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5月2日、堂満岳のシャクナゲを楽しみに登った。比良駅に降りるとシャクナゲを楽しもうとする数組のパーティーがいた。比良駅から山に向かって北進、国道161号を横断すると樹下神社だ。神社の右手から住宅地を抜けて進む。住宅街はお花がいっぱいで、ぼたん桜、ハナミズキに加えシャクナゲも満開だ。やがて地道になりアオダモやミツバツツジが美しい。ふたたび住宅地になりそこを過ぎると自動車道の降下をくぐる。しばらく舗装道路を行くとやがて地道になる。桜のコバに到着、ここで左折しノタノホリに向かう。 民家が数軒あり、そこを通り過ぎるたやがて本格的な登山道になる。登山道は倒木が多い、たぶん雪が解けてこれから本格的なシーズンになるのだろう。しばらく急な登りが続くと緩やかになり、標高410mにレスキューポイント堂満1がある。さらに登るとノタノホリに着く、大きな池でミツバツツジなどが映って美しいが、少し暗いのが難点だと思う。 |
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黄砂で霞む堂満岳 比良駅より |
黄砂で霞む堂満岳 比良駅近くより |
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黄砂で霞む比良連山 比良駅近くより |
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アオダモとミツバツツジ |
ミツバツツジ咲く登山道を行く |
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桜のコバ |
ミツバツツジ咲く登山道を行く |
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イワカガミ |
ノタノホリ |
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ここから本格的な山登りだ。堂満岳の東稜道を登る。尾根をしばらく登ると堂満2のレスキューポイント、ここから所々V字に切れ込んだ道などを登り、尾根を外して巻くように登って行く。やがて沢に出てしっかり見ないと道を見失いそうになる。沢の真ん中を標高差約50mジャブジャブ登り、右へジグザグしながら巻いて約標高差120mほど登ると尾根頭のような所に着く。明るい樹林は新芽が吹き出し始め、木々の緑は美しい。 小休止して歩き始めるとまた急登になり、登り切るとまたほっとするところにつく。ここもレスキューポイントだ。左側は崖になっていて、危険だ。しばらく緩やかな登りを楽しみながら登る。山頂まで標高差100mほどになると急登になる。かなり厳しい登りであえぎあえぎながら登る。やがて頭上にシャクナゲがおおいかぶさるように見えてくると山頂は近い。シャクナゲの歓迎はなかったが、一面に咲いたイワウチワ、別名トクワカソウが熱烈歓迎してくれた。 堂満岳は、標高1057mで360度の展望が得られるはずだか、あいにくのものすごい黄砂でほとんど見えない。ちょうど正午のサイレンが聞こえてきたので昼食にした。それにしても山頂は、シャクナゲが群生していて、大きなつぼみがいっぱいだ。あと1週間もしたらすばらしい風景になるのだろう。 |
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沢を登る |
新緑が美しい |
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スミレ |
堂満岳へ急登が続く |
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山頂のシャクナゲが歓迎、ちょっとさびしい |
イワウチワ(トクワカソウ)が大歓迎 |
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イワウチワ |
イワウチワ |
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堂満岳 山頂 |
堂満岳 山頂 |
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堂満岳 山頂のシャクナゲ |
堂満岳 山頂のシャクナゲ |
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シャクナゲの尾根を期待して下山開始、堂満岳のシャクナゲをかき分けかき分け下る。少し下ると武奈ヶ岳、釈迦岳が黄砂のため輪郭だけが見える。足元には延々とピンクのイワウチワが咲き続けている。またあちこちにタムシバが白く美しい。右下には切立った岩の山肌が脅威を現しているようだ。 | ||||||||||||
タムシバ |
ショウジョウバカマ |
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イワウチワ |
イワウチワ |
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堂満岳から東レ新道を下り、比良縦走路に合流した。ここから小ピークを越えると金糞峠だ。ここから始まるシャクナゲ尾根を期待しながら歩いた。期待に反してシャクナゲはまだつぼみだった。出会った人に聞くと、堂満岳に数輪咲いていたとのことだったが見つけ出せなかったのが残念だった。 金糞峠から標高差100mほどのピークを越えて、さらに数ピークを越えると前山に着く。前山を下ると以前にあったロープウエイの山上駅だが、今は広場になっている。小休止をして下山にかかる。 |
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金糞峠 |
青ガレ道(落石・土砂崩れ多発、迂回看板あり) |
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シャクナゲ尾根もあと少しで開花か |
北比良峠 |
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北比良峠からザレ場を少し巻いてダケ道を下る。道は岩や石ころの多い道でかなり足に苦痛を強いられる。標高800m辺りまで下った所で、シャクナゲの赤い花を発見、やっと御対面だ。気持ちで見つけたシャクナゲの花をあとに急な下りを下り終えた。壊れかけた橋を渡ると大山口だ。 林道だか工事用道路なのかよく分からない荒れた道を下る。トイレがあるので公園の道なのかもしれない、舗装道路を下る。イン谷口に到着し、ビールでも飲もうかと思っていたが、イン谷口にあった茶店はなく、更地になっていた。 橋を渡って桜のコバへ下り、ここから往路を引き返した。比良駅に到着するとすぐに電車があったので帰途に着いた。京都駅に降りると足が痛かった。比良駅で下山後クールダウンするべきだったかな。 今回は、5月14日に行うMRCの例会の下見ということで出かけたが、その時はきっと美しいシャクナゲが咲き誇っていることを願うものだ。 |
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アセビ(馬酔木) |
シャクナゲ |
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シャクナゲ |
シャクナゲ |
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大山口 |
イン谷口 |
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シャクナゲ(登山道脇民家にて) |
シャクナゲ(登山道脇民家にて) |
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コース |