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エピローグ |
日本一低い山 |
日 和 山 標高 3m |
7月19日から22日で鳥海山、月山、蔵王山に登った。最終日の4日目、7月22日は蔵王山に登り全員無事下山した。帰阪のため仙台空港に向かったが、日和山に立寄ることにした。
せっかく東北に来て時間もあることから、日本一低い山に登りに行った。その山は、仙台市宮城野区蒲生にある日和山だ。
日和山は、1991年から1996年まで「日本一低い山」として知られていたが、大阪市の天保山(標高4.5m)が国土地理院の地図に掲載されたため、2位になっていた。
ところが、2011年3月11日に発生した東日本大震災の津波により山体は消滅したと報道された。その後、2014年4月9日、国土地理院による調査で標高3mの山として認定された。18年ぶりに日本一低い山に返り咲いた。
そんな日和山を訪ねた。訪れたこの地区は津波による甚大な被害を受けたところで、こんな近くに足を踏み入れるのは初めてだ。何もかもを一瞬のうちに呑みこんでしまったしまった津波はどんなにも恐ろしかったのだろう。遠く沿岸では嵩上げ工事が行なわれているが、大自然との戦いの前では小さく覚える。そんな中の道を歩いて日和山に登った。
日和山は、標高3mで東側には蒲生干潟があり、その向こうは太平洋だ。看板には「我望 山は残った 復活ダ! 祝日本一低い山(3m00cm)おめでとう・・・。」と記されていた。震災復興のシンボルになれば、小さい巨人となるだろう。
山以外の光景は、目に浸み込んで離れないが、それらを表す言葉は見つからない。一日も早い復興を心からお祈りします。 |
日和山 |
日和山 |
日和山 |
日和山 |
日和山 |
蒲生干潟 |
日和山からの展望 蒲生干潟 |
日和山 2014.07 |
日和山 2004.04 写真:Wikipediaより |
日和山遠望 |
仙台空港に戻り、通路壁に標示された津波浸水標示を見て思いを深くした。 |
仙台空港に到着 |
2011.3.11東日本大震災 津波浸水標示 |
たなばた |
たなばた |
終わりに、ガイド頂いたリーダーさんに感謝申し上げます。また、ご一緒頂いた参加者の皆さんとのしい山旅をありがとうございました。 |
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コース 7/19 曇りのち雨のち曇り
伊丹空港(9:40)=[ANA513]=新潟空港(10:45/11:00)=[バス]=
鶴岡・道の駅あつみ(12:50/昼食/13:30)=道の駅鳥海=
吹浦・十六羅漢岩(14:56/15:10)=大平(15:43) 大平山荘 (泊)
7/20 曇りのち雨
大平山荘(4:55)=鉾立(5:00/5:08)〜展望台(5:20)〜尾根渡りP1342(5:41)〜
賽ノ河原(6:32)〜御浜小屋(7:07/7:17)〜扇子森・御田ヶ原(7:32)〜御田ヶ原分岐(7:42)
〜[八丁坂]〜七五三掛(8:05/8:16)〜千蛇谷分岐(8:23)〜文殊岳(8:54/9:04)〜
伏拝岳(9:30)〜行者岳(9:57)〜七高山(10:17/10:25)〜
御室・大物忌神社(10:50/昼食/11:10)〜鳥海山・新山(11:35/11:40)〜
御室(12:08/12:16)〜[千蛇谷雪渓]〜外輪分岐(13:21)〜七五三掛(13:27/13:37)〜
扇子森(14:08)〜御浜小屋(14:23/14:30)〜鉾立(15:50/16:07)=大平山荘=
鳥海温泉 遊楽里 (泊)
7/21 晴れ山頂付近霧
遊楽里(7:30)=[バス]=月山八合目(9:40/9:55)〜佛生池小屋(11:32/11:45)〜
月山・三角点(12:50)〜月山・月山神社(12:58/参拝・昼食/13:36)〜牛首(14:19)
〜[雪渓]〜リフト上駅(15:12)=[月山リフト]=リフト下駅(15:25)〜
登山口(15:37/15:42)=[バス]=蔵王温泉 石清水料理の宿 季の里 (泊)
7/22 晴れ
季の里(6:20)〜[鴫の谷池沼一周散策]〜季の里(6:58)・・・(有志で)
季の里(8:15)〜蔵王駅(8:24/8:45)=[ロープウエイ]=樹氷高原=[ゴンドラ]=
蔵王山頂駅9:10/9:13)〜蔵王地蔵尊〜地蔵山(9:28)〜蔵王山熊野岳(10:20/10:29)
〜[馬ノ背]〜御釜〜刈田岳(11:16/11:21)〜駐車場(11:27/11:30)=
季の里(12:15/入浴・昼食/13:43)=日和山(15:50/16:08)=仙台空港(16:50/19:00)
=[ANA740]=伊丹空港(20:20)
参加者 17名
実施日 2014.07.19-07.22
ツアー 毎日新聞旅行 yoshinaga inada
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