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武奈ヶ岳をバックに 西南稜(標高1110m)にて | ||||
MRC例会 | ||||
武奈ヶ岳 標高1214m 御殿山 標高1097m | ||||
坊村〜御殿山〜武奈ヶ岳〜イブルキノコバ〜八雲ヶ原〜北比良峠〜イン谷口 | ||||
9月6日、MRCの例会で武奈ヶ岳に登った。登山コースは、坊村から御殿山コースの急登を踏破し、御殿山へ。御殿山から西南稜を景色を楽しみながら武奈ヶ岳に登頂し、八雲ヶ原、北比良峠を経てダケ道を大山口、イン谷口へ下山するコースだ。 出町柳を7時45分の京都バスで出発。バスに揺られて小一時間で坊村に到着した。登山準備、トイレなどを済ませ明王院へ、ここで準備体操をして登山口から登り始める。 |
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明王院の橋を渡る |
御殿山コース登山口(標高310m) |
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登山口の一歩踏み入れるといきなりの急登だ。30分余り登った標高550m辺りで衣服調整と水分補給の休憩。ここで今年特に異常発生しているカエンダケについて注意を喚起した。 | ||||
いきなり急登の御殿山コース |
急登が続く(標高470m) |
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急登、急登、急登が続く。10時前に標高690m辺りの少しの緩斜面で休憩をとる。P846辺りで休憩を予定していたが、急登に加え気温が高いためみんな大汗をかいている。水分補給をこまめにしないとバテそうだ。 | ||||
急登が続く(標高580m) |
急登が続く(標高720m) |
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少し緩斜面になる(標高800m) |
急登が続く(標高950m) |
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P846辺りを10時20分通過、計画より30分遅れだ。少し登って標高860mの冬道分岐で小休止をとり、ここから右の夏道を巻きながら登った。 標高1010mの冬道分岐に到着、ここは少し広場になっていて西側の展望が得られる。トリカブトがたくさん咲いていて疲れを少し和らげてくれる。 |
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見晴らしに出る 冬道の分岐(標高1010m) |
トリカブト |
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急登が続く(標高1060m) |
御殿山山頂に到着 |
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あと一頑張りで御殿山山頂だ。11時22分御殿山に到着、予定より22分の遅れだ。 御殿山は、標高1090mで武奈ヶ岳の展望が素晴らしい。山頂で記念写真を撮ろうとしたら、羽蟻のような虫が大量に襲ってきた。これではゆっくり山頂で景色を楽しむことは叶わない。早々に下山し、ワサビ峠へと下った。虫が追っかけてくるので振り払いながらの下りだ。武奈ヶ岳から下ってきたグループの話によると数ヶ所のピークには虫が大量に発生しているようだ。 |
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武奈ヶ岳 御殿山山頂より(標高1090m) |
御殿山山頂にて(標高1090m)・・・羽蟻の大群 |
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ワサビ峠(標高1050m) |
西南稜より蓬莱山・・・を展望(標高1110m) |
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ワサビ峠から西南稜を武奈ヶ岳へと登り返して行く。少し登り返して振り返ると、雲がかかりかけている蓬莱山、打見山、比良岳、烏谷山、コヤマノ岳が見える。 峠から登り返して一つ目の1120mのピークは、露岩のピークで休憩場所にうってつけだが残念なことに虫の大群がいて早々に退散。 |
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西南稜の一つ目のピークに登る |
西南稜の一つ目のピークに登る・・・羽蟻の大群 |
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西南稜の一つ目のピークから武奈ヶ岳を望む(標高1120m) |
羽蟻の居ない西南稜で昼食(標高1110m) |
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武奈ヶ岳山頂で昼食を考えていたが、山頂にこの虫の大群がいたら虫のふりかけご飯になりかねないので急遽、展望にいい風通しのいい尾根で展望を楽しみながら昼食にした。いつも狭い山頂や尾根頭などで昼食にすることが多いがこんな素晴らしいところでの昼食は格別だ。 | ||||
西南稜にて(標高1110m) |
武奈ヶ岳へ |
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ゆっくり昼食休憩をして武奈ヶ岳へと登りを再開した。西南稜を快適に御殿山の厳しかった登りを忘れたかのように進み、円錐形の武奈ヶ岳へと登った。 | ||||
武奈ヶ岳 西南陵(標高1140m)にて |
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武奈ヶ岳 西南陵(標高1140m)にて |
武奈ヶ岳へ |
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烏谷山・比良岳・打見山・蓬莱山・白滝山・御殿山 西南稜ピーク(標高1180m)より |
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景色を楽しみながら尾根を登る。下から眺めていた三角錐のピークは、武奈ヶ岳の手前の小ピークで岩稜になっている。ここを越えると主峰が見えてくる。ここにも虫の大群がいて早々に退散を余儀なくされる。 | ||||
武奈ヶ岳へ岩のピークを越える(標高1200m) |
武奈ヶ岳へ(標高1200m) |
