箕作山 山頂にて 
松愛会山歩き会  
箕 作 山 標高372m
赤神山 標高355m 箕作山 標高372m 小脇山 標高373m
岩戸山 標高320m 船岡山 標高152m
太郎坊宮前駅〜太郎坊宮〜赤神山〜瓦屋禅寺〜箕作山〜
小脇山〜岩戸山十三仏〜船岡山〜市辺駅
 10月13日、松愛会山歩き会で箕作山に登った。箕作山は岩戸山、小脇山、箕作山、赤神山の総称だそうだ。コースは、近江鉄道太郎坊宮前駅から太郎坊宮(太郎坊阿賀神社)へお参りして、赤神山、瓦屋寺、箕作山、小脇山、岩戸山、十三仏、船岡山、阿賀神社、市辺駅の縦走だ。

 市辺駅を通過すると、左側に山並が見えてくる。これから登る箕作山だ。太郎坊宮前で降車すると駅舎出口に早速赤い天狗の面太郎坊がかけられていた。

 鈴鹿山脈を越える国道421号八風街道の交差点に大きな鳥居があり正面の山、太郎坊宮に向かって参道が真っ直ぐ続いている。参道の両側には石灯籠が並んでいて快適に歩く。

今日縦走する山々 船岡山・(紅粕山)・・・小脇山・赤神山・(箕作山は赤神山の裏)

小脇山・赤神山

太郎坊宮・赤神山へ
 参道を進むと左側に神田がありその先に大きな鳥居がある。頭上に赤神山の岩の露出した円錐形の山がそびえている。そしてしばらくすると石段が上へと伸び太郎坊宮本殿へと続いている。赤い懐かしい郵便ポストのある石段を登ると成就寺があり石段登りの本番が始まる。石段は麓から本殿まで742段あるそうだ。

太郎坊宮鳥居と赤神山

赤神山

太郎坊宮へ長い階段

太郎坊宮へ

太郎坊宮へ

太郎坊宮 夫婦岩
 車で登ってきた人の駐車場があり石段はさらに続く。御霊水龍神舎がありここから赤神山へとハイキングコースが整備されている。本殿にお参りしてここからハイキングに出かけるのだ。

 石段を上がりきると岩戸のような感じの大岩があり、夫婦岩と言われている。昔から参拝する者には、即座に病気を覗き所願成就するが悪心ある者は、この岩に挟まれると言われてきたそうだ。

 本殿に参拝して展望台から近江平野のパノラマを楽しんだ。

太郎坊宮 夫婦岩

太郎坊宮 夫婦岩(内から)

太郎坊宮

太郎坊宮 夫婦岩

太郎坊宮 展望台からの大パノラマ
 参拝を終えて夫婦岩を戻った、悪心あるものが居なかったとみえて全員岩に挟まれることはなかった。御霊水龍神舎まで戻り、ここからハイキングに出発した。

 赤神山の東側を約半周巻きながら登って行く。ハイキングコースはよく整備されていて歩きやすい。赤神山の北側で尾根に出たところの分岐から尾根を南下し赤神山へと進む。少し急な岩の登りになればすぐ山頂だ。

 赤神山は、標高355mで大きな岩の山塊になっている。360度の展望で西から北にかけてはこれから縦走する箕作山、小脇山が見える。南には先ほど仰ぎ見た太郎坊宮の岩の上が見える。岩の山頂で展望を楽しんで下山、分岐の戻り尾根道を北へと進む。瓦屋寺分岐で右下へ下って瓦屋寺へ。

赤神山へ

赤神山へ

赤神山へ

赤神山 山頂(標高355m)にて

小脇山・箕作山 赤神山山頂から

赤神山 太郎坊宮の岩のピーク

赤神山から下山

瓦屋寺へ

瓦屋寺へ
 瓦屋寺の裏に到着、金色慈母大観音像が目に飛び込んでくる。石段を下って左に進むと瓦屋寺本堂がある。本堂にお参りしてお寺の紅葉を楽しんだ。あと数日後が身頃だろうか。

瓦屋寺に到着

瓦屋寺 観音さま(金色慈母大観音像)

