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MRC新緑例会 | ||
堂 満 岳 標高1057m | ||
比良駅〜桜のコバ〜ノタノホリ〜[堂満東稜道]〜堂満岳〜 金糞峠〜北比良峠〜[ダケ道]〜大山口〜イン谷口〜桜のコバ〜比良駅 |
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5月14日、MRC新緑例会に参加した。今回はリーダーを仰せ付かったので皆さんをご案内した。 比良駅を9時10分出発した。比良駅前の正面に比良連峰が延びていて、中央に尖ってそびえているのが堂満岳だ。国道161を渡り、樫下神社の右側を進む。民家を過ぎると山道になりしばらくするとまた舗装道路になり、湖西道路(国道161)の高架をくぐり、山道に入る。山道に入ると新緑がまばゆくひじょうに清清しく心和むアプローチだ。比良駅から35分ほどで桜のコバに到着、衣服調整して山道に入る準備をする。 |
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堂満岳 比良駅前より |
堂満岳 比良駅近くより |
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蓬莱山 比良岳 烏谷山 堂満岳 釈迦ヶ岳 比良駅前より |
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ヤマツツジ |
桜のコバへのアプローチ |
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桜のコバ |
堂満岳への登山道 |
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桜のコバから左折し、小さな川を渡って別荘地を抜けると、登山道になり実質登山口だ。石ころだらけの道を足元に注意しながら登る。V溝に掘れた道を登ると、尾根道になる。しばらくして北側に巻いて広い沢道になり、掘れた道などを登るとノタノホリに到着し小休止をとる。ノタノホリには、モリアオガエルの生殖地とも言われているが定かではない。また伝説では、大蛇が住んでいて雨乞いに酒一升をこの池に注ぐと必ず効果があったとか・・・。 ノタノホリを後に、掘れ込んだ道や杉林の尾根を登る。途中から尾根を外して北側の沢に入るように登ると、沢に出る。数日前の雨で水量が増えている沢を足元に注意しながら登る。 |
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登山道に入る |
広い沢道に入る |
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ノタノホリ |
掘れこんだ道を登る |
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杉林を巻く |
数日前の雨で水量の多い沢を登る |
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ジャブジャブの沢を登り切ると、新緑が美しく、新緑のトンネルを登る。やがて広い斜面を大きく巻きながら登る。最初の難関でじわじわと疲れが押し寄せてくるころだ。案の定、1名遅れはじめた。 東稜の頭、標高720mに到着、ここで小休止にする。ここは広々していて30名ほどのパーティーが休憩していた。先行しようと思ったがこのパーティーに遅れてしまった。これではこれからの登り渋滞かと危惧した。 尾根を一段登ると、先行パーティーがシャクナゲの花を取り巻いていた。とりあえず数枚写真を撮って追い抜いた。 |
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新緑のトンネルを歩く |
広い斜面を巻いて登る |
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堂満東稜の頭に到着 多くのの登山者が休憩 |
堂満東稜の頭を出発 |
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シャクナゲ |
シャクナゲ |
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しばらく新緑の美しい林を登ると、やがてあちこちにシャクナゲの美しい花がそこかしこに見え始めた。シャクナゲの花を楽しみながら高度を上げていくと、山頂直下の胸突き八丁は厳しい。急登を這い上がるように登った。 山頂付近は、シャクナゲのお花が一杯でほっとした。今日は皆さんを案内したのにシャクナゲが散ったあとだったらどうしようかと心配だった。でもそんな心配は全く不要だった。 堂満岳は標高1057m、三角点はない。山頂は狭く展望はシャクナゲ越しに見える。釈迦ヶ岳、琵琶湖、沖島などが眺められる。春山だと雪で360度の展望が得られる。山頂で昼食にした。遅れた一人は、ガードマンに支えられながら25分ほどの遅れで到着した。 |
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頂上への急登 |
頂上への急登 |
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シャクナゲ |
シャクナゲ |
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シャクナゲ |
シャクナゲ |
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シャクナゲ |
シャクナゲ |
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シャクナゲの向こうに釈迦ヶ岳 |
シャクナゲの向こうに琵琶湖・沖島 |
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シャクナゲ |
シャクナゲ |
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シャクナゲ |
堂満岳 山頂にて |
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山頂からシャクナゲのトンネルをくぐりながら下山を始めた。シャクナゲの間から釈迦ヶ岳や武奈ヶ岳など比良の山も展望で来た。さらに下ると、堂満岳のルンゼが牙をむいているようだ。シャクナゲに加えてタムシバやオオカメノキそして足元にはイワウチワが咲き乱れていた。東レ新道を下り比良縦走路に入る。やがて金糞峠を過ぎ、シャクナゲの道を北比良峠へと歩いた。 下山は先頭を歩いてもらったが、大名行列のようでゆっくりしており、歩くリズムがなくなりせっかくの新緑で心和ませてくれてはいるが、いらいらも一緒に付いてきてしまった。 |
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シャクナゲ |
シャクナゲ |
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堂満ルンゼ |
武奈ヶ岳 |
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シャクナゲの道 |
シャクナゲの道 |
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堂満岳 |
シャクナゲの道 |
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比良縦走路 |
北比良峠 ロープウエイ跡地 |
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北比良峠に到着、少し前にはロープウエイの駅舎があったが今は更地になっている。少し休憩してダケ道を下った。シャクナゲは登山道から少し間をおいて咲いていた。オオカメノキやアセビなどの花が多く、登山道脇にはイワカガミがたくさん咲いていた。 ダケ道は、ガレ場道で足元注意での下山、途中カモシカ台で小休止をとり、大山口に下山した。大山口への最後の下りが急な岩場の下りだったがなんとかクリヤーできた。 大山口からは林道を下り、途中のトイレに立ち寄りイン谷口に下山した。ここから桜のコバを経て比良駅へと全員無事下山した。 例会案内で、健脚向きと記載したが、自称昔健脚だったという人が参加して、パーティーに不協和音を呈したのはいただけなかった。3月の残雪例会蓬莱山では、林道終点でお帰りいただいたのですが、今回も途中から単独行で登るからなど訳の分からないことで、付いていただいた方にご迷惑をおかけしたそうだ。 1000m級の山、岩場のある山、急峻な登り、下り、切立ったトラバース道の山、残雪の山などは、岳修会などにも参加して、それなりの知識の習得と実践を積んだ上で参加願えればと思う。 ガードマンをして頂いた方に感謝申し上げます。皆さんお疲れ様でした。ありがとうございました。 |
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武奈ヶ岳 ロープウエイ跡地より |
ダケ道を下る |
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イワカガミ |
ダケ道を下る |
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ダケ道を下る |
ダケ道を下る |
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正面谷の壊れかけた橋を渡る |
大山口に下山 |
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コース |