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日本百名山 |
月 山 標高1984m |
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月山八合目〜仏生池小屋〜月山〜牛首〜月山リフト〜姥沢登山口 |
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7月19日から22日で鳥海山、月山、蔵王山に登った。第3日目7月21日は、月山登山だ。
7時30分遊楽里をバスで出発、月山登山口へと向かう。途中新庄平野から昨日登った鳥海山の雄姿を眺め感激した。続いて車窓に見えてきたのはこれから向かう月山だ。曇り空で山頂付近はかなり曇っている。登る頃には晴れて欲しいと祈った。 |
月山 鶴岡市藤島より |
9時40分月山八合目登山口に到着、駐車場は満車状態で大賑わいだ。登山支度をして登山口へ左回りでグリーンいっぱいの弥陀ヶ原の木道を登って行く。5年前の時よりニッコウキスゲの花が少ないような印象だ。 |
月山八合目(標高1380m) |
月山八合目を出発 |
ハクサンフウロ |
月山へ |
キンコウカ |
御田原神社 |
御田ヶ原参籠所にお参りして、弥陀ヶ原を快適に登って行く。池塘がたくさんあり、「いろは48沼」と言われている。また弥陀ヶ原は、たくさんある池塘を田んぼに見立てて「御田原」と呼ばれている。
たくさんのお花を見ながら緩やかな登りを楽しく歩く。まるでお花畑を散策しているようだ。ちなみにこの緩やかな坂を「霧陵坂」と云うそうだ。印象に残る花は、ニッコウキスゲ、イワイチョウ、ウラジロヨウラク、シャクナゲ、シラネアオイ、ウサギギク、ハクサンチドリ、ヨツバシオガマ、ハクサンイチゲ、チングルマ、ベニバナイチゴなどなど素晴らしいお花の山だ。 |
月山へ |
ニッコウキスゲ |
弥陀ヶ原の池塘(標高1450m) |
イワイチョウ |
ウラジロヨウラク |
シラネニンジン |
シャクナゲ |
シロバナハナニガナ |
月山へ(標高1520m) |
月山へ |
一の岳直下(標高1650m) |
シラネアオイ |
月山へ(標高1700m) |
ハクサンイチゲ |
ウサギギク |
トウゲブキ |
月山へ |
ウズラハクサンバチドリ |
ヨツバシオガマ |
仏生池小屋(標高1740m) |
ハクサンフウロ |
一の岳直下の標高1650m辺りまでくると雪渓が残っていて雪を楽しみ、また快適にどんどん登り八合目を出発して約1時間半歩き仏笙小屋に到着した。
仏笙池小屋は、九合目で標高約1740m、物笙池の周囲にはお地蔵さんや石仏、祠がたくさんお祀りしてある。そしてハクサンイチゲやハクサンフウロが一面に咲いていて美しい。 |
ハクサンイチゲ |
お地蔵さん |
九合目仏生池(標高1740m) |
仏生池 |
月山へ |
小屋前でしばらく休憩し、いよいよ山頂へと登りだす。ここまでもそうだったが白装束の信者さんと行き交うことが多い。昨年来残雪が多く、湯殿山に下るコースはかなり厳しいらしいとの情報で、信者の方は八合目からの往復コースを歩いているよう思われる。 |
行き交った信者さんご一行 |
月山へ |
月山へ山頂が見えてきた |
今までより急になるが比較的歩きやすい登りを行くと、行者返しと云う岩場の坂道になる。この程度の岩場でへこたれているようでは行にならないと思うのだが、なぜこんな名が付いたのか不思議に思った。
行者返しの坂は昔、役行者がここまで登ってきたところ、修行が未熟だと金剛童子などが現れ追い返されたという伝えがありこの坂を「行者返し」と云うそうだ。 |
月山へ |
行者返し(標高1830m) |
月山へ |
ウスユキソウ |
ミヤマリンドウ |
月山へ |
月山へ(標高1940m) |
月山へ |
行者返しを過ぎると、「モックラ坂」と云うそうだが山頂へと登って行く。山頂近くには雪渓が残っていてまた残雪の上を歩く。右上にピークが見えてくると月山の三角点に着く。
月山三角点峰は、一番高い月山神社の裏の尾根にあり、4mほど低い。三角点は、標高1979.5mで一等三角点になっている。後ほど行く月山の山頂は月山神社になっているので誰でも行けるところではなく写真も取れないので三角点はこの場所に選定されたのだろう。
一旦登山道に下りその先の月山山頂の月山神社にお参りした。「ひとがた」を頭から足元までなでてけがれをうつし、息を3回ふきかけ、その後水の中へと流す。神官の祝詞のあと本宮に参拝を済ませた。 |
月山 三角点に到着 |
月山 一等三角点(標高1979.5m) |
月山山頂へ |
月山 山頂(標高1984m) |
参拝後神社の下の広場で昼食にした。この広場は一面のお花畑でたくさんのお花が咲き誇っていた。お花畑を存分楽しんで下山開始した。 |
チングルマ イワカガミ |
アオノツガザクラ |
ヒナザクラ |
チングルマ |
ショウジョウバカマ |
