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白屋岳 山頂と二等三角点 |
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白 屋 岳 標高1177m |
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三尾登山口〜三尾辻〜白屋辻〜足ノ郷越〜白屋岳 (往復) |
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2月26日、白屋岳に登った。白屋岳は川上村の白屋地区と東吉野村にまたがる山で、一般的に川上村側から登られていたそうだ。ところが川上村に大滝ダムが建設され、完成直後集落のあちこちに亀裂が入り集落が地滑りを起こす危険性がでてきたため、集団移転になりこの地区への立ち入りが禁止された。現在地滑り工事が完了したため通行止が解除されたとも云われているが定かではない。そんな訳で東吉野村から白屋岳を目指すことにした。
7時50分バスで梅田を出発、PM2.5で異様な空を見ながら西名阪、名阪を走り針テラスで休憩、ここから宇陀市を経て東吉野村へと走った。丹生川上神社で登山支度を済ませ大又方面へと走り、途中の三尾四郷郵便局辺りから細い道を集落の外れまでの乗る。少し広い平地にバスを停めさせてもらって降車した。
登山準備をして出発、川沿いに少し登ると左へ小さな簡易橋があり民家の横を山へと入って行く。樹林の山道に入ると早くも雪道になってきた。 |
三尾登山口(標高380m) |
三尾登山口を出発 |
三尾辻へ |
三尾辻へ |
陽射しのいい斜面は雪が解け暖かい感じがしていいなと思ったらまもなく雪道になってしまった。夏道は倒木や雪の吹き溜まりがあり、歩きやすそうなところを探しながら登って行く。約50分で一つ目の林道を横切りさらに登って行く。 |
三尾辻へ |
三尾辻へ |
三尾辻へ |
三尾辻へ |
三尾辻へ |
一つ目の林道を横切る(標高620m) |
踏む雪は徐々に深くなってくるがまだそんなに大変なことはない。しばらく登ると標高700m辺りで木々の間から伊勢辻山・国見山・薊岳などが遠くに見える。誰も歩いていない雪の中を登りを約40分二つ目の林道、旧川上街道の三尾辻に出た。歩き始めて1時間30分、お昼になってきたのでここで昼食にした。 |
三尾辻へ |
伊勢辻山・国見山・薊岳 標高700m辺りの木立から |
三尾辻へ |
三尾辻(標高840m) |
広い林道を、ひたすら歩く、白屋辻を過ぎると途中に水呑茶屋跡、姫塚などの案内があり足ノ郷越に到着した。この川上街道(東熊野街道)は、東吉野と川上の交流を支えた重要な街道だった。川上村へは、東川(うのかわ)辻越、白屋辻越、足ノ郷越のルートがあって、東川、白屋、武木、井光への生活物資の輸送路として利用されたそうだ。またこの街道は、天誅組が行軍、足ノ郷峠を越えて東吉野へと向かったと説明板に記されていた。 |
足ノ郷峠へ |
白屋辻(標高890m) 古い石の道標が見える |
足ノ郷峠へ |
白屋地区の通行規制 |
足ノ郷峠へ |
足ノ郷峠(標高970m)に到着 |
足ノ郷峠の地蔵さん |
足ノ郷峠「川上街道」の説明板 |
足ノ郷峠には、お地蔵さんがお祀りしてあり、小休止していよいよ白屋岳の登山口に入った。登山道入口には川上中学校の全校生徒が白屋岳に登った時の案内板が入口のフェンスに貼り付けられていた。大滝ダムで白屋地区が地滑りで廃村、平成22年に川上中学校の全校登山が行なわれたそうだ。この足ノ郷峠に札が下がっていることから生徒は、中学校近くの武木から上がってきてここから白屋岳に登ったのだろうか。 |
足ノ郷峠近くのフェンスから白屋岳へ |
白屋岳へ |
フェンスの横(標高980m)から入り小さな橋を渡って入って行く。広いほぼ平坦な道を沢沿いに15分余りで標高1010mに着く。ここから夏道だと尾根筋をとっているようだが、今日は沢筋をとって登った。
次第に雪も深くなり、沢筋なので足抜きもあり注意しながら登る。先頭のリーダーはワカンで踏み跡を付けてはくれるが雪が深く傾斜もあり、ぼこぼこ足が入り登攀は大変だ。みんなで交代しながら前進する。この辺りから私もラッセルに加わったり、踏み跡から外れるとさらに疲労がかさむので写真はほとんど撮れない状態になった。帰路に写真は補完することでラッセルに参加した。 |
