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日本百名山
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大朝日岳 標高1870m |
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朝日鉱泉〜二俣〜[中ツル尾根]〜大朝日岳 往路下山 |
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7月30日から8月1日で大朝日岳に登った。第1日目7月30日は移動日で、伊丹空港を9時45分に出発し、仙台空港に11時に到着した。空港からバスで朝日鉱泉へと向かった。途中、菅生PAで昼食、月山湖PAで休憩をとり、県道そして細い道に入り、朝日鉱泉から7km手前で迎えに来た宿の車に2回に分けて乗り換え宿に向かった、乗り換えた少し手前には崖崩れが数ヶ所あり帰りに通れるか心配だ。宿の車で走っていると崖崩れが数ヶ所あり復旧工事も行なわれていた。
今日明日の宿、朝日鉱泉ナチュラリストの家に到着。宿の前から谷筋の奥に三角形に尖ってそびえる大朝日岳が見える。明日はあの遠くにそびえる大朝日岳を往復、かなりの体力と気力が要りそうだ。 |
朝日鉱泉 ナチュラリストの家 |
朝日鉱泉の大朝日岳 (朝日川十景の会) |
大朝日岳 |
大朝日岳 |
第2日目7月31日、今日は大朝日岳登山の本番だ。早朝4時30分に朝日鉱泉を出発、朝日川に降り取水ダムの吊橋を渡り左岸を歩き始める。日の出は、4時35分だが谷底なので周りはしばらく薄暗いなかを歩く。30分余り歩いたところで小休止、まだ薄暗い。 |
朝日鉱泉を出発(標高550m/4:30) |
ダムの吊橋一つ目を渡る |
二俣へ |
二俣へ(4:48) |
5時15分二つ目の吊橋を渡り、右岸に渡る。朝日鉱泉から2kmのところで大朝日岳まで6kmの地点を通過した。しばらく登ると支流の小さな沢をトラバース、斜面が大きく崩れていて慎重に下り、渡渉する。 |
二俣へ 二つ目の吊橋を渡る(5:15) |
二俣へ |
二俣へ カミノゴガ沢をトラバース(5:27) |
二俣へ |
渡渉して巻き道を登って行くとまた沢に出る。ハトアサ沢でここで小休止をとる。沢の中央には沢に似つかないような橋の残骸がある。土砂崩れで大崩壊して流されたようだ。 |
ハトアサ沢(5:47) |
ハトアサ沢を渡渉 |
沢を渡ってしばらくするとブナ林が美しくなってくる。陽が射せばもっと美しいと思われるがそれでも明るくなり始めたブナ林は素晴らしい。 |
美しいブナの森 孫兵衛平 |
二俣・出合へ40分 朝日鉱泉へ1時間 吊橋の手前(5:59) |
二俣へ三つ目の吊橋を渡る(6:01) |
6時三つ目の吊橋を渡る。出合までまだ40分の場所だ。橋を渡ってしばらく行くと沢沿いの道になる。沢が美しくきれいな清流がとても美しい。そんな川の左岸を一部へつらいながら進み、また川から離れ巻き道を進む。。どうも巻き道、特に高巻きの道は登っている感じが少なく出会いに向かって下りが続いているように思える。 |
二俣へ(6:11) |
朝日川の流れ |
朝日川の流れ(6:16) |
朝日川の流れ(6:22) |
階段の橋を渡ってしばらく歩くと、大朝日岳へ4時間の標識があり、程なく二俣で四つ目の吊橋を渡ると二合目だ。ここまで約2時間10分歩いてやっと二合目かなり厳しい。ここから山頂まで4時間ということで休憩にした。 |
階段の橋(6:36) |
大朝日岳へ4時間 朝日鉱泉へ1時間45分(6:41) |
二俣の吊橋 |
二合目出合(標高660m/6:43) |
いよいよここから大朝日岳への登山開始と、気合いを入れなおし急登を登り始める。急登なので一合毎に休憩しましょうということで、最初の三合目までの標高差約190mを登る。前の人の靴が目の先にくる感じで一歩一歩ゆっくり登る。約27分で登り切り小休止をとった。 |
大朝日岳へ(標高740m/7:00) |
大朝日岳へ(標高860m/7:11) |