落葉

瓦屋寺

紅葉

紅葉

瓦屋寺をあとに箕作山へ

箕作山へ道標
 紅葉を楽しんで分岐まで登り返し箕作山へと北方向へ登っていった。山頂より少し低いピークから西方向へ左折し少し下って登り返すと箕作山山頂に到着する。

 箕作山は、標高372mで少し木々が切り開かれ明るくなっていて少し展望が望める。南側下には赤神山がら三角錐に見える。北側を覗くと比良連山、琵琶湖、竹生島、伊吹山などが見える。雲がなければ横山岳、金糞岳なども見えるそうだ。ここで景色を楽しみながら昼食にした。

箕作山 山頂(標高372m)

箕作山 山頂で昼食

箕作山 山頂にて

赤神山 箕作山より

箕作山 山頂からの展望 右奥は伊吹山
 昼食後は、縦走の続きだ。箕作山を下山し、鞍部から登り返すとP370を通過し、また下って登り返すと小脇山に着く。

小脇山へ

小脇山へ

小脇山へ

小脇山 山頂に到着
 小脇山は、標高373mで三等三角点になっている。小脇山から南側の展望があり赤神山の尾根が見え、近江平野が一望でき、遠くに飯道山、鈴鹿の山々が望める。

 山頂から岩戸山まで南西に続く尾根には小脇城跡があったようだ。少し下ったところに石垣の跡が残っている。この辺りは八風街道(はっぷうかいどう)の交点で、箕作山の北側の箕作城跡などと拠点だったのだろう。
少し下った岩戸山の山頂の岩には、野洲の旗振山を射す矢印が岩に刻まれている。

小脇山 山頂

小脇山 三等三角点(標高373m)

赤神山 小脇山より

小脇山 山頂にて

小脇山からのパノラマ

小脇山城遺跡跡

岩戸山

岩戸山 小脇山城遺跡

岩戸山 矢印は野洲の旗振山を指している

岩戸山からの西側の展望

岩戸山からの南西の展望

十三仏辺へ
 岩戸山を下っていくとさらに大きな岩が現れ岩戸山の所以になっている名だろうか。その岩に十三仏が刻まれているという。十三仏は聖徳太子が巨岩に爪で描いたと伝えられている。以前にも探したが見つからずどうも巨岩に張り付いて建てられたお堂に納められているようだ。それにしても巨岩がそびえる岩峰の山だ。

十三仏のある大岩

十三仏はお堂に中に

大岩と紅葉

大岩と紅葉

十三仏をあとに長い階段を下る

長い階段を下る
 十三仏をあとに麓まで参道には四国八十八ヵ所の仏像が続いている。長い長い不規則な石段を標高差160mほど下った。やっと平地に出て快適な歩きになった。

長い階段を下る

長い階段を下りやっと平地に

小脇山をあとに

船岡山へ
 紅粕山を半周して広い道路を横切り船岡山に登り、万葉歌碑を見て阿賀神社に下り、市辺駅へと無事戻った。今回は色々見るところがありゆっくりしたため予定時間を約1時間オーバーしたため日帰り入浴は取り止めにした。参加者の皆さん少し長かった縦走お疲れ様でした。

船岡山 山頂

船岡山 万葉歌碑に到着

船岡山 万葉歌碑

市辺駅へ

小脇山・箕作山・赤神山 市辺駅辺りより
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箕作山
標高:372m

三角点:なし
所在:滋賀県近江八幡市
地図:八日市










箕作山 山頂 372m 2014.11.13
小脇山
標高:309m

三角点:三等
点名:老蘇
標高:373.4m
所在:滋賀県近江八幡市
地図:八日市








小脇山 三等三角点 373.4m 2014.11.13

コース
 京都(8:18)=[新快速米原行き]=近江八幡(8:54/9:07)=[近江鉄道八日市行き]=
太郎坊宮前(9:21/9:35)〜太郎坊下(9:47)〜本殿(10:10/10:21)〜赤神山(10:46/10:58)〜
瓦屋寺(11:27/11:36)〜箕作山(11:57/昼食/12:32)〜小脇山(12:58/13:08)〜
岩戸山(13:19)〜十三仏(13:26/13:34)〜休憩小屋(13:48/13:55)〜船岡山(14:39/14:45)〜
万葉歌碑(14:52)〜阿賀神社(14:56)〜市辺(15:05/15:23)=[八幡行き]=
近江八幡(15:34/15:37)=[新快速姫路行き]=京都(16:12) 
 (計画より1時間遅れで日帰り入浴は中止)

天 候  晴れ時々曇り
参加者 14名 
実施日 2014.11.13