愛宕山にて
友歩会 納会  
愛 宕 山 標高924m ゆずの里水尾
 
 12月3日友歩会恒例の納会を行った。京都駅、京阪三条、阪急嵐山からそれぞれ清滝に集合、3班に分かれてそれぞれ出発した。最終組は9時25分着の京都バスの到着を待って出発した。

 今日は雨の予想で北部では注意報などが出ていて非常に心配だったが、なんとか雨に濡れなくてすみそうな感じだ。聞くところ家を出るころ雨が降っていた人もいたのだよかった。参道の鳥居から爪先上がりの舗装道をいつも上がるのだが、右手のゲーブル跡が紅葉と落ち葉の絨毯になっていて美しかったのでそちらから登った。素晴らしい落ち葉の絨毯だった。

 参道に合流し、いつものように急登を登った。今日はみんな調子がいいのか、お助け水、十七丁はいつの間にか通り過ぎていた。壷割坂を登り、二十丁の一文字茶屋跡を過ぎ二十五丁へと登って行く。今日は例年より参道が明るいような感じがしてさわやかな気分になれる。

落ち葉の絨毯

登山口にて

ケーブル軌道跡

参道を登る

参道を登る 二十丁

参道を登る 二十三丁
 二十五丁に近づくと木の上に鹿がいるという、木の節が鹿の顔そっくりだ。何年もここを通っているが目を引いたのは初めてだ。二十五丁なかや茶屋跡で小休止、周囲の紅葉がとても例年に増して美しい。

参道を登る 二十五丁

木の上に鹿が!? 二十五丁にて

紅葉

紅葉

紅葉

紅葉
 三十丁辺りでもところどころに紅葉が見られ元気がもらえるようだ。大杉大神の前の竹薮が拓かれていて小倉山、嵐山高尾パークウエイ、嵐山さらに遠く奈良の山々など素晴らしい展望が楽しめた。

参道を登る

きのこと落ち葉

参道を登る

紅葉

三十丁

紅葉 三十丁にて 

大杉大神

嵐山高尾パークウエイ・小倉山・嵐山 大杉大神より

嵐山高尾パークウエイ・小倉山・嵐山 奈良方向の山 大杉大神より

参道を登る

参道を登る
 さらに登り昔かわらけ投げが行われていた七合目、ここからは例年京都市街のパノラマが見られる。今年は比較的鮮明な景色を堪能することができた。

 水尾の分れを過ぎると、杉林の中央の参道を登って行く、愛宕神社に近づくにつれ風が一段と冷たくなり、霊気のようなものを感じてくる。黒門をくぐり、しばらく登ると参道の向こうは霧が立ち込めますます神秘さが漂ってくる。最後の長い長い石段を登り終えると愛宕神社の到着した。早速、神社にお参りして各々「火廼要慎」のお札を授かっていた。少し休憩して下山を開始した。

京都市街のパノラマ 七合目より

参道を登る

黒門

参道の先は霧だ

愛宕山参道の石段

愛宕山に参拝

愛宕山にて
 登ってきた急な石段を一段ずつ気をつけて下った。水尾の分れから今度は水尾方面に下った。道は毎年良くなっているのに反して杉桧が大きく成長し、間伐がほとんどされていないので昼でも暗くなってきている。ところで頃は極端な話ヘッドランプが必要なほどの暗闇だ。2003年ごろ参道が整備されたと思うがそのころとはずいぶん変わったものだ。

愛宕山を下山

檜の木が密集暗闇になった登山道を下る

水尾に下山

柚子と南天
 柚子の里水尾に下山、柚子の実を見てほっとする。いつものまる源さんで柚子風呂に浸かり、地鶏の水炊きやすき焼をいただいた。お酒も入っていい機嫌、今年の反省も、来年の計画もそこそこに納会も終了した。

 2011年は、21例会を実施したが残念ながら定例会3回とイベント参加など1回が雨で中止となった。また当初計画していた北海道例会は諸般の事情で中止、アルプス例会は大雨で縦走できず途中で下山した。

 2012年は、過去行けなかったリベンジや、昔に行った定番を加えて計画したいと思います。なお、朝日・五私鉄リレーウオークや京都バス三角点トレックはマンネリ化してきましたので会としての参加は見送りました。

 本年は、年忘れ例会をしつこく計画していますが、この納会で一先ず中閉とさせていただきます。ありがとうございました。

柚子の里 まる源

柚子の里 まる源にて

柚子の里 まる源にて
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コース
  清滝(9:25)〜参道鳥居(9:32)〜お助け水〜火燧権現跡・十七丁〜壷割坂・十八丁〜
  一文字屋跡・二十丁(10:05)〜なかや茶屋跡・二十五丁(10:17)〜休憩所・三十丁(10:42)〜
  大杉大神(10:45)〜七合目(11:06)〜水尾別れ(11:18)〜黒門(11:42)〜
  愛宕神社・愛宕山山頂(11:59/12:13)〜水尾別れ(12:43)〜
  水尾・まるげん(13:24/入浴・納会/16:38)=[送迎バス]=保津峡(16:50)=京都(17:14)

天 候  曇り (明け方まで雨) 
参加者 15名 
実施日 2011.12.03