急登を登り三合目で休憩(標高850m/7:18) |
大朝日岳へ |
急登をあえぎながら四合目に到着、ここで小休止。この近くに長命水があるが最近誰も行っていないようだ。水場は急斜面の下で下り3分、登り5分となっていたがもっとかかりそうで誰も行かなかった。
四合目から五合目はひたすら我慢しながら登る。五合目を少し過ぎた広くなったところで小休止にした。 |
四合目(標高1060m) |
大朝日岳へ |
五合目を通過(標高1200m/8:34) |
五合目を通過(標高1340m/8:50) |
五合目からは展望が少しずつ良くなってきて小朝日岳が美しくえる。大朝日岳の山頂は残念ながら雲がかかっていて見えない。七合目で小休止をとり山頂を目指して登って行くがかなり疲れてきた。百名山の98座が目の前なのでみんなの励ましを受けて登る。 |
小朝日岳 |
大朝日岳は雲の中 六合目(9:05) |
大朝日岳へ(標高1450m) |
七合目(標高1500m/9:31) |
大朝日岳へ |
大朝日岳へ(標高1610m) |
八合目で休憩を始めると急に雨が降り始め遠くで雷が鳴り始めた。急いで雨具の上着を着たが土砂降りになり雨具のズボンを履くひまなくずぶ濡れになってきた。
大朝日岳の山頂が見えてきたがゆっくり眺めている暇はない。不気味な雷鳴に驚かされながら必死で山頂へと登る。九合目は休憩することなくすっ飛ばして先へ先へと歩いた。雷が近くなれば山頂を越えて大朝日小屋へ駆け込む予定だ。 |
八合目(標高1650m) |
八合目で休憩、突如雷雨になる |
大朝日岳へ雷雨の中必死で登る |
九合目(標高1750m) |
大朝日岳山頂が見えた |
山頂になんとか到着、雨は少し小康状態になり雷も遠くになったようだ。
大朝日岳は、標高1871mで二等三角点になっている。日本百名山は大朝日岳で98座を達成した。展望は今日は雨で全くだめである。朝日鉱泉から約6時間と長い長い登りだった。雨に濡れたため体温が下がって寒くなってきたので風を避けて早々に下山開始した。 |
大朝日岳 山頂 |
大朝日岳 二等三角点(標高1870.7m) |
大朝日岳 山頂にて |
風雨が強く寒くなり早々に下山開始 |
風を避けて山頂をあとにすると雷雨は止んだ。山頂付近はたくさんのお花が咲き誇っていた。登りにはわき見をすることなくひたすら登ったが下山時その分お花を楽しませてくれた。 |
ハクサンイチゲ |
ウツボグサ |
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クルマユリ |
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朝日鉱泉へ |
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朝日鉱泉へ |
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朝日鉱泉へ(標高1450m/11:50) |
小朝日岳 |
朝日鉱泉へ(標高1180m/12:40) |
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七合目付近までお花を楽しんで、ここからはひたすら下るだけになった。二合目二俣に下り、河原に下りて冷たい水で顔や手を洗ってすっきりした。 |
朝日鉱泉へ |
朝日鉱泉へ(標高850m/13:24) |
朝日鉱泉へ(標高850m/13:42) |
エドアジサイ |
朝日川の清流 二俣にて |
朝日鉱泉へ |
二俣からまたひたすら歩いて朝日鉱泉へと頑張った。登りの時に感じた通りで高巻道はかなりの登りで、下り道なのに登り道の様相になっていた。朝日鉱泉直前の弘法水の美味しいこと疲れがどこかへ飛んでいきそうな魔法の水だ。 |
朝日鉱泉へ |
朝日鉱泉へ |
朝日川の清流 |
朝日鉱泉へ |
朝日鉱泉へ |
朝日鉱泉へ |
朝日鉱泉へ |
朝日鉱泉へ |
朝日鉱泉へ |
朝日鉱泉へ |