イワカガミ |
イワウチワ |
ヒナザクラ |
ミヤマキンバイ |
ウズラバチドリ |
牛首へ |
牛首へ |
延命地蔵尊 |
牛首へ |
牛首へ |
牛首分岐 残雪のため湯殿山へ下山は止め雪渓を下る |
山頂の南側のピークから急なガレ場道を牛首へ下った。予定ではここから湯殿山へ下る予定だったが情報によると残雪が多く危険だと言う。登りに行き交ったような信者さんはほとんど見当たらない。
コース変更して姥沢に下りリフトで下山することになった。さっそく雪渓を楽しめるどころかへっぴり腰で滑ったり転んだりしながらキャーキャー云いながら下る。しばらく下ると慣れてきて雪渓を楽しんでいる方が多くなったようだ。 |
月山リフトへ |
月山リフトへ |
月山リフトへ |
月山リフトへ |
大きな長い雪渓を下り終えると、木道を歩き、雪渓をトラバースしながら下って行く。何回か雪渓をトラバースしてうしろを振り返ると月山の雄姿を楽しむことができる。トラバースしている時上を見るとスキーやスノーボードを楽しんでいる人たちが見えた。 |
月山リフトへ |
月山リフトへ |
月山リフトへ |
月山リフトへ |
月山リフトへ |
月山リフトへ |
月山 |
やがて下の方にリフト乗場が見えてきた。リフトに乗って焼く15分リフト下に到着、駐車場近くまで歩き、迎えのバスに乗った。バスで今日の宿、蔵王温泉、季の里に無事到着。
季の里でさっそく温泉につかって疲れを癒した。温泉は、強酸性の白濁の温泉とアルカリ性の天然水風呂の二つがあり楽しめる。
温泉のあとは、楽しみの夕食だ。食材王国やまがた」ならではの豊富な食材を使った料理で、「清らかな岩清水」をイメージした自慢の料理だ。おいしい夕食をお腹いっぱい頂いた。 |
月山リフトへ |
月山リフト |
姥沢に下山 |
姥沢に迎えのバス |
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月山
標高:1984m
三角点:一等
点名:月山
標高:1979.5m
所在:山形県庄内町
地図:月山
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月山 一等三角点 1979.5m 2014.07.20 |
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コース 7/19 曇りのち雨のち曇り
伊丹空港(9:40)=[ANA513]=新潟空港(10:45/11:00)=[バス]=
鶴岡・道の駅あつみ(12:50/昼食/13:30)=道の駅鳥海=
吹浦・十六羅漢岩(14:56/15:10)=大平(15:43) 大平山荘 (泊)
7/20 曇りのち雨
大平山荘(4:55)=鉾立(5:00/5:08)〜展望台(5:20)〜尾根渡りP1342(5:41)〜
賽ノ河原(6:32)〜御浜小屋(7:07/7:17)〜扇子森・御田ヶ原(7:32)〜御田ヶ原分岐(7:42)
〜[八丁坂]〜七五三掛(8:05/8:16)〜千蛇谷分岐(8:23)〜文殊岳(8:54/9:04)〜
伏拝岳(9:30)〜行者岳(9:57)〜七高山(10:17/10:25)〜
御室・大物忌神社(10:50/昼食/11:10)〜鳥海山・新山(11:35/11:40)〜
御室(12:08/12:16)〜[千蛇谷雪渓]〜外輪分岐(13:21)〜七五三掛(13:27/13:37)〜
扇子森(14:08)〜御浜小屋(14:23/14:30)〜鉾立(15:50/16:07)=大平山荘=
鳥海温泉 遊楽里 (泊)
7/21 晴れ山頂付近霧
遊楽里(7:30)=[バス]=月山八合目(9:40/9:55)〜佛生池小屋(11:32/11:45)〜
月山・三角点(12:50)〜月山・月山神社(12:58/参拝・昼食/13:36)〜牛首(14:19)
〜[雪渓]〜リフト上駅(15:12)=[月山リフト]=リフト下駅(15:25)〜
登山口(15:37/15:42)=[バス]=蔵王温泉 石清水料理の宿 季の里 (泊)
7/22 晴れ
季の里(6:20)〜[鴫の谷池沼一周散策]〜季の里(6:58)・・・(有志で)
季の里(8:15)〜蔵王駅(8:24/8:45)=[ロープウエイ]=樹氷高原=[ゴンドラ]=
蔵王山頂駅9:10/9:13)〜蔵王地蔵尊〜地蔵山(9:28)〜蔵王山熊野岳(10:20/10:29)
〜[馬ノ背]〜御釜〜刈田岳(11:16/11:21)〜駐車場(11:27/11:30)=
季の里(12:15/入浴・昼食/13:43)=日和山(15:50/16:08)=仙台空港(16:50/19:00)
=[ANA740]=伊丹空港(20:20)
参加者 17名
実施日 2014.07.19-07.22
ツアー 毎日新聞旅行 yoshinaga inada
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