書写山 山頂にて 
友歩会 定例会  
書 写 山 標高371m
書写〜[東坂]〜展望台〜摩尼殿〜書写山〜三の堂〜[西坂]〜西坂
 5月24日、友歩会定例会で書写山に登った。ひめじの官兵衛1dayパスを利用して行った。

 阪神梅田8時10分発姫路行き直通特急で姫路へ向かった。姫路からバスに乗り書写ロープウエイ行きに乗り書写駅で降車した。ここで支度をして歩き始める。

ひめじの官兵衛1dayパスで姫路へ

姫路城大天守保存修理工事もそろそろ終わり
 山陽自動車道高架沿いに少し進み、側溝沿いに進むと東坂入口の書写に着く。東坂の入口には竹の善意の杖がたくさん置いてあった。登り始めると、まもなく急登になってくる。

 参道には丁石がよく建っているが円教寺(えんぎょうじ)参道にも登り始めるとすぐ一丁の丁石が建っていた。円教寺まで何丁か、二十丁ぐらいかと思って歩き始めたが仁王門で十八丁の丁石が建っていた。二丁になると道は岩尾根になり、急な岩場も出てくる。もちろん一般参拝者用にジグザグの巻道もつけられている。

書写駅前を出発

書写 東坂入口

いきなりの急登

円教寺へ

円教寺へ

円教寺へ

円教寺へ

五丁展望所
 五丁まで登ってくると展望所があり姫路の市街を展望できる。岩登りを楽しみながら高度を上げていく。岩登りは十一丁まで続き、大きな岩の歌碑がある。

五丁展望所からの展望

円教寺へ

円教寺へ

円教寺へ

岩場の急坂

円教寺へ岩場の急登を登る

円教寺へ岩場の急登を登る

歌碑
 さらに登ると東屋があり、紫雲堂跡の展望広場になっている。ここからも姫路市街の展望はなかなか良い。

円教寺へ

紫雲堂跡展望広場

紫雲堂跡展望広場よりの展望

円教寺へ

ロープウエイ山上駅・展望台
 程なくロープウエイ山上駅に着き、そこの展望台にあがってみる。展望台からは、姫路方面、淡路島、家島諸島、小豆島などかすかに望める。書写山の山頂は山並になっていて確認は出来ない。

展望台より

ロープウエイ

円教寺へ
 元に戻って先に進むと直ぐのところで入山料を払って先へと進む。鐘楼があり慈悲の鐘だそうだ。参道道の両側には西国三十三観音が祀られていて西国巡礼の道になっている。

 正面に、仁王門が現れ先に進み十妙院を過ぎると摩尼殿に到着。摩尼殿は、円教寺のシンボル的な建物で京都の清水寺に似ている。岩山の中腹斜面に建てられた舞台造りの建物だ。

 円教寺(えんぎょうじ)は、比叡山と同じ天台宗の修行道場の寺で、西国三十三所第二十七番札所になっている。摩尼殿に上がりお参りをした。

仁王門

摩尼殿

摩尼殿

摩尼殿

摩尼殿

摩尼殿にて

摩尼殿
 お参りを済ませ、書写山の山頂へ白山権現(自然探索路)の道標に従って登りはじめた。登り始めると稲荷堂がありここから本格的な山道になる。落葉の道や、木の根が露出した道、大きくえぐれた道を登って行く。

 やがてお堂が見えてきて白山権現に到着。書写山の山頂はこの白山権現裏の一番高いところだ。

 書写山は、標高371mで山頂に白山権現がお祀りしてある。書写山の三角点は、ここから北西800mのところにあり、三等三角点で標高349.8mだ。今日は団体行動なので三角点の探訪はできない。

白山権現・書写山山頂へ

書写山山頂へ

書写山山頂へ

書写山山頂へ

書写山山頂へ

書写山山頂へ

白山権現

書写山 山頂にて

シ書写山 山頂(標高371m)

