|
||||
光岳(標高2191m)山頂 | ||||
日本百名山 | ||||
聖岳〜上河内岳〜茶臼岳〜光岳 vol.4 | ||||
光 岳 標高2591m | ||||
茶臼小屋〜茶臼岳〜希望峰〜易老岳イザルヶ岳〜光岳 (往復) | ||||
9月11日今日は日本百名山、光岳に挑戦だ。7時40分暗闇の中ヘッドランプを点けて光岳へ出発した。 茶臼小屋分岐に着くころには夜明けももうすぐだ。富士山の左手から太陽が昇って来ているようだ。日本の旭日旗、中央の日の丸が富士山ということ、光条(光線)ははっきり見られることで、この光景に大感動した。 |
||||
日の出を待つ富士山(4:38) |
ヘッドランプを点けて出発(4:42) |
|||
旭日の富士山(4:57) |
茶臼小屋分岐(4:59) |
|||
旭日の富士山(5:01) |
||||
分岐をあとに茶臼岳山頂へと急ぐ。登山道は太陽の影になっているのでご来光までに山頂に着けるかが鍵だ。5時19分茶臼岳山頂に到着、ご来光に間に合った。 茶臼岳は、標高2604mで360度の展望だ。南アルプスの3000m級は聖岳(標高3013m)が南端で、上河内岳(標高2803m)そして茶臼岳(標高2604m)と順次高度を下げて、光岳(標高2591m)へと続いている。 |
||||
茶臼岳へ |
茶臼岳へ(5:06) |
|||
茶臼岳に到着(5:19) |
茶臼岳 山頂にて |
|||
茶臼岳 山頂(標高2604m) |
ご来光(5:25) |
|||
ご来光(5:24) |
||||
ご来光(5:25) |
||||
山々の頂に陽が射し始める様を眺めた。兎岳、聖岳、上河内岳、光岳への縦走の山々が素晴らしい。山並みの陽射しがもう少ししばらく居たかったが、光岳往復を考えると仕方がない。 | ||||
兎岳・聖岳 茶臼岳より |
聖岳 茶臼岳より |
|||
上河内岳 茶臼岳より |
光岳への縦走路 茶臼岳より |
|||
兎岳・聖岳・赤石岳・悪沢岳・上河内岳 茶臼岳より(5:30) |
||||
光岳へ |
光岳への縦走路 茶臼岳より |
|||
黒法師岳・信濃俣・イザルヶ岳・光岳・仁田岳・希望峰・遺漏山・加加森山 茶臼岳より |
||||
光岳への縦走路 茶臼岳より |
||||
茶臼岳を下ると仁田池だ。仁田池に映る茶臼岳を見たかったが時間がなく通り過ごした。しばらく行くと湿地帯に木道が敷かれていた。 | ||||
仁田池(5:42) |
光岳へ |
|||
茶臼岳 |
兎岳・聖岳 |
|||
仁田岳・光岳(頭少し)・希望峰 |
光岳へ |
|||
湿地帯から少し行くと尾根に出て、仁田岳と希望峰が見えその間に光岳が頭をのぞかせている。さらに登ると喜望峰に到着する。 喜望峰は、標高2500mで木が茂っていて展望はない。ここから分岐して仁田岳に行けるのだが帰路によれれば寄ってみたい。360度の展望がるらしいので楽しみだ。 |
||||
仁田岳・光岳(頭少し)・希望峰 |
光岳へ |
|||
希望峰(標高2500m)(6:02) |
光岳へ |
|||
希望峰から標高差200mを下り易老岳へ標高差50m程登り返す。光岳へは下りの方が多いので帰路が大変なんだろうとみんな考えていて体力の温存が大事だ。 易老岳に到着、易老岳は標高2354m、樹林で展望はない。三角点は北西に少し離れたところにあるようだ。 |
||||
イザルヶ岳・光岳・易老岳 |
光岳へ |
|||
易老岳 山頂に到着(7:15) |
易老岳 山頂(標高2354m) |
|||
易老岳で小休止をとり先に進んだ。尾根道を快適に下るが帰りを考えると大変だ。ほぼ下りきるところに山吉ガレがあるが登山道をを下っていて分からなかった。その先三吉平があるが標識がなくどの辺りかはっきりしなかった。どうもその三吉平をやり過ごした先の鞍部で休憩した。 休憩後、標高約2200mから標高約2480mの静高平まで沢道の急登が40分ほど続く。かなり厳しい登りでだが光岳がもう直ぐそこなので頑張って登る。 静高平にやっと到着、目的を目の前にして小休止だ。ここに水場があったが水は枯れていた。光小屋の下の水場も小屋の人の話によると枯れているようだ。 |
||||
光岳へ |
イザルヶ岳・光岳・加加森山 三吉平辺りより |
|||
急登が始まる(8:25) |
急登が続く |
|||
急登が続く |
静高平に到着(9:21) |
|||
兎岳(中央)・聖岳 静高平より |
水場 水不足で水場はカラカラ |
|||
