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大山 剣ヶ峰・槍ヶ峰 |
日本百名山
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大 山 (弥山) 標高1709m |
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夏山登山口〜行者谷分岐〜弥山〜行蛇谷分岐〜元谷〜大山寺 |
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5月1日、2日で大山と蒜山三座に登った。
5月1日、大阪梅田を7時20分バスで出発、途中勝央SAで休憩して大山の大山情報館駐車場に到着。登山準備をして夏山登山口へ向かった。 |
大山 バス車窓より |
出発 |
夏山登山口から歩き始める。阿弥陀堂へ続く石段を登って行く、右手の阿弥陀堂を過ぎると山道になりやがて一合目を通過する。緩やかな登り道をゆっくり登って行き、三合目手前で小休止をとった。次第にあたり一面が霧におおわれ、幻想的になってきた。 |
大山夏山登山道に入る |
阿弥陀堂参道の階段を登る |
大山一合目 |
大山二合目 |
標高1000m |
弥山山頂へ |
大山三合目 |
標高1100m |
三合目を過ぎると、登りも急になり、木の丸太で階段状にした道になってくる。この道は登山者に合わせて作られたと言うより、道が流されて崩壊しないように作られたもののようだ。沢で言う砂防ダムが登山道に沿って無数に丸太で作られていると言ってもいいのではないかと思う。
標高1100mを過ぎると登山道に残雪が出てきた。踏み抜かないように足元に注意しながら登る。やがて五合目を通過する。 |
残雪の道を登る |
大山四合目 |
標高1200m |
大山五合目 |
五合目には、山ノ神が祀られていた。ブナ林が美しく程なく淡い緑の葉が一面を染めていくのだろう。今は静寂の美といった感じだろうかとても素晴らしい。 |
山ノ神 大山五合目 |
弥山山頂へ |
ブナ林が美しい |
標高1300m |
弥山山頂へ |
いくつかの残雪の道を登るとやがて六合目、避難小屋に着く。ここで小休止、眼下に霧の晴れ間、残雪の元谷を見ることができる。ここからかなり急な長い残雪の斜面を登って行く。下山者は、アイゼンをつけた人、おっかなびっくりで下る人、尻餅をついている人といろいろだ。 |
大山六合目に到着 |
雪渓を登る |
元谷 六合目より |
弥山山頂へ |
弥山山頂へ |
弥山山頂へ |
弥山山頂へ |
大山八合目 |
標高1600m |
残雪の道、階段道と何度か繰返すと八合目、九合目を通過する。霧がなければ六合目を過ぎた辺りから次第に展望が良くなり、大山の北壁の荒々しい山容や麓の景色が楽しめるのだが今日は期待できそうもない。
九合目を過ぎると、国指定天然記念物のダイセンキャラボクの群生地になってくる。一先ずダイセンキャラボクのトンネルを抜ける、程なく木道に着く。
木道は山頂まで続き、ダイセンキャラボクの群生地を周回できるようにつけられている。今日は濃霧なので木道は山頂の往復にした。木道近くに数本のダイセンヒョウタンボクの花が咲いていた。6月末頃に赤い実をつけるそうだ。その赤い実は二つくっついたような形、つまり瓢箪に似ているそうだ。 |
ダイセンキャラボクのトンネルを行く |
一面のダイセンキャラボク |
木道に入る 周遊道の分岐 |
ダイセンヒョウタンボク |
ダイセンキャラボク |
弥山山頂へ |
弥山山頂へ |
大山頂上避難小屋に到着 |
弥山山頂に到着 |
木道を登りつめると避難小屋が見えてくる。その先が弥山の山頂で山頂の碑が建っている。残念ながら濃霧で何も見えない、しかたなく避難小屋に入り昼食をとった。
下山しようかと思ったその時、山頂で歓声が聞こえた。濃霧が瞬間的に抜けて大山に主峰剣ヶ峰が見えたようだ。急いで山頂へ、なんとかその景色を見ることができた。
実は、弥山の頂上はこの碑の場所ではなく100mほど左のピークが弥山の頂上で、三等三角点のここに設けられている。すぐそこだが立入禁止になっているので遠くからしか見ることができない。 |
弥山 山頂にて(標高1709m) |