三の堂へ
 山頂から先は広い道になっていて、三の堂方面へ下っていった。少し下ると貯水槽前に広場ができていて「かんべえくん」の看板が建っていた。かんべえくんの看板の左側に城山(置塩山)の説明の看板がある。2つの看板の間の木が伐採され城山の展望台が新しく作られていた。しかし計画した部署と、工事を施工した部署の連携がとれていないようで、城山は左看板の足元からしか見えない。工事施工部署は、円錐状のきれいや山を城山と勘違いしたのではなかろうかと思う。Plan-Do-SeeのSeeが抜けているような気がする。

 貯水槽の壁に藤巴の陣幕が張られ、その前に赤い長いすが設置してあり、お茶席のような雰囲気の場所になっていた。ここでまた疑問がでてきた、藤巴の家紋の図柄が間違っているように思われる。藤が中央から時計方向に渦巻いた図柄になっていたが、半時計方向の渦巻きが正しいのではないかと思われる。(専門家ではないので間違っていたらごめんなさい)陣幕のシールの印刷が裏表間違っていると推察される。

 そんなことを話しながら赤い長いすに腰掛けてお弁当を頂いた。

 ☆後日、姫路市に問い合わせたところ次のような回答がありました。
   ご指摘のとおり2点とも誤りや不具合を再確認しました。早急に対応するべく、只今調整を行っております。

城山展望所 (看板を設置した部署は城山を間違えた?)

城山(右:標高349m)

城山展望所にて

城山展望所にて
 昼食後、三の堂の拝観をした。書写山の山頂山奥に目を見張るようなお堂が建っている。大講堂、食堂(じきどう)、常行堂(じょうぎょうどう)が広場を囲むように建っている。次に金剛堂から展望台に行ってみた。展望台から海の方が展望できる。

三の堂 大講堂・食堂・常行堂

大講堂

常行堂

展望台

展望台からの眺め
 西の比叡山と呼ばれているように書写山全体にお堂や伽藍があり落ち着けるいいところだ。摩尼殿に戻り、
下山を始めた。下山は、西坂を下った。西坂は急な参道と思って下り始めたがいつまでたっても広い車が通れる道で思いが全く違っていた。

 ひたすら西坂を下り、日吉神社まで下り、県立大近くの西坂に下った。バスが出た後で10分ほど待って次のバスで姫路に戻った。

 姫路から山陽電車で垂水に戻り、垂水温泉太平のゆに立ち寄り、明石海峡大橋を見ながら温泉につかってゆっくりし、解散した。

シャクナゲ

十妙院から西坂を下る

西坂を下る

文殊堂跡

西坂を振り返る

日吉神社
ページ先頭へ
  
書写山
標高:371m

三角点:なし
所在:兵庫県姫路市
地図:姫路北部










書写山 山頂 371m 2014.05.24

コース
 阪神梅田(8:10)=[姫路行き直通特急]=姫路(9:46/10:00)
=[神姫バス書写ロープウエイ行き]=書写駅(10:28/10:36)〜書写(10:45)〜[東坂]〜
五丁展望所(11:03/11:08)〜十丁(11:21)〜紫雲堂跡展望広場(11:30/11:35)〜
山頂駅展望台(11:39/11:48)〜円教寺山門・十八丁(12:01)〜摩尼殿(12:08/12:26)〜
白山権現・書写山山頂(12:35/12:40)〜貯水槽広場(12:41/昼食/13:10)〜
大講堂・食堂・常行堂(13:15/13:27)〜金剛堂・展望台(13:33)〜摩尼殿(13:43)〜
十妙院(13:47)〜[東坂]〜文殊堂跡(13:57)〜日吉神社(14:15)〜西坂(14:22/14:35)
=[バス姫路行き]=姫路(15:08/15:23)=[直通特急梅田行き]=
山陽垂水駅(16:01/16:10)=[送迎バス]=太平のゆ(16:27/入浴/17:25) =
[送迎バス]=山陽垂水駅(17;35)解散
山陽垂水(18:16) =[直通特急梅田行き]=阪神梅田(19:18)

天 候  晴れ
参加者 7名 
実施日 2014.05.24