五月山(千代山) 日の丸展望台にて 
松愛会山歩き会  
五 月 山 標高315m
池田駅〜池田城跡公園〜山の家〜千代山・日の丸展望台〜五月台〜池田駅
 5月22日、松愛会山歩き会で五月山に登りました。池田駅を9時前の出発、栄町商店街のアーケードを進み、地酒「呉春」の蔵元の前を通り、道標に沿って進み石段を登ると池田城跡公園西門に着いた。

池田駅を出発

      [Wombat]       商店街を行く
 池田城跡公園は、室町から戦国時代にかけて、池田市一帯を支配していた地方豪族池田氏の居城跡地を公園にしたものだ。

 今年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で今、黒田官兵衛が有岡城で荒木村重に囚われているところが放映されている。その荒木村重の謀反から始まった戦で池田城は村重に捨てられ信長側が利用した。池田城は有岡城(荒木村重)が落城した翌年、信長の命により廃城、池田城にいたとされる池田氏もどうなったかはわからないそうだ。ちなみに有岡城跡(伊丹城跡)は、JR伊丹駅の西口を出たところにある。

 公園にはやぐら風展望休憩舎が建てられていて、展望を楽しみながら休憩できる。展望台から望む五月山は緑で美しい。

池田城址へ西門から登城

池田城址 やぐら風展望休憩舎

やぐら風展望休憩舎より

やぐら風展望休憩舎より

やぐら風展望休憩舎より望む五月山

やぐら風展望休憩舎をバックに

大手門から出る

サツキ
 大手門から五月山体育館へ、ここから一般道を東へ進み五月丘小学校を過ぎた辺りから山手に入り、山の家へと向かった。山の家の西側の貯水池横から五月山の山頂を目指して「五月平高原コース」を登って行く。

 いきなり急な長い階段を登って行く、急階段が終わると比較的緩やかな階段道になる。10分ほど登ると後との間隔が開いてきたので小休止にした。

五月山山頂へ 山の家を通過

五月山山頂へ
 一休みして少し登ると、大文字の案内がでてきた。さっそく右手の大文字に進んだ。がんがら火祭りの大文字点灯場所で、ここの文字は「大」の一文字だ。帰路に立寄る秀望台の大文字は、「大」と「一」が立てに灯されるそうだ。

 ここからの展望は素晴らしく、大阪市街を一望できる。大阪主部のビル群の中に最近話題のあべのハルカスの抜きん出てそびえて見える。最近の山歩きでは新幹線を眼下に通過すると歓声が出ていたが、今日は飛行機だ。伊丹空港に離発着する飛行機が目の前に見え楽しい。

 大文字から少し登ると、五月平展望台だが木々が茂ってあまり展望は良くない。展望は大文字が一番だ。

大阪主部のビル群 あべのハルカス(中央)

大文字より展望を楽しむ

大文字よりの大パノラマ

五月山山頂へ

五月山山頂へ
 展望台から緩やかな登りを進むと市民の森そして自動車道にでる。車道を渡り墓地の中央を登って行く。登り切ると東屋がありその先から細い道を左に登ると山頂に到着する。

 五月山は、国土地理院地図には標示されていない。この辺りの山塊を通称五月山というのだろう。またその主峰は、千代山と呼ばれているようだ。その千代山は、標高315mで三等三角点になっている。また山頂にはシンボルの日の丸展望台がある。

 日の丸展望台からの展望は、今ひとつの感じがする。周囲の木々が伸びて展望は木々の間からしか見えないためだ。かろうじて池田伊丹市街、六甲山、六個山などだ。ここで昼休みにし、昼食をいただいた。

五月山山頂 日の丸展望台

五月山山頂 日の丸展望台にて

五月山(千代山) 二等三角点(標高314.9m)
 午後は、自然とのふれあいコースを歩き、吊橋、ひょうたん島、五月台、秀望台などに立寄って行く。展望台をあとに墓地中を下り、市民の森からふれあいコースへと入った。

 さっそく着いたのが吊橋だ。なんてことのない吊橋だが童心に返って楽しんだ。吊橋を渡りきっても話が弾んでいた。

サツキ

吊橋

吊橋をおっかなびっくり渡る

吊橋を渡って話が弾む

ひょうたん島へ
 次は、当初予定のコースに入っていなかった「ひょうたん島」に行った。情報によるとシャクナゲが咲いていてきれいだという。どの辺りに咲いているのかと思いながらひょうたん島コースを少し下った。

 少し下るとセイヨウシャクナゲがひょうたん島周辺に咲き誇っていた。シャクナゲの花を見て華やいだ気持ちになり大変良かった。最高のお花のプレゼントだ。お嬢さんたちの美しい微笑みはいつまでも続いた。

きれいなお花の勢ぞろい ひょうたん島にて

セイヨウシャクナゲ ひょうたん島にて

セイヨウシャクナゲ ひょうたん島にて

セイヨウシャクナゲ ひょうたん島にて

五月台へ

五月台に到着
 次の五月台に到着、ここからの展望は素晴らしい。六甲山や山歩き会で行った石切山などが見える。5月の風に吹かれてしばらく風景を楽しんだ。

五月台からの展望 六甲山・石切山・・・猪名川

五月台からの展望 猪名川

五月台からの展望を楽しむ
 さらに下ると秀望台に着く、ここからの展望もなかなか良い。ここにも大文字があり、前述したように「大一」の2文字が点灯するそうだ。

 急坂を下って無事下山した。サツキの花を期待していたが余り咲いていなかった。山頂付近や五月台辺りにサツキ、ツツジ合わせて5万株が5月上旬から下旬にかけて咲くそうだが期待が外れた。その代わりセイヨウシャクナゲをひょうたん島で堪能することができてよかった。

秀望台へ

秀望台

秀望台(大文字)からの展望

秀望台をあとに下山

大文字コース入口に無事下山

サツキ
 池田駅に戻り温泉へ行った。山本まで電車に乗りそこから送迎バスで宝乃湯へ。温泉につかって山歩き会をお開きにした。

宝乃湯 自噴源泉

宝乃湯 宝山市場にて
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五月山(千代山)
標高:315m

三角点:三等
点名:木部
標高:314.9m
所在:大阪府池田市
地図:広根








五月山 三等三角点 314.9m 2014.05.22

コース
 阪急梅田(8:26)=[雲雀丘花屋敷行き急行]=池田(8:46/8:56)〜池田城址公園(9:10/9:29)〜
山の家・貯水槽(9:48)〜大文字(10:13/10:20)〜五月平展望台(10:21)〜
市民の森・車道出合(10:30)〜千代山・日の丸展望台(10:39/11:37)〜吊橋(11:52)〜
ひょうたん島(12:07/12:16)〜五月台(12:25/12:41)〜秀望台(12:50)〜公園事務所(13:03)〜
池田駅(13:20/13:28)=[宝塚行き]=山本(13:35/13:43)=[送迎バス]=
宝乃湯(13:50/入浴/15:30)=[送迎バス]=山本(15:43/15:48)=[梅田行き急行]=
梅田(16:15)

天 候  晴れ
参加者 13名 
実施日 2014.05.22