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安達太良山 | ||||
日本百名山 | ||||
安達太良山 標高1700m 五色沼 | ||||
奥岳温泉=ゴンドラ山頂駅〜安達太良山〜山頂駅〜薬師岳〜山麓駅 | ||||
11月8日から11月11日にかけて那須岳、安達太良山、西吾妻山、磐梯山の登山に出かけた。 第2日目11月9日、今日は安達太良山登山だ。ヴィラ・イナワシロを7時30分過ぎに出発、奥岳温泉安達太良エクスプレス山麓駅に8時30分前に到着。ゴンドラの運転をしばらく待ってゴンドラに乗る。昨日は那須岳のロープウエイが強風で停まっていたが今日は何とか動きそうだ。 ゴンドラがゆっくり動き始めたたが少しすると停止した。数回動き始めては停まりを繰返し何とかだましだまし山頂駅に着いた。あとで聞いた話だと、我々が登った後30分ほどで運転中止になったそうだ。 |
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安達太良山登山口 |
アダタラエキスプレス(ゴンドラ) |
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安達太良山 |
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ゴンドラ |
ゴンドラを降り安達太良山へ | |||
山頂駅標高1350mから安達太良山へ登山開始、木道をしばらく歩いた。木道に白いものが見られるようになり、少し前に降った雪が残っているようだ。安達太良山の初雪は、今年は11月2日だったそうだ。 木道を10分ほど歩くとやがて地道になるが、登山道脇にはハクサンシャクナゲの葉っぱが目立って多く、レンゲツツジなどが茂っている。花のシーズンは素晴らしいのだろう。 やがて歩き始めて30分、標高約1470m、小ピークの台地のようなところに到着する。ここで小休止、前方に安達太良山の山容が見えてくる。 |
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木道を行く |
木道を行く |
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山頂へ |
小ピークで休憩 前方に安達太良山 | |||
ここから少し登りが急になってくるがたいした登りではない。ごろごろした石、火山岩なんだろうかそれらを避けながら少し積もった雪を踏みながら登る。うしろを振り返るとなだらかの尾根が広がっている。それらの尾根は繰返し噴出したマグマが流れてできたのであろうか。 | ||||
山頂へ |
山頂へ |
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山頂へ |
山頂へ |
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振り返って下界を眺める |
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標高1630mを越えると安達太良山の山頂の乳首が見えてくる。安達太良山の別名で、乳首山とも云うそうだが皆さん想像豊かだ。登るにつれ乳首がだんだん大きくなってきたところで風が強くなり、時々突風になり吹き飛ばされそうになる。この突風で数人、転倒したり、吹き飛ばされていた。 突風に加え気流の変化も早くなり、雲がかかって何も見えなくなると思えば、あっという間に青空になったりとめまぐるしく風と雲が変化していた。 |
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山頂が見えてきた |
山頂へ |
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突風で飛ばされそうになる |
山頂へ |
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刻々と変化する安達太良山山頂 撮影10:24.00 |
刻々と変化する安達太良山山頂 撮影10:24.50 |
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安達太良山山頂標識からさらに岩を登り乳首の先端へと登る。この標識まで登ると乳首の形から三角錐の形に変化する。大きな丸い岩を巻いて登り切ると山頂に着く。途中岩や小枝にエビノシッポや雪の花が美しく心和ませてくれる。 安達太良山は、標高1700mで三等三角点になっている。山頂には大きな岩たくさんあって、大岩に一つに祠がお祀りしてある。山頂で突風に吹き飛ばされそうになりながら記念写真を交代しながら撮って標識の所へと下った。残念ながら山頂にいる間は突風が荒れ狂ったように吹いていて雲の中で視界がなく展望は得られなかった。 |
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山頂乳首へ |
山頂乳首へ |
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雪の花 |
稜線と溶岩の尾根 |
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安達太良山山頂に到着 |
安達太良山山頂にて |
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安達太良山山頂 |
安達太良山 二等三角点(標高1700m) |
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山頂乳首を下山 |
安達太良山山頂にて |
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ここから予定では、牛の背を越えて船大明神山から沼尻登山口に下る予定だったが、この突風では前進は危険と判断し、往路を山頂駅まで下ることになった。牛の背から船大明神山から爆裂火口の沼ノ平など安達太良山の全容を見たかったのだが残念だ。できれば再挑戦したいものだ。 下山は、山頂を振り返り景色を楽しみながら下った。山頂駅に下り駅舎の片隅で突風を避け昼食にした。ゴンドラは強風のため運転は休止になっていた。 |
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下山開始 |
山頂を振り返る |