白屋岳へ |
白屋岳へ |
白屋岳へ |
白屋岳へ尾根はこの上だ |
急斜面を登りつめると尾根筋だ、ここから小さなピークを一つ越えて、登り返せば山頂だ。一つ目のピークを越えた鞍部が、夏道の尾根の出合いのようだ。武木林道への案内が出ていた。 |
白屋岳へ0.2km |
白屋岳へ |
白屋岳へ |
白屋岳へ |
リーダーのあとをラッセルをしてどんどん登るが一人遅い人がいて後ろが少し開いたようだ。そんな訳でリーダーについで白屋岳に一番乗りをした。
白屋岳の山頂は、真っ白で誰も踏みしめた後がない。新鮮な気持ちで山頂に立った。三角点がある筈なので見当をつけて新雪を踏むと直ぐに足に当たる物があった。掘起こしてみると三角点だった。
白屋岳は、標高1177mで二等三角点になっている。三角点はかなり削られていてしっかり見ないと普通の石のようだ。展望は南側が少し開けていて、大台ケ原、・大普賢岳、山上ヶ岳、稲村ヶ岳、大天井ヶ岳などが望まれる。山頂付近にはシャクナゲがたくさんあって、花芽をつけて春を待っているようだ。 |
白屋岳 新雪の山頂 |
白屋岳 山頂 |
白屋岳 山頂の案内標識 |
白屋岳 山頂にて |
白屋岳 山頂にて |
白屋岳 山頂からのパノラマ 大台ケ原・・・大普賢岳・山上ヶ岳・稲村ヶ岳・大天井ヶ岳
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白屋岳 山頂からの展望 |
白屋岳 山頂から下にダムが見える |
白屋岳 山頂と三角点 |
白屋岳 二等三角点(標高1177.0m) |
山頂で15分余りの時間を過ごし、下山開始した。登りの写真では高度感が少なかったが下りの写真だと急斜面の様子が少し読み取れるようだ。
下山は往路の引き返しのためラッセルの必要がなく楽々の下りになった。約30分で足ノ郷峠に下山、林道を三尾辻までひたすら歩いた。 |
山頂をあとに |
足ノ郷峠へ |
足ノ郷峠へ |
足ノ郷峠へ |
足ノ郷峠の登山道入口に下山 |
足ノ郷峠を通過 |
三尾辻で休憩 |
三尾登山口へ |
三尾辻で小休止して、登山口へ下るにしたがって残雪は登る時より減っていて地が出始めていた。三尾登山口に全員無事下山、バスに乗って温泉に行った。 |
伊勢辻山・国見山・薊岳 標高700m辺りの木立から |
三尾登山口へ |
三尾登山口へ |
温泉は以前に行った温泉で、三尾から大又方面へ走り途中のやはた温泉に入った。やはた温泉は、確か薊岳に登った帰り立寄った温泉だ。
温泉で疲れを癒やして、往路を帰阪した。今日は雪も多くラッセルしたりと雪と戯れながら楽しく白屋岳に登れた。暖かかったので指が痛くならなかったのがなによりだった。リーダーさんお疲れ様でした。参加者の皆さん楽しい山旅をありがとうございました。 |
三尾登山口へ |
やはた温泉に到着 |
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白屋岳
標高:1177m
三角点:二等
点名:白矢岳
標高:1177.0m
所在:奈良県川上村
地図:新子
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白屋岳 山頂 三角点 2014.02.26 |
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コース
梅田(7:50)=[バス 西名阪・名阪]=針テラス(8:51)=宇陀市=東吉野村=
丹生川上神社(9:56/登山準備/10:08)=三尾=三尾登山口(10:15/10:20)〜
林道出合(11:11)〜三尾辻(11:50/昼食/12:10)〜白屋辻(12:14)〜足ノ郷越(12:42/12:50)〜
白屋岳登山道入口〜尾根筋(13:44)〜白屋岳(14:00/14:17)〜尾根筋(14:28)〜
足ノ郷越(15:05)〜白屋辻(15:24)〜三尾辻(15:28/15:34)〜林道出合(15:56)〜
三尾登山口(16:26/16:36)=[バス]=三尾=やはた温泉(16:45/入浴/17:30)=
針テラス(18:35/18:54)=梅田(19:45)
天 候 晴れ
参加者 14名
実施日 2014.02.26
ツアー 毎日新聞旅行 kawamura kawarai
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