目 アソベの森 弘前城址 | ||||
10月7日、5日目最終日は岩木山に登る。最終日の今日も、良い天気にになった。八甲田の酸ヶ湯温泉を7時30分、バスで出発。弘前に近づくと車窓から、岩木山が見え隠れしてきた。途中道の駅から岩手山の写真を撮ったが残念ながら雲に隠れてだめだった。山頂の雲がなかなかとれないので気がかりだ。 先ず、岩木山神社にお参りして登山の安全と青空になりますようにと祈願した。岩木山神社(いわきやまじんじゃ)は、弘前市百沢の岩木山の南東麓にある。「お岩木さま」「奥日光」とも呼ばれ、現存する社殿や楼門は元禄時代に津軽藩主が寄進したそうだ。日光東照宮を思い起せる装飾があったがこれらとの影響があるのだろう。 |
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岩木山 田舎館辺りより |
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岩木山 新法師辺りより |
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岩木山神社 |
岩木山神社 |
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御利益があったのだろうか、岩手山運動公園辺りから岩木山の山頂が見え始めた。喜びながら津軽岩木スカイラインの九折の道をバスは登っていった。八合目まで69のカーブを登って行く。残念ながらガスが次第にかかりはじめ周囲の景色は見えにくくなってきた。 八合目駐車場でバスを降車、ここから一般の観光客はリフトで鳥海山まで上がれる。我々はここから登山道を鳥ノ海火口縁へと登った。登山道は雑木とクマササの道を黙々と歩く。 上から賑わいが感じられるようになると、鳥ノ海火口縁に到着する。ここで小休止、観光客が鳥海山のリフト乗場からたくさんやってきて賑やかだ。この人たちみんな登るんだろうか。少し休憩して火口の左側を巻いて登った。火口縁の岩がごつごつして噴火の様子を残しているようだ。回り込むとその特に大きい岩があり、大倉岩と記されていた。 鳳鳴ヒュッテがあり、登山者は鐘を鳴らしていた。このヒュッテは、昭和39年大館鳳鳴高校の生徒さんが猛吹雪で遭難し雪に散った。冬季に悲劇が起こらないよう願ってこのヒュッテが建てられたとのこと。その前から山頂まで急登になる。 |
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岩木山 岩木総合公園辺りより |
岩木山 スカイライン入口辺りより |
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岩木山 スカイラインより |
岩木山 八合目駐車場より |
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八合目駐車場 |
八合目から登山開始 |
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クマササの雑木林を登る |
鳥ノ海噴火口に到着 |
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鳥ノ海噴火口 |
鳥ノ海噴火口を後に登る |
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鳥ノ海噴火口を後に登る |
大倉岩 |
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ごろごろした岩の急登を登る。道幅が狭いところは、登り下りの道を分けていた。途中、下を見ると小さな池が見えた。この池は種蒔苗代の池と云うそうだ。ミチノクコザクラの群生地だそうだ。 火口縁から約30分で山頂に到着。山頂の三角形のモニュメントの鐘を鳴らし、おもいおもいの記念写真を撮っていた。 岩木山は、標高1625mで一等三角点になっている。山頂は大小の岩で構成されていて360度の展望の筈だが、お賽銭が少し足りなかったようだ。岩手山は、コニーデ火山で成層火山とも呼ばれ、円錐形の姿が特徴で、津軽富士とも呼ばれている。津軽富士は、津軽平野中央にある独立峰で、青森県の最高峰だ。山頂は、岩木山、鳥海山、厳鬼山の三峰で、鳥ノ海火口がある。そして山頂には、岩木山神社奥宮がお祀りしてある。 |
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山頂を目指して |
振り返ると大倉岩、鳥海山 |
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種蒔苗代の池・鳥海山・大倉岩 |
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右登り |
まもなく山頂だ |
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岩木山 山頂に到着 |
岩木山 山頂にて |
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岩木山 山頂 |
岩木山山頂 岩木山神社奥宮 |
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岩木山 山頂 |
岩木山 一等三角点(標高1625m) |
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岩木山山頂 岩木山神社 |
岩木山山頂 岩木山神社 |