水場から少し登ると、イザルヶ岳分岐に着く、ここでリュックを置いてイザルヶ岳をピストンした。旅程ではこの山は入っていない。展望のいい山なのだが雲がかかりそうなので帰路に立寄っても展望が得られないと判断したのと、参加者の足並みがそろっていた。実は光岳からの展望が期待できないので、このイザルヶ岳はその展望台に抜群とのことだ。 分岐から山頂まで7、8分で到着、展望は素晴らしい。昨日登った聖岳の山頂付近は早くも雲がかかり始めていたがここまで縦走してきた山の尾根が確認できる。ずいぶん長い距離を歩いたものだ。富士山も見え小無間山、大無間山勿論光岳も見え、大パノラマを堪能した。 |
||||
光岳へ |
高原になってくる |
|||
イザルヶ岳分岐(9:22) |
イザルヶ岳へ |
|||
イザルヶ岳 山頂到着(9:31) |
聖岳からの縦走路 イザルヶ岳より |
|||
イザルヶ岳 山頂にて |
イザルヶ岳より望む富士山 |
|||
聖岳からの縦走路・富士山 イザルヶ岳より |
||||
聖岳からの縦走路 イザルヶ岳より |
||||
イザルヶ岳山頂と富士山より |
||||
小無間山・大無間山・信濃俣 イザルヶ岳より |
||||
光岳 イザルヶ岳より |
光岳 イザルヶ岳より |
|||
光岳 イザルヶ岳より |
||||
光岳 イザルヶ岳より |
光岳へゼンジュヶ原を行く |
|||
ゼンジュヶ原 |
ゼンジュヶ原の亀甲状土 |
|||
イザルヶ岳で素晴らしい展望を楽しんで分岐に戻り、正面の光岳を目指してゼンジュヶ原の木道を進む。ゼンジュヶ原は、周氷河地形の名残の窪地状の亀甲状土の地形だという。光小屋の肩まで来て振りかえると、今登ってきたイザルヶ岳から聖岳への山並みが見える。 光小屋から少し登ると寸又峡温泉への分岐がありお地蔵さんがお祀りしてあった。聖岳から光岳には宗教的な祠や社がここを除いて全くなかったは珍しい感じがした。光小屋から5分ほどで光岳山頂に到着した。 光岳(てかりだけ)は、標高2591mで三等三角点になっている。山頂は木々に覆われていて展望は望めない。山頂の少し奥から下を眺めることができその下に光岩(てかりいわ)が見える。 光岳の山名の由来は、静岡側から遠望したとき夕日に照らされて白く光って見える光岩、石灰岩の岩峰からその名が付いたようだ。 |
||||
聖岳・上河内岳・茶臼岳・・・イザルヶ岳 |
||||
イザルヶ岳 |
お地蔵さん |
|||
光岳へ |
光岳山頂に到着(10:11) |
|||
光岳 山頂 |
光岳 山頂にて |
|||
光岳 山頂 |
光岳 三等三角点(標高2591.1m) |
|||
光岳 山頂 |
光岩 山頂より |
|||
光岩(10:22) |
光岩 |
|||
光岩にて |
光小屋で昼食(10:48) |
|||
光岳を踏破し光岩も見て光小屋に戻り、昼食にした。晴れていた空も次第に怪しくなってきた。イザルヶ岳の山頂も雲が出始めている。展望台のイザルヶ岳に先に登って正解だったようだ。これから茶臼小屋までの復路を頑張って進むのみだ。 三吉平までの沢の下りは登り同様厳しい。山吉ガレに立寄ったがガスで全容は分からなかった。この辺りから霧雨が降り始め、ザックカバーをつけたり、時々傘をさしたりして易老岳へ登り返した。易老岳から下って、希望峰への登り返す。ここで当初条件がよければ仁田岳に立寄ってくれそうだったが雨のためそれは叶わなかったし、行っても何も見えなかっただろう。 |
||||
イザルヶ岳 光小屋より |
ゼンジュヶ原を引き返す |
|||
石ころの急坂を下る |
三吉ガレ |
|||
茶臼岳へ |
茶臼岳へ |
|||
兎岳・聖岳・・・ 希望峰より |
||||
兎岳・聖岳・上河内岳 希望峰より |
||||
希望峰を下り、新田池付近の木道まで下った。ここから茶臼岳を越えるだけだ。霧雨は小康状態になってきたが風が強くなってきた。 茶臼岳のガレバ道と岩を元気を出して登る。登り切って茶臼岳山頂に立つと聖岳、上河内岳が雲の上に頭を覗かせていた。ご来光の頃とは全く違った光景だ。 |
||||
茶臼岳 仁田池付近より |
茶臼岳に戻ってきた |
|||
茶臼岳山頂(15:05) |
茶臼岳山頂 |
|||
兎岳・聖岳・上河内岳 |
||||
朝早く4時40分過ぎに出発して、15時32分に茶臼小屋に戻ってきた。約11時間の長い長い行程だったが全員無事目的を達成した。夕方から雨で富士山を眺めたり、外のベンチでくつろいだりする事はできなかった。 | ||||
茶臼小屋分岐に下山 |
茶巣小屋へ |
|||
茶臼小屋到着(15:32) |
少し時雨れた後虹が出た(17:38) |
|||
前ページへ | ||||
次ページへ | ページ先頭へ | |||
コース |