|
||
松愛会山歩き会 | ||
琵琶湖 沖島 尾 山 標高220m | ||
堀切港=沖島港〜ケンケン山〜尾山〜沖島小学校〜頭山〜沖島港=堀切港 | ||
10月13日、松愛会山歩き会で沖島に渡った。低山でみんなに楽しんで頂けるような低山をと考え今回は少し志向を変えた計画をしてみた。行き先は琵琶湖に浮かぶ孤島で唯一人が住んでいる沖島、その沖島の尾山に登ることにした。 京都を新快速で近江八幡へ、休暇村行きのバスに乗り堀切港で降車した。ここから沖島港へおきしま通船で渡った。通船には島民の方が乗船されていて和やかな雰囲気だった。 |
||
堀切港 |
おきしま通船 |
|
船内 |
沖島が近付いてきた |
|
沖島港 |
沖島港 |
|
沖島港 |
||
沖島港に着くと、大きな沖島漁業会館があってみやげ物の小さな屋台があった。たくさんの小学生がいて非常ににぎやかだ。ひとつ前の通船できたのかそれともチャーター船で着たのか分からなかったが、課外授業で島の暮らしを学習しているようだった。そんなにぎやかな波止場から出発した。 会館の横にバス停の標識が建っていて、堀切港のバスの時刻表になっている。その横にケンケン山への道しるべがついていた。それに沿って進むと小さな公園がありそこにもその先にもケンケン山の案内がある。 民家の横の石段を登って行くと、お墓になっている。島は切立った崖で平地が少なく民家の裏の山の中腹にお墓が並んでいる。山肌にはガケ崩れを防ぐ為の補強工事が一面にされている。お墓を過ぎるといよいよケンケン山への登りだ。二つに道は分かれていて左の尾根コースは近道で急な登りと書いてあり、踏み後が薄くなっていたので、直進して楽なコースを登る。 |
||
沖島漁業会館 |
小学生が訪島 |
|
公園のケンケン山案内標識 |
ケンケン山案内標識 |
|
ケンケン山へ |
ケンケン山へ |
|
山沿いの民家の向こう対岸に見える伊崎山・津田山・長命寺山 |
||
楽なコースと言っても山沿いに進み、一気に尾根へ取り付くのでどちらともいえないだろう。尾根に出ると急な登りと書いてあった道に合流する。しばらく尾根道を登って行くと広場になりケンケン山お花見広場になる。ケンケン山はこの尾根をさらに登っていった先のピークだろう。この先行き止まりと書いてあった。この広場にはたくさんの桜が植わっていた。お花見の頃ここで酒盛りでもするのだろうか。 ケンケン広場からケンケン山を巻いて先に進む。やがてほおじろ広場に到着、この広場にはブランコもあり楽しそうだ。ここから右下に下れば小学校の上に出る道だ。 |
||
お墓を過ぎ山に登る |
ケンケン山へ |
|
ケンケン山へ |
ケンケン山へ |
|
ケンケン山広場 |
ケンケン山広場 |
|
ほおじろ広場へ |
ほおじろ広場のブランコ |
|
尾山 見晴らし広場へ |
見晴らし広場へ |
|
ほおじろ広場を直進して見晴らし広場へ向かう。次第に道は倒木やイバラ、ウルシなど道を塞いでくるがなんとかかわして前進する。正面が少し高くなってきて、ここが山頂のようだ。 見晴らし広場になっていた。地図ではここが尾山の山頂で標高220.2m、三等三角点になっている。見晴らし広場にはなっているが雑木が茂ってほとんど見えない。伊崎山、堀切港、休暇村がかろうじて見えるくらいだ。ここで丸太に座って昼食にした。天気があまり良くないので残念だ。ここから先に蓬莱嶽があるようだが通行止めになっていた。帰り際聞いた話だとこの時期松茸で入山が禁止になっているとかのことだった。 沖島小学校へ下リ始める。道は余り踏まれていないのか倒木や草が覆っている。しばらく下ると危険信号発生。数メートル先に大きなスズメバチが行き先の道を飛びまわっていた。刺されたら大変なことになるのでとりあえず静かにリュックから白いタオルを取り出しほっかぶりした。そうこうするうちにハチが見えなくなったので静かにそっと下山した。岸の見える道に出てみんなでほっと胸をなぜ下ろした。 |
||
尾山山頂 見晴らし広場 |
尾山山頂 見晴らし広場 |
|
見晴らし広場の展望 |
尾山 三等三角点(標高220.2m) |
|
尾山を下山開始 |
途中スズメバチをかわし無事通過 |
|
湖面沿いの道に出て沖島小学校へと歩く。広っぱがありここが小学校の運動場のようだ。立派な建物が小学校だ。児童が11名で、教員が8名だそうだ。 雨が少しぱらついてきたので先へ進み、頭山の奥津島神社におまいりして、漁業会館に戻った。通船は2時間に1本なので時間に制約されないのんびりしたひと時を過ごした。漁業会館では、名物のふな寿司を試食させてもらったがすっぱいだけで臭みはあまりなかった。湖魚の佃煮をお土産に買って帰った。 島の観光は結構繁盛しているようで、朝の小学生、チャーター船で団体の観光客など結構にぎわっていた。沖島は人口370人ほどの小さな島で、自動車はなく主な交通手段は三輪自転車、どこの町にもあるコンビニもない。 ゆっくり時間を過ごし、通船で堀切港へ戻った。近江八幡へのバスはここでまた1時間待ちだ。市民バスが30分ほど待つとあったので待っていたが、市民以外は乗車できないということで断られてしまった。乗場に市民以外は利用できませんと記載しておいてほしかった。 当初から1時間町を知っていたので伊崎山に登ろうと計画していたが、市民バスの件で時間が過ぎてしまい、結局伊崎山は展望台までしか行けなかった。予定のバスに乗り近江八幡駅に戻った。京都への途中、守山で下車し、ほたるの湯に立寄って温泉を楽しんだ。 少し志向を変えてみたが満足いただけたかだろうか。ちょっと蜂は怖かったですね。皆さんお疲れ様ででした。 |
||
無事下山 |
沖島小学校 |
|
沖島小学校にて |
一級水準点 No.沖ノ島−3 昭和61年2月設置 |
|
細い道と頭山 |
頭山 奥津島神社 |
|
細い路地 |
沖島漁業会館 |
|
沖島港 |
||
頭山 |
沖島先覚者碑・魚介類供養塔 |
|
おきしま通船にて |
沖島 |
|
伊崎山ハイキングコース入口 |
ほたるの湯 |
|
ページ先頭へ | ||
コース |