朝日鉱泉に全員と云いたいところだが途中リタイヤした2名を除いて12名無事下山した。宿に戻り温泉につかって疲れを癒やしご馳走を頂いて今日は満足だ。 |
朝日鉱泉に無事下山、雲のかかった大朝日岳を眺めるへ |
ユリ |
第3日目8月1日は、移動日で新潟空港から大阪への帰阪日だ。
朝日鉱泉から2回に分けて7km先のバスが来る道まで宿の車で送っていただく。9時の全員そろってバスで新潟空港へと走った。1時間ほど走ったところで米の粉の滝ドライブインで休憩、後でわかったのだがドライブインの名前になっている米の粉の滝があったそうだ。
その次に庄内観光物産館に立寄った。庄内特産「だだちゃ豆」、今が旬の「岩牡蠣」などたくさんのお土産編、物産品が所狭しとならんでいた。岩牡蠣を所望したが大変美味しかった。 |
庄内観光物産館 |
庄内観光物産館 |
庄内観光物産館 魚市場 |
岩牡蠣 |
昼になったので、鶴岡のあつみで昼食にした。ここは7月19日に来たばかりの道の駅で美味しい昼食を頂いた。 |
鶴岡道の駅あつみ |
あつみの浜辺 |
まだ空港への時間があるので運転手さんが酒蔵に連れて行ってくれた。市島酒造で酒蔵を見学し試飲をさせて頂いた。新潟県新発田市の酒蔵で、約400年前の慶長年間からの酒蔵だそうだ。王紋ブランド、夢ブランドなどがあり美味しかった。 |
市島酒造 |
市島酒造 |
市島酒造 |
市島酒造 |
16時新潟空港に到着、17時45分発のANAで伊丹空港へ戻った。
お世話いただいたリーダーさんありがとうございました。ご一緒いただいた参加者の皆さん楽しい山旅をありがとうございました。 |
新潟空港 |
大阪伊丹への飛行機 |
雲の絨毯 |
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大朝日岳
標高:1871m
三角点:二等
点名:朝日岳
標高:1870.7m
所在:山形県朝日町
地図:朝日岳
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大朝日岳 二等三角点 1870.7m 2014.07.31 |
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コース
7/30 曇り
伊丹空港(9:45)=[ANA733]=仙台空港(11:00/11:15)=[バス]=
菅生PA(12:00/昼食/12:35)=月山湖PA(13:35/13:45)=朝日鉱泉7km手前通行止
=[送迎車]=朝日鉱泉 ナチュラリストの家(15:30) (泊)
7/31 曇り 八合目から山頂まで雷雨
朝日鉱泉(4:30)〜吊橋1(4:34)〜(5:07/休/5:12)〜吊橋2(5:15)〜
ハトアサ沢(5:42/5:53)〜吊橋3(6:01)〜二俣〜吊橋4〜二合目(6:41/6:51)
〜[中ツル尾根]〜三合目(7:18/7:24)〜四合目(7:55/8:10)〜五合目(8:34)
〜(8:53/休/9:01)〜六合目(9:05)〜七合目(9:31/9:36)〜八合目(9:57/10:06)〜
九合目(10:20)〜大朝日岳(10:37/10:41)〜九合目(11:02/11:04)〜八合目(11:16)〜
七合目(11:30/11:40)〜五合目(12:28/12:34)〜四合目(12:55)〜
三合目(13:20/13:23)〜二合目(13:54/14:11)〜(14:54/15:03)〜朝日鉱泉(16:18)
ナチュラリストの家 (泊)
8/01 曇り
朝日鉱泉(8:00)=[送迎車]=通行止(8:20/9:00)=[バス]=
米の粉の滝DI(10:08/10:25)=庄内観光物産館(11:03/11:28)=
鶴岡道の駅あつみ(12:05/13:00)=市島酒造(14:45/工場見学/15:18)=
新潟空港(16:00/17:45)=[ANA520]=伊丹空港(18:55)
参加者 14名
実施日 2014.07.30-08.01
ツアー 毎日新聞旅行 yoshinaga
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