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雲がかかっていて下界が見えないので、あきらめて下山した。鳥海山や鳥ノ海火口が美しく見える。行列になった昇り降りの人たちを見ていると老若男女、どちらかといえば年寄りが多いが、一般の観光地のようなおもいおもいの格好で挑戦している。 鳥ノ海火口縁から、登山道を下り八合目の駐車場に下山した。今回はピークハントになってしまったが、お花の時期に岩木山神社から百沢を登り山頂へ、下りは嶽温泉へのコースがよさそうだ。八合目からスカイラインを下り、アソベの森いわき荘に立ち寄り、温泉入浴と昼食にした。 |
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鳥海山・鳥ノ海火口 |
下山開始 |
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鳥海山・鳥ノ海火口 |
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鳥海山・鳥ノ海火口 |
鳥海山・鳥ノ海火口 |
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岩手山を振りかえる |
急な岩道を下る |
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鳥ノ海火口 |
鳥ノ海火口 |
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鳥海山 |
岩木山 |
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岩木山 岩木山総合公園辺りより |
アソベの森いわき荘 |
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岩木山 アソベの森より |
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岩木山 アソベの森より |
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岩木山 新法師辺りより |
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いわき荘でゆっくりくつろいだ後、青森空港へ向かった。途中時間調整で弘前城址、道の駅などに立ち寄った。 弘前市立観光館には、ねぷたが展示してあった。城の方を向いて「たか丸くん」の石像が立っていた。たか丸くんは、弘前城築城400年祭のマスコットと平成21年に誕生したそうだ。全国的に有名な「ひこにゃん」はそれよりも前の平成18年に誕生、彦根城築城400年祭のキャラクターとして今も活躍している。 |
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たか丸くん(弘前城築城400年祭マスコット) |
ねぷた 弘前市立観光館にて |
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次に弘前城址に行った。弘前城は、別名鷹岡城、高岡城と呼ばれ、江戸時代に建造された天主や櫓などが現存している。江戸時代には津軽藩主が居城した。 天守は、五重であったが1627年消失した。現在の天守は、辰巳櫓を改修して1811年に完成した。幕府への配慮から天守ではなく、櫓として扱われていたという。 弘前城に天守はないと思っていたが、立派な櫓がありこれが天守だと聞いて納得した。天守に上がり、窓から岩手山雄姿を眺め岩手山を堪能した。 道の駅では、名産のりんごを各々買い求めてお土産にしていた。青森空港に到着、時間調整をして定刻18時50分のエアーで大阪空港へ戻った。 今回の5日間と山旅は、前半の2日間は天候が悪く、ピークハントに終始した感じだ。初日の八幡平は、観光ルートで直ぐに登れる。2日目の岩手山は、少し厳しかったが、お鉢から山頂の強風が印象に残った。 後半からは天気が素晴らしく、早池峰山の岩登りや、河原坊への下り一面の紅葉など、岩と紅葉の競演が素晴らしかった。4日目は、登山口への途中久しぶりに十和田湖を眺め、奥入瀬渓谷を楽しむことができた。八甲田山は、火山の美しさを楽しみ、毛無岱では素晴らしい紅葉を楽しむことができた。最終日は、岩木山の雄姿を眺められそして登頂でき大変良かった。 5日間の楽しかった山旅をリードしていただいたリーダーさんに感謝申し上げます。事故もなく素晴らしい山旅になったことうれしく思います。またどこかの山でお会いできることを楽しみにしています。リーダーさんそして皆さんありがとうございました。 |
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追手門 |
杉の大橋 |
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杉の大橋 |
南内門 |
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天守 |
天守 |
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天守 |
おみやげ |
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岩手山 天守より |
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コース |