弥山 三角点峰 |
大山 弥山・剣ヶ峰・槍ヶ峰・・・ |
大山剣ヶ峰・槍ヶ峰・・・ |
大山 剣ヶ峰・槍ヶ峰・・・ |
なんとか大山の荒々しい剣ヶ峰の稜線を眺め少し満足して、ダイセンキャラボクの中の木道を下り下山を始めた。残雪の道の下りはやはり登りと違って滑るので注意深く下った。六合目で少し休憩し、元谷分岐で登ってきた夏山登山道から右に折れ行者谷、元谷へと下った。
下りは急な階段道が続き、所々は木道や木階段になっている。木々も美しそうだが濃霧で今一つだ。そんな中、目に付いたのはコブシの花たくさん咲いていて美しかった。 |
弥山から下山開始 |
元谷へ下る |
元谷へ下る |
元谷へ下る |
夏山登山道から元谷への分岐 |
元谷へ下る |
コブシ |
元谷へ下る |
元谷へ下る |
行者谷に到着 |
行者谷に下り石ころだらけの沢を渡り避難小屋下に到着、ここで海の方の景色を眺めながら小休止にした。そして元谷の沢を歩き、行者登山口に下った。元谷から天に仰ぐ大山の北壁が楽しみだったが生憎濃霧の中だった。
行者登山口からひたすら下り、大神山神社、大山寺を経て、大山情報館の駐車場に全員無事下山した。バスに乗って今日の宿、休暇村奥大山へ向かった。途中、鍵掛峠から大山を展望したが青空なのに山頂は雲がかかっていて全容は見られなかった。休暇村からは、烏ヶ山を望むことができた。 |
元谷 大山は雲の中だ |
大山寺へ |
大神山神社 |
大山寺 |
大山 鍵掛峠より
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蒜山へ |
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大山 弥山
標高:1709m
三角点:三等
点名:大山
標高:1709.4m
所在:鳥取県大山町 地図:伯耆大山
山頂付近崩壊保全のため一般の人は立入禁止になっている。弥山の山頂はこの碑がある場所になっている。
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大山 弥山山頂 1709m 2014.05.01 |
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コース
5/1
梅田(7:20)=[バス中国・米子道]=勝央SA=大山情報館(10:48/登山準備/11:00)〜
夏山登山口(11:08/11:11)〜一合目(11:29)〜二合目(11:43)〜三合目(11:59)〜
四合目(12:10)〜五合目(12:22)〜六合目・避難小屋(20:37/12:47)〜七合目(12:58)〜
八合目(13:17/13:21)〜遊歩道分岐(13:27)〜九合目〜弥山(13:40/昼食/14:00)〜
六合目(14:37/14:45)〜元谷分岐(14:57)〜元谷(15:23/15:29)〜行者登山口(15:36)〜
大神山神社(15:55)〜大山寺(16:11)〜大山情報館(16:20/16:23)=[バス]=
鍵掛峠(16:43)=休暇村奥大山(17:08)
5/2
休暇村奥大山(7:45)=[バス]=上蒜山スキー場P(7:58/8:01)〜登山口(8:21/8:27)〜
二合目(8:41)〜三合目(8:51)〜五合目(9:12)〜六合目(9:17)〜
八合目・槍ヶ峰(9:39/9:49)〜上蒜山(10:12)〜上蒜山三角点(10:20/10:27)〜
上蒜山(11:32/11:38)〜鞍部(11:05)〜中蒜山(11:29/昼食/11:57)〜
塩釜冷泉分岐(12:04)〜フングリ乢(12:31)〜下蒜山(13:35/13:49)〜九合目(13:58)〜
七合目(14:13)〜雲居平(14:19)〜五合目(14:25)〜三合目(14:35)〜
犬挟峠登山口(14:55/15:01)=[バス]=蒜山やつか温泉快湯館(15:08/入浴/15:54)
=[米子・中国道]==梅田(19:20)
天 候 5/1 曇り 5/2 快晴
参加者 8名
実施日 2014.05.01-05.02
ツアー 毎日新聞旅行 yoshinaga
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