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空山 山頂の平成之大馬鹿門 |
宍粟50名山 |
空 山 標高901m 平成之大馬鹿門 |
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池田登山口〜空山〜P693〜三角点峰〜魚町公園 |
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12月9日、平成之大馬鹿門の建つ空山に登った。梅田を7時50分にバスで出発、加西SAで休憩、山崎ICで高速を降り宍粟市へと向かう。道の駅千種に立ち寄り小休止をして千草町西河内へ細い林道を上がって登山口に着いた。
登山口の上へ200m程にバスが回転できるところがありそこまで上がる。ここでバスを降り登山支度をして少し戻って登山口から歩き始める。
しばらくの登りは左側に石垣があり集落の跡か田んぼ跡が続く。やがてカヤトの広がるところになり振りかえると後山が美しくそびえている。 |
林道終点
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空山登山口(標高585m) |
空山へ |
後山 |
今度はうっそうとした杉桧の林に入って行く。植林された山は手入れされているようで比較的明るく時々陽ざしが光る。小さな沢を渡り沢沿いに次第に高度を上げていく。 |
樹林帯へ入って行く |
空山へ |
空山へ |
空山へ |
標高700m辺りに露岩がでてきて登ってきた感じを受ける。しばらくして右方向に沢を登っていき、そこから尾根道へとつないでいく。標高760m辺りから急登になる。頑張って一歩一歩登る、昨夜来降った雪を踏みながら滑らないよう注意しながら登る。 |
空山へ |
空山へ(標高760m) |
空山へ |
空山へ |
もうすぐ尾根にでそうな標高830mで最後の休憩をとり、尾根に上がり山頂へと歩む。尾根にでたところに標識が建っていて、平成之大馬鹿門まで300mとあった。尾根を登り切ると山頂かと思ったらまだ先だった。 |
空山へ |
空山へ尾根道に出る(標高870m) |
空山へ |
もうすぐ空山だ |
ほどなく山頂に到着だ。山頂には塔のような石柱が立っていた。これが平成之大馬鹿門と呼ばれるものだ。
空山は、標高901mで三等三角点になっている。そしてこの空山山頂には、一対の平成之大馬鹿門の片方が建っている。山頂からは、木々の間に植松山、東山など少し展望できる。
積雪は、数センチで山頂付近は風もやみ青空も所々に眺められラッキーな昼食時間になった。下山する頃になると雲行きも少し怪しくなってきた。 |
空山山頂に到着 |
空山 山頂にて |
空山 三角点(平成之大馬鹿門の前) |
空山 三等三角点(標高900.9m) |
平成之大馬鹿門は、平成8年京都の仏教大学の門柱として製作された。しかし、そこに刻み込まれた名称に問題ありとして受取を拒否、全国的な話題となり「平成之大馬鹿門」騒動になった。
大学側は、大馬鹿門が仏教の教えに添わないとし、作者の空氏は馬鹿という言葉に生きがいを失っている現在人、人生ってなんだろうと問いかけるつもりで製作したそうだ。
持ち帰った石門は、多くの申し入れが殺到、結果千種町が譲り受け、21世紀へのシンボルとして千種川を挟んだ1000m級の二つの山、おごしき山(1,095m)と空山(901m)にそれぞれ1基づつ平成9年4月1日に設置された。以来、千種を訪れる登山客の名所の一つとなっている。 |
空山 山頂に建つ平成之大馬鹿門 |
平成之大馬鹿門(正面) |
平成之大馬鹿門(背面) |
平成之大馬鹿門(背面のサイン SORA) |
平成之大馬鹿門と植松山 |
植松山 |
東山 |
空山 山頂 |
空山をあとに下山は魚町公園へと下った。尾根に沿って下るがかなり急な坂が標高差200mほど続き、標高700m辺りから緩やかな下りになる。 |
空山山頂をあとに |
魚町公園へ |
魚町公園へ |
魚町公園へ |
鞍部から標高差30mほど登り返すとP693を通過し、少し下ると林が切り開かれた明るく展望のある場所になり、ここで小休止をとった。雪を頂きはじめた植松山が横たわって見える。その右端の手前の尾根の先に尖ったピークがありこれから立ち寄る三角点の峰だ。 |
魚町公園へ P693の登り |
P693を通過 |
P693を下って休憩(標高650m) |
尖った峰はこれから行く三角点峰 |
植松山方向の展望 |
また樹林帯に入っていくが広葉樹が増えてきて、落葉の初冬の温かい風景になってくる。小休止をしてから7分ほどで標高590m鞍部になる。その鞍部の少し手前に尾根の左右に下る分岐がある。鞍部から約20分尾根道のアップダウンを繰り返し快適に登り返すと、小休止のとき見えていたピークに到着する。
P687にはベンチがあって休憩場所になっている。そのベンチの横に、四等三角点がおかれていた。足元には木立の間から千種川沿いの朝通った県道が見える。 |
魚町公園へ |
誰が名付けた「宇宙からの贈りもの」 |
魚町公園へ |
魚町公園へ |
P681に到着 |
空山大谷 四等三角点(標高681m) |
魚町公園への下り道は、尾根筋散策道とアカマツの林があるがアカマツの林を下った。アカマツの林の下りは尾根の急峻な下りでかなり手ごたえがある。標高590m辺りで散策道に合流し、大きく道がジグザグしながら下っていく。やがて登山口に近づくと小雨が降りだした。散策路出口と言うか入口は急坂の石畳の道になっている。良かれと思って作った石畳だが苔が生えてつるつる滑る。石畳を避けて脇を苦労してやっと下った。
道路脇は魚町公園になっていて、空山登山口の標識が建っていた。回送してきたバスの乗り、波賀町の東山温泉へと向かった。高濃度の天然ラドン温泉だそうで、ゆっくりくつろぎ汗を流した。
おごしき山に建つ平成之大馬鹿門のもう1基、機会があれば、後山などの登山と合わせて行ってみたいと思う。ご案内頂いたリーダーさんありがとうございました。ご一緒の参加者の皆さん楽しい山旅をありがとうございました。 |
魚町公園へ |
魚町公園へ |
魚町公園へ |
魚町公園 空山登山口 |
魚町公園に無事下山 |
東山温泉 メイプルプラザ(宍粟市波賀町) |
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空山
標高:901m
三角点:三等
点名:空山
標高:900.9m
所在:兵庫県宍粟市
地図:西河内
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空山 三等三角点 900.9m 2014.12.09 |
空山大谷
標高:681m
三角点:四等
点名:大谷
標高:680.7m
所在:兵庫県宍粟市
地図:西河内
空山から南へ延びる尾根のピークにある
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空山大谷 三等三角点 680.7m 2014.12.09 |
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コース
大阪梅田(7:50)=[バス]=加西SA(9:01/9:12)=山崎IC(9:30)=
道の駅千種(10:00/10:08)=西河内・池田登山口(10:34/10:45)〜(11:25/11:28)〜
空山(11:44/昼食/12:10)〜P693(12:42)〜(12:46/12:54)〜分岐(12:57)〜
P687・三角点(13:21/13:28)〜魚町公園(13:53/14:03)=[バス]=
東山温泉・メイプルプラザ(14:33/入浴/15:26)=赤松SA(16:43/16:53)=梅田(18:00)
天 候 曇り(小雨、晴れ間、風、曇りが猫の目のように変わる天気 下山あと少しで雨)
参加者 15名
実施日 2014.12.09
ツアー 毎日新聞旅行 nishijima nagao
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