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小倉山 山頂にて | ||||
松愛会山歩き会 | ||||
小 倉 山 標高296m | ||||
阪急嵐山〜渡月橋〜展望台〜小倉山〜JR嵯峨嵐山 | ||||
12月18日、松愛会山歩き会で小倉山に登り、下山後は柚子の里水尾で忘年会を行なった。17日中心気圧が948ヘクトパスカルまで猛烈に発達した低気圧「爆弾低気圧」で北海道から日本海側に大きな被害が出ていた。数年に一度の猛吹雪に見舞われた北海道では、暴風と雪であたり一面が見えなくなる「ホワイトアウト」になり、新潟では集落が孤立するなど全国的に被害が発生した。 大阪を出るころは雪の気配もなかったが、桂を過ぎる頃から雪の気配が始まり嵐山駅では一面雪になっていた。雪国では生活にかかる大変なことになっているが、ここでは小雪が降って楽しい。 阪急嵐山から嵐山公園の中之島は一面雪で、渡月橋の向うに雪を少し頂いた小倉山が見える。その先の愛宕山は雲の向うで見えない状態だ。 |
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小倉山・渡月橋 |
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嵐山・小倉山・渡月橋・桂川 |
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渡月橋を渡り、桂川の左岸をしばらく歩くと、嵐山公園亀山地区に着く。石段を登って公園奥へと登って行く。紅葉の石段道も素晴らしいが、今日は雪の石段道、情緒があってなかなか素晴らしい。 | ||||
小倉山へ |
小倉山へ(標高40m) |
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小倉山へ |
小倉山へ |
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石段を登り切ると広場になりその左奥に展望台がある。この展望台から保津峡が展望でき、河川の岩は雪で白くなり小倉山の右裾に沿ってトロッコ列車の線路が続いている。雪景色の保津峡はなかなかいいものだ。公園には名残のもみじなどの紅葉の名残にいきなり雪がやってきて、雪ともみじのコントラストが実に素晴らしい。 | ||||
展望台(標高80m) |
保津峡 |
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保津峡 |
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雪と紅葉 |
雪ともみじ |
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小倉山へ |
小倉山へ |
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数ヶ所の展望台を過ぎると公園出口になる。ここから左右に道が分かれているが右が尾根道のようだが、新雪を踏んだ足跡を辿ることにして左をとった。 標高220m辺りまで緩やかな登りの尾根の巻き道を登った。ここから右折して標高250mの尾根筋に出た。この尾根は四ツ辻になっていて清滝の方に下る道のようだ。小倉山は尾根に沿って北方向へと登って行った。 |
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雪道 |
小倉山へ |
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雪道 |
小倉山へ |
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小倉山へ |
小倉山へ |
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やがて広い自動車道に出た。道は雪で白い絨毯を引いたようなスロープだ。道の左側にはフェンスがしてあり自然林でなく雪で覆われていてよく分からないが廃棄物の捨て場のようだ。旧国鉄が山陰線のトンネルの掘削工事の残土置場らしい。 旧国鉄が1982年から山陰線複線電化のため小倉山トンネルの建設で出た残土を小倉山山頂に残土置場として利用した。残土は20万立方メートル、ダンプカー4万台分の土砂だ。工事終了後運び出し約束だったが、引き継いだJR西日本は搬出せず放置したままにしていた。その後、土砂を搬出しないで土盛りや植林をして修復することで落着いたそうだ。そんな訳で山頂に車道があったり様子の異なる山容になっているのだそうだ。 |
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白い絨毯の道 |
小倉山へ(標高260m) |
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小倉山山頂取付き(標高270m) |
小倉山へ |
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広い自動車道を進み、峠状になったところから山頂へと入って行く。 小倉山は、標高296mで山頂は木々の中だ。ただ少し間引かれているので天気が良ければゆっくりできそうだ。雪も次第に強く降りだしたので早々に山頂をあとにした。 当初の計画は、山頂を越えて六丁峠へ下り、保津峡駅に向かう予定だったが、雪のため安全を期して往路を引き返すことにした。嵐山高尾パークウエイの道路脇下が崖になっていて保津川まで真逆さまに落ちる事故もありうるとしての判断だ。 |
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小倉山 山頂(標高296m) |
小倉山 山頂にて |
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小倉山山頂をあとに |
嵐山へ |
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分岐まで戻り今度は尾根道を下った。尾根道は露岩の道が多くそこに雪が積もっているので滑りやすい。注意しながら慎重に下った。公園出口で往路の道に合流した。あとは往路を引き返した。 | ||||
嵐山へ |
嵐山へ |
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嵐山へ |
嵐山へ |
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雪景色 |
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嵐山へ |
嵐山へ |
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嵐山へ |
嵐山へ |
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嵐山へ |
嵐山へ |
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さざんか |
もみじ |
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雪南天 |
雪南天 |
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嵐山公園の入口に全員無事下山した。ここからJR嵯峨嵐山駅までしばらく雪の中を歩いた。JR嵯峨嵐山駅に到着すると雪のためダイヤがかなり乱れていたが、丁度いい具合に15分ほど遅れの福知山行きに乗ることができた。 今登ってきた小倉山の下を今度はトンネルで通り抜け、さらに第一保津トンネルを抜けると保津峡駅に到着。今日は小倉山の山頂に登り、その小倉山の下のトンネルを抜けるのはなかなかないことだ。 |
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雪降る嵐山 |
雪で霞む渡月橋 |
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JR嵯峨嵐山駅に到着 |
突然の大雪でダイヤ混乱(15分遅れ) |
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雪をかぶった柚子 |
食欲旺盛 |
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送迎バスで、柚子の里水尾のまるげんさんに到着、早速柚子風呂に入り体を温めた。そしてみんなそろったところで忘年会を実施した。山歩きも元気で頑張るパワーは食欲にありそうだ。すき焼でお肉と野菜をいっぱい頂きお腹は大満足。 今年は、毎月中止もなく12回の山歩き会ができた。鳩ヶ峰に登りとりせいで新年会をかわきりに、天台山に登り焼き牡蠣を頂き、若山、日笠山、五月山、旗尾岳、高野山、比良岳、高取山、甲山、箕作山そして小倉山に登った。 来年は、歳の分元気を出して健康で楽しい山歩きをしたいと思います。皆さんのご健勝とご多幸をお祈りします。ありがとうございました。 |
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忘年会 完食して大満足の模様 |
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まるげんにて |
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小倉山 標高:296m 三角点:なし 所在:京都府京都市右京区 地図:京都西北部 |
小倉山 山頂 296m 2014.12.18 |
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コース |