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武奈ヶ岳山頂に到着、少し雲が湧いてきて展望は思い通りではなかったが、蓬莱山方向の展望は素晴らしかった。 武奈ヶ岳は、標高1214.4mで三等三角点になっている。山頂にはお地蔵様がお祀りしてあった。北側には一度行って見たいと思っている釣瓶岳が黒く見えていた。予定より20分の遅れで下山開始した。 当初計画の中に、武奈ヶ岳から釣瓶岳に登り八淵の滝に下山するコースや、八淵の滝から登り、釣瓶岳、武奈ヶ岳に登り八淵の滝に下山するコースも考えていた。 比良山遭難防止対策協議会の比良山系登山情報のホームページによると台風11号の影響で八淵の滝方面の大摺鉢辺りが通行不能、台風18号の影響により、比良山の八淵の山遊ルートで高島方面からのルートが倒木等で登山困難になっており、通行止め、大津方面から登山されても高島へ抜けられませんなどの情報でこのコースは中止した。しかしこの協議会の登山情報は、更新日も分からず、平成23年の台風での通行止が現在も続いているのか疑問視される。情報を出す以上しっかりメンテナンス、更新日を記入などをしないと情報が無視され事故につながりかねないと思うのだが皆さんはいかがでしょうか? |
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武奈ヶ岳へ |
武奈ヶ岳 山頂(標高1214m) |
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武奈ヶ岳 三等三角点(標高1214.4m)と釣瓶岳 |
武奈ヶ岳 山頂お地蔵様 |
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武奈ヶ岳 山頂にて(標高1214m) |
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コヤマノ岳・比良岳・打見山・蓬莱山・白滝山・御殿山 武奈ヶ岳より |
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武奈ヶ岳から下山開始 |
八雲ヶ原へ |
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武奈ヶ岳から下山を開始した。コヤマノ岳の裾を巻いて八雲ヶ原へ下る予定だったが間違えてイブキノコバへ下ってしまった。勘違いしたのは「コヤマノ岳・中峠」「イブルキノコバ・八雲ヶ原」の標識で八雲ヶ原の潜在意識が強く、思い込みをしてしまったからだと思う。それまで見ていた地図をここでは見なかったのも原因の一つだ。 | ||||
八雲ヶ原へ |
コヤマノ岳分岐(右へを間違えて左に下る)(標高1130m) |
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そんな訳で尾根筋を八雲ヶ原へルンルン歩きの予定が、谷筋のガラガラ道の下りになりコバから八雲ヶ原までの20分ほどが余分になってしまった。 | ||||
イブルキノコバへ(標高1120m) |
イブルキノコバへ(標高1070m) |
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イブルキノコバへ(標高1020m) |
イブルキノコバへ(標高990m) |
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イブルキノコバへ(標高960m) |
イブルキノコバへ(標高950m) |
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沢沿いの道はかなり雨の影響で荒れている。注意をしながら無事イブルキノコバに下山、ここから巻き道を進み八雲ヶ原のスキー場跡に顔を出した。スキー場跡も草が生い茂り次第に自然復帰に向かっているようだ。 | ||||
大杉 |
八雲ヶ原スキー場跡に出た(標高910m) |
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八雲ヶ原スキー場跡(標高910m) |
北比良峠へ登り返し(標高940m) |
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八雲ヶ原のスキー場跡から登り返して北比良峠へ、花崗岩の砂地の登りはかなり厳しいが頑張って北比良峠に到着した。20分ほど遠回りしたので、予定より約40分の遅れになった。 ここからダケ道をひたすら大山口へと下った。途中カモシカ台で休憩し16時過ぎに大山口に無事下山した。予定より約1時間の遅れになった。ここからは広い道をイン谷口まで下りバスで比良駅に戻るだけだ。 ところがイン谷口まであと3分ほどのところまで下ってきた時、雨が降り始めた。その雨は降り始めから十数秒でバケツを引っくりかえしたような豪雨になって傘も役に立たないくらいだ。雨宿りする場所もなくバスの来るのを待ちやっと乗り込んだ。出発までのバスの車内は滝壷で滝に打たれるバスのようだ。 比良駅に着いてしばらくして小康状態になったが今年の雨の特徴の一部を体験したように思う。京都に戻り反省会をした。皆さんお疲れ様でした。 |
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北比良峠(標高970m) |
ダケ道を下る(標高920m) |
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ダケ道を下る(標高800m) |
ダケ道を下る(標高440m) |
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比良川を渡る(標高400m) |
大山口に無事下山(標高400m) |
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御殿山 標高:1097m 三角点:なし 所在:滋賀県大津市 地図:北小松 |
御殿山 山頂 1097m 2014.09.06 |
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武奈ヶ岳 標高:1214m 三角点:三等 点名:武奈岳 標高:1214.4m 所在:滋賀県大津市 地図:北小松 |
武奈ヶ岳 三等三角点 1214.4m 2014.09.06 |
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コース |