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安達太良山山頂 |
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山頂付近からのパノラマ |
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安達太良山山頂 |
下山 |
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下山 |
下山 |
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安達太良山 |
下山 |
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下山 |
山頂駅に下山 |
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午後は、薬師岳展望台から五葉松平を経て山麓駅に下るコースだ。安達太良山への木道をほんの少しで分岐になり薬師岳展望台へ進む。直ぐに開け素晴らしい展望台に出る。安達太良山の大パノラマを堪能できる。安達太良山の右端には雪を頂いた一切経山、吾妻小富士も見える。 白いポールが建っていてそこには「この上の空がほんとの空です」と記されていた。高村光太郎の智恵子抄で智恵子のふるさとだそうだ。「阿多多羅山の山の上に毎日出ている青い空が、智恵子のほんとの空だといふ」。今日の空は、曇りがちで強風が吹き荒れていた。 薬師岳は、国地院地図では南東に700mほどの尾根頭で標高1322mになっているが、標識の建っているここは標高1450mほどの地点だ。祠と鐘がある。 |
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安達太良山 薬師岳より |
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安達太良山(乳首) 薬師岳より |
安達太良山(矢筈森・鉄山?) 薬師岳より |
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安達太良山 薬師岳より |
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薬師岳 山頂 |
薬師岳 山頂 |
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薬師岳展望台をあとに北へ進むと五葉松平の標識がある。五葉松平を北へ巻くように進む、この辺りはレンゲツツジが群生しているようだ。やがてスキー場と上端になりここからスキー場を下る。13時30分に奥岳の駐車場に下山した。コース変更で早く下山できたので五色沼を散策することになった。 | ||||
五葉松平 |
五葉松平 |
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五葉松平 |
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あだたら高原スキー場へ下山 |
スキー場へ下山 |
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スキー場へ下山 カラマツが美しい |
スキー場へ下山 |
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スキー場の萱刈り作業 |
スキー場を下山 |
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スキー場を下山 |
奥岳・あだたら高原スキー場駐車場に下山 |
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五色沼散策 | ||||
五色沼は、磐梯山の北側裏磐梯にある大小数十の湖沼だ。1888年7月15日、磐梯山の北側に小磐梯があったそうでそれらが水蒸気爆発で山体崩壊し、岩屑なだれが川をせき止めて数百の湖沼ができた。大きな秋元湖、小野川湖、桧原湖に囲まれて五色沼がある。火山性の水質の影響や植物、藻などの影響で青、緑、赤など色々な色彩を出すので五色沼と云う名が付いたそうだ。 桧原湖側の柳沼から遊歩道を下り毘沙門沼まで散策した。柳沼、青沼、るり沼、弁天沼、深泥沼、赤沼そして一番大きい毘沙門沼へと散策したが最後の毘沙門沼では日暮れになってしまって磐梯山との競演は今一つだった。沼の色と最後の紅葉が相まって素晴らしい光景を楽しむことができた。 |
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柳沼 |
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五色沼散策 |
紅葉 |
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柳沼 |
青沼 |
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青沼 |
るり沼 |
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弁天沼 |
五色沼散策 |
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弁天沼 |
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五色沼散策 |
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弁天沼 |
弁天沼 |
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赤沼 |
毘沙門沼 |
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毘沙門沼 |
毘沙門沼 |
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毘沙門沼 |
毘沙門沼 |
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紅葉 毘沙門沼にて |
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コース |