高丸山 展望岩より
三角点探訪 
高 丸 山 標高508.5m
五社〜有野台8〜展望所〜高丸山〜有野台3〜有馬温泉
 
 1月21日、午前中有馬氷漠を見に行ったが早く済んだので、3月に松愛会山歩き会で計画している高丸山に下見を兼ねて登ってみた。

 有馬駅から神戸電鉄で五社へ行き、ここから歩き始めた。五社駅は山の中の駅といった感じで広い道がどこだか戸惑う感じだ。線路を渡って山側の道を電車の進行方向に緩やかな登り道を行った。登りきると広場になっていてバス停になっている。

 広い道の沿って歩くと団地になってきた。駅から8分ほど行ったところで南進し山方向に入る。数分登ると右手に公園がありそのフェンスの先に登山口と思われる踏み後がある。踏み後を入ると砂防指定地湯谷川の看板があり、登山道と思われる道になってくる。しばらく登ると急斜面にはトラロープが付けてあり、ロープの端には高丸山と書かれていた。

 登山口からいきなりの急登で展望岩まで約18分で登りきる。登山口の標高が290mで展望岩が410m、標高差は120mだ。ゆっくり登ればそれほどではないだろう。

 展望岩からの眺めは素晴らしく、北側の大パノラマを楽しむことができる。展望岩には黄色の旗が立っていて確か「今日も元気だ」と書かれていたように思う。山頂方向を見ると山頂にも旗が立てられていた。

 展望岩から尾根道歩きで、所々岩が露出していて楽しく山歩きができる。山頂まで緩やかな登りで、標高差約100mを15分ほどで登り切ると高丸山の山頂に着く。

 高丸山は、標高509mで三等三角点になっている。展望は素晴らしく、特に六甲山系、有馬三山、山間を走る高速道路、住宅団地など目を楽しませてくれる。展望岩から見えていた旗も立っており、神戸ヒヨコ登山会の登頂記念のポストも置いてあった。木の枝には登頂1000回記念とか、2000回記念とか記された札も掛けられていた。山頂は拓かれておりお弁当でもゆっくり食べるのもいいかなと思った。高丸山は団地の裏山のようで、少しの間に数人のハイカーにお会いした。皆さん手ぶらで小一時間の散歩に登られているようだで、市民の山といえよう。

 少し余談だが、神戸ヒヨコ登山会について調べた。神戸ヒヨコ登山会は大正11年設立で、六甲山系の緑化推進に行政と協働してきたそうだ。毎日登山やグリーンパトロールなどをやっておられるそうでメンバーは1000名ほどいらっしゃるとか。ヒヨコの名前は当時そうそうたる山岳会が多く、雛のような会だったので「神戸ヒヨコ登山会」と名付けたそうだ。

 山頂を後に有野台三丁目へ下った。登山道はよく整備されていて、新年を迎えるに当たって清掃されたようだ。20分ほど下ると送電線鉄塔についで広場になり、落葉山への分岐に出る。ここから落葉山に行ってもよさそうだし、落葉山から来て高丸山に登っても面白そうだ。

 有野台三丁目の登山口に下山した。ここから歩道を有馬温泉まで歩いた。今日はここまでにして帰途に着いた。

有野台八丁登山口の湯谷川公園

登山道入口付近

かなりきつい登山道

急登が続く登山道 

展望岩より北側のパノラマ

展望岩 黄色の旗(今日も元気だ!)

展望岩

高丸山 展望岩より

高丸山 展望岩より

高丸山山頂への尾根道

高丸山 山頂

高丸山 三等三角点

六甲連山 有馬三山(落葉山・灰方山・湯槽谷山)・高尾山・逢ヶ山・・・ 高丸山山頂より

高速7号北神戸線 高丸山山頂より

有馬口駅付近 高丸山山頂より

高丸山 東側の尾根道より

太陽と緑の道案内板

落葉山・有野台1・高丸山・有野台3 分岐

有野台三丁へ下る

有野台三丁登山口
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コース
 阪急梅田(8:18)=[宝塚行き]=宝塚(8:56/9:10)=[山口営業所前行き]=
有馬駅前(9:42)〜湯槽谷分岐(10:20)〜白石谷分岐(10:28)〜白石滝(10:33)〜
似位滝(10:54)〜百間滝(11:03)〜紅葉谷登山道出合(11:19)〜七曲滝分岐(11:27)〜
七曲滝(11:38)〜七曲滝分岐(11:53)〜白石谷分岐(12:04)〜湯槽谷分岐(12:05)〜
有馬癒しの森(12:11)〜有馬温泉BS(12:37)
有馬温泉BS(12:37)〜有馬駅前(12:40/12:54)=[神戸電鉄]=五社(13:08)〜
高丸山有野台八丁目登山口(13:20)〜展望岩(13:38/13:44)〜高丸山(13:58/14:07)〜
落葉山分岐(14:23)〜高丸山有野台三丁目登山口(14:31)〜県道出合・峠堂(14:46)〜
有馬温泉BS(14:55/15:20)=[宝塚行き]=宝塚(16:15/16:19)==梅田(16:55)

天 候  晴れ 
参加者 1名 
実施日 